昨年の暮れ、12月25日の事
いつから置き始めたか思い出さないが、花好きの妻は園芸道具入れにと、プラスチックケースを玄関ポーチに置いた
日当たりの良い南側なので、いつしか紫外線にやられて、可塑効果が無くなり脆く、ボロボロになっていたそれでもしばらくは穴を開けて紐で縫い、繋ぎ合わせて使っていたが、さすがに見苦しく限界と決めた
帰省したイブの夜に採寸測定をして、図面を書き、1枚のボードから、いかに有効に材料が切り出せるかを、背広を作るディーラーの様に、描きだした。
なんとか、90×180cmのボード1枚に綺麗に収まる切り出しの目途が着いた
クリスマスの日、ジングルベルの音楽が鳴り響く、ホームセンター:ハンズマンに早朝から出かけて、早速1枚の合板を購入。ハンズマンには工作場があり、道具も貸してくれるのでさっそく図面どうりに線引き開始。
実は、線引きも難しい作業。この様に、直角の取り方のわずかなずれが、90cmにもなればあっという間に5mm~10mmになってしまう。基本的な線引きでヘマをすると、余計な材料費に繋がる。間違った線引きの時には、必ず正しい線に○、間違った線に×を書くようにしている。
線引きが終われば、丸鋸でカット
鋸を入れる場所は、線の左側0.6mm位にしている。鋸の切り裂き厚が1.2mmとして、その半分くらい線の外側を切れば、後で切断面の仕上げのカンナかけをして、ちょうど線で仕上がるように目論んでいる
ところが、安い合板の悲しさ。このように貼り合わせたべニアの切断面がめくれていった
この対策として、予めカッターナイフで切れ目を入れて、先割れを防ぐとして、それから鋸を入れることにした
でも、電気丸鋸は、真っすぐ切ったつもりでも、ちょっとした運進具合で実はゴニョゴニョ
その切断面に鉋をかけて真っすぐに修正する
こんな収納棚ならプラスマイナス1mmくらいはドンマイ
同じ規格の引き出しなので、部分によって3~6枚の同じ大きさの板が切り出されるので、クランプを使ってまとめ、一気にカンナかけ
部材は全て揃った綺麗に掃除をして道具をお店に返し、少し余った板切れも残さず持って家に帰った
家に帰ると、次々に箱作り。先ずは木工ボンドを塗って~
トントンと釘打ち
釘の頭は、ポンチを使って板面よりも少し埋める
引き出す取っ手はどうしようかと考えていた。そしたら妻が、『アレ使うたい』と自転車小屋(材料置き場兼用)へ。そこから持ってきたのは、以前の自在ドアで使った材料の余り物。トリマーで溝を切った所が、ちょうど指がかかるので、これが良いと思ったそうだ。珍しく使えるような提案だったので、取っ手付けたように褒めて、取っ手付けた(笑)
またまた、妻の提案~『道具がコザコザ(ごちゃごちゃいっぱい)あるんで、仕切りを入れて~』
なるほど、家に居て道具も一番使うのは妻だから~納得~。急きょ設計変更となり、余って持ち帰った板切れで、2枚の仕切り板を切り出して取り付けた
こんな感じで、棚の枠にぴったり入る引き出しが出来た
日向ぼっこに来たフィガロ君も『僕のおやつを入れる箱なのかな』ってな感じで見ています。
ホントはペンキ塗りまでしたいけど、もう赴任先に戻る時間。
この状態で年を越すことになった
平成23年1月29~30日
新年になっても、帰省しないのでなかなか続きが出来ない
やっとこの日に、白いフレームに合わせて、白ペンキで塗装開始。
寒風吹きすさぶ中、震えながら塗った
2日目に、二度塗りして完成!白いフレームとマッチして、綺麗な棚が完成した
これでもうしばらくは使えるだろう。
毎日の様に道具を引き出す妻は、とても喜んでくれました
今年も、綺麗な花がたくさん咲くでしょう。
プラスチックのフレーム枠がボロボロになったら、また今度は木製のフレーム枠を作るのかな
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