2013年9月6日
さてさて~、前回に続いて、プロ農家養成コース24名による、踏み込み堆肥づくりの巻 です
先ずは、講師のK先生から、作業手順の説明です~
この日の午前中は、土づくり講座でしたので、ここでは再確認です
作業開始~麦桿(バッカン=麦わら)を敷き詰め~
スウィートコーンの殻などもガンガン投入
ちなみに手前のは、前回紹介した『実践農業コースの踏み込み堆肥』
また、麦桿を重ね~中に入って踏み込み~
水を掛け ~ 十分湿らせ~
牛糞堆肥を入れ~
また、粗大有機物(そだいゆうきぶつ)を入れ~
また、牛糞堆肥を入れ~
踏み込みは、周辺を重点的に
~中央部は、酸素が通り易いように、踏み込まない~
※中央部の腐熟を進めるために、多孔の塩ビ管を垂直に立てる方法もあります
下がってくるので、また牛糞堆肥を入れ~
腐熟促進のために、石灰窒素を入れ~
※石灰窒素の匂いは、アセチレンガスを出す、カーバイトに似ているが、舞い上がる粉末を吸い込みでもしたら、苦しむ事になる 現在は粒剤仕上げにしてある。
また、水掛~
踏み込み材料が、枠の上まで来たら、4辺のタルキを持って引き上げます~
これでまた、材料を入れられる余裕が出来ます
下には、サンドウィッチ状に模様が出来ています
また、繰り返しです~
何度となく、繰り返します~
だいぶ、高くなってきました~限界はどこまで~
力学的な安定は、板枠と同じ高さが限界~つまり、重心の位置から、サイコロ状の立方体が安定の限界です~
この場合、1.8m~約2mです。
まだまだ、上げます
粗大有機物と牛糞堆肥の交互の層が出来ています
まだまだ、積みます~
一輪車ごと投げ込みます
踏み込み~
だんだんと、材料も無くなってきたので、周辺に散らかった有機物を集めて、これらも綺麗に活用します
箒で綺麗にします~
材料が無くなり、最後には、枠板をハズします。
枠板をそのままにする場合もありますが、枠板を長く使うためにはハズして保管するが良いです
こんな感じに積み上がりました
古ビニルでラッピングして、さらにシートでカバーして腐熟を待ちます
使った道具、枠板を綺麗に洗って乾かし、また来年の活躍に備えます
研修生の卒業は12月上旬ですそれまでに、『切り返し作業』を行い、完熟堆肥に作り上げます。
野菜育苗の床土や畑に散布して、土づくりの材料にします
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