Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

実践農業コースによる、踏み込み堆肥づくり

2013年09月09日 22時55分45秒 | Weblog

2013年6月~

 熊本県立農業大学校では、農業に新規参入しようとする意欲有る人を対象として、新規就農研修生を受け入れている。(8ヶ月間)

 毎年の研修生から『土づくりのための堆肥づくり』の要望はあっていたが、『踏み込み堆肥の枠』が無いために、取り組まれていなかった
 
 無いなら作ればいい
外注なら人件費だけでも相当かかるだろうから、材料費だけの手作りですることにした
 デザインコンセプトは、出来るだけ単純・頑丈・安価で出来ること
たぶんこれで行けると、図面を作った

さっそく、作業計画→材料費の試算→購入伺い→購入 と進めていった








無事に購入伺いの決裁がおりて、早速、ハンズマンに買いだし





カラーコンパネには、防腐ペイントのウルトラソートを塗れば、数年は使えるだろう
このスチール丸棒は、1基4枚の枠板を、タルキのコーナーで貫いて連結する為のもの



 材料は手に入ったものの、作る時間がなかなかない~それでも、6月末までには計画どうり進めないと~ちょこちょこ、ちょこっとずつ作った
 時間を見つけては、一気に作成したため、残念ながら写真を撮るのが出来なかった



コーナーのタルキに、上から下まで貫通させる穴を、ドリルで垂直に開けるのは、なかなか難しい~スチール丸棒を曲げて取っ手を作り、貫通棒に加工



実践農業コースとプロ農家養成コースの2基が完成した
180cm×180cm×60cm=1.9m2 約2立米 の踏み込みが出来る容量。
もちろんサッドイッチ式に積み上げたらもっと容量は増やせる



後は、堆肥の材料となる原料集め~
畜産学科に掛け合い、バケット6杯の堆肥を、2つの山に積んでもらった
 





研修生の麦刈り後の麦桿(バッカン)や、野菜部に掛け合ってのスウィートコーンの殻を集めた



2013年7月25日

いよいよ、実践農業コースの堆肥づくりの日
スウィートコーンの殻が良く腐れるようにと、畜舎にあるカッターで細断作業








材料が揃った~





残念ながら、踏み込み堆肥づくりの場面に立ち会えなく、作業の写真が無い~  
※ 踏み込み堆肥の参考になるサイト

http://www.geocities.jp/s_kaoruyama/taihi/taihi.html





作業が終わったら、シートを被せて発酵・堆肥化が進むのを待つ~
これは枠板をそのまま残すやり方~でも枠板の腐れが気になる



もう1基、プロ農家養成コースの堆肥づくりは、また後日のようだ~



これから、仕上げ完成の11月までには、何度かの『切り返し作業』で酸素を入れて、腐熟を進めます  

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