2013年6月~
熊本県立農業大学校では、農業に新規参入しようとする意欲有る人を対象として、新規就農研修生を受け入れている。(8ヶ月間)
毎年の研修生から『土づくりのための堆肥づくり』の要望はあっていたが、『踏み込み堆肥の枠』が無いために、取り組まれていなかった
無いなら作ればいい
外注なら人件費だけでも相当かかるだろうから、材料費だけの手作りですることにした
デザインコンセプトは、出来るだけ単純・頑丈・安価で出来ること
たぶんこれで行けると、図面を作った
さっそく、作業計画→材料費の試算→購入伺い→購入 と進めていった
無事に購入伺いの決裁がおりて、早速、ハンズマンに買いだし
カラーコンパネには、防腐ペイントのウルトラソートを塗れば、数年は使えるだろう
このスチール丸棒は、1基4枚の枠板を、タルキのコーナーで貫いて連結する為のもの
材料は手に入ったものの、作る時間がなかなかない~それでも、6月末までには計画どうり進めないと~ちょこちょこ、ちょこっとずつ作った
時間を見つけては、一気に作成したため、残念ながら写真を撮るのが出来なかった
コーナーのタルキに、上から下まで貫通させる穴を、ドリルで垂直に開けるのは、なかなか難しい~スチール丸棒を曲げて取っ手を作り、貫通棒に加工
実践農業コースとプロ農家養成コースの2基が完成した
180cm×180cm×60cm=1.9m2 約2立米 の踏み込みが出来る容量。
もちろんサッドイッチ式に積み上げたらもっと容量は増やせる
後は、堆肥の材料となる原料集め~
畜産学科に掛け合い、バケット6杯の堆肥を、2つの山に積んでもらった
研修生の麦刈り後の麦桿(バッカン)や、野菜部に掛け合ってのスウィートコーンの殻を集めた
2013年7月25日
いよいよ、実践農業コースの堆肥づくりの日
スウィートコーンの殻が良く腐れるようにと、畜舎にあるカッターで細断作業
材料が揃った~
残念ながら、踏み込み堆肥づくりの場面に立ち会えなく、作業の写真が無い~
※ 踏み込み堆肥の参考になるサイト
http://www.geocities.jp/s_kaoruyama/taihi/taihi.html
作業が終わったら、シートを被せて発酵・堆肥化が進むのを待つ~
これは枠板をそのまま残すやり方~でも枠板の腐れが気になる
もう1基、プロ農家養成コースの堆肥づくりは、また後日のようだ~
これから、仕上げ完成の11月までには、何度かの『切り返し作業』で酸素を入れて、腐熟を進めます
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