2015年9月中旬~
可愛い系彫刻 第二弾!
フクロウに続き、身近なレオ君とフィガロ君を題材に、考えました
構図は、大きな骨のWELCOMEボーンに前足をかけてぶら下がっている図
夜中に、リビングのソファーにくつろぐのを起こし、観察スケッチ
レオ君、無理矢理に起こされ眠たそうに、『何事』
スケッチを元に、ホウノ木の板に鉛筆描きで配置を検討~
この時、『WELCOME』 は、既に前作で使ったし、『レオ・フィガロ』の名前に変更しました。
ところが、フィガロの ろ ロ が左手が被り書けない事が判明~
仕方なく、フィガロ君の左手をやや広げる事にしました
マジックで、それを下描きしました。
9月19日
シルバーウィーク一日目、いよいよ入刀です~絵的に重なりがなく、考えなくても良い所から、大胆に彫り進みます
おや~夕べから帰省している孫娘が、コンコンという槌音に誘われてやって来ました。『何、コレ』『レオ君とフィガロ君だよ~』
女の子だけあって、それから質問攻め ~~~
さて、文字は凹凸どちらにしようか・・・と悩みましたが、凸にしました。
今回は、電動トリマーで文字を彫る事としました。
先割れ防止のためにも、縁取りの刃を丁寧に入れておきます。
9月21日
おやおや~この日も、可愛いギャラリーが現れました。
レオ君の上には、空間が空いていました。
切り取っても良かったのですが、バランス的に、『かなみつ』を入れる事にしました。
左文字を彫刻刀で凹凸に彫るのは、大変めんどうな作業です。
ここで文明の利器を使いました。
電動トリマー:便利ですが、危険でもあり、失敗する時にはアッと言う間です
這い蹲るように下の窓から刃先を覗き、下描き文字に合わせて動かします。
迷ってジッとしていると、回転摩擦で刃先から煙が上がってきます
予想どうり、『かなみつ』 の ”な ” と ”み” の薄い壁が欠けました
小さな木片を使って、これを補修しなければなりません
指先でも持てない丸い小さな円柱部分は、指で握れる木片の先に、その形に削って作り、プラモデルのピースをフレームから外すように、完成した時ポキッと折って部品完成です
それをピンセットで配置します。
3箇所の補修部品が出来ました
木工ボンドで接着したら、もう大丈夫です。
『レオ・フィガロ』の名前の方は、周りを彫り下げて凸文字にしました。
ボーン(骨)部分を彫り下げます
こちらでは、 ガ の下が欠けてしまいました
幸い、破片が見つかりました
これも接着すれば問題ありません。
もともと、 ガ の下が長かったので、接着後カットしました
9月22日
次男夫婦と孫達が帰ってしまいました。
急に静かになった我が家です~今日は足の裏の、肉球を彫りました。
レオ君の肉球
フィガロ君の肉球 ところが、彫り上げてから気付きました。
なんと、犬の肉球は4つしかないんです
今から、フラットに削って、そこから4つの肉球を彫りなおすのは諦めました。
観察が足りなかったと反省
フィガロ君の右にも空間がありましたので、そこにはを彫る事にしました。
9月23日
シルバーウィークも終わって、毛むくじゃらのレオ君をどう彫るの
最初はV字刀で小さな毛模様に彫ってみましたが、どうもおかしい~
U字刀で彫り治しました
9月26日
この日の朝、腰痛で苦しんでいました。
原因は、前屈みの姿勢で彫刻をするからだろうと思います。
そこで、版木面を出来るだけ高くし、前屈み姿勢をしないでよいように、マルタ台を載せて、この上で彫る事にしました
キャバリアのフィガロ君の顔の彫りはレオ君と比べてハッキリしています。
こちらは彫り溝を強調し、V字刀で毛並みを現しました。
鼻の穴も丁寧に穴を空けます
ヒゲをどうしようか考えました。V字刀で左右40本の毛を彫ると、VがVを削り取ってしまい分からなくなってしまいます。
生え際の毛穴のみを現すことにしました。
だいたい彫り上がりました。
塗装前に、細部の彫りや毛羽取りを丁寧に仕上げます
天気も良く、ニスを塗りました
夕方乾いた所で、名前を塗りました。
小面積で表面がフラットなので、こういう時には 割り箸 を筆にしています。
ラッカーで洗わなくて、捨てれば良いからです
目と鼻も黒く塗りました
9月27日
割り箸を尖らせて削って、目の眼光を入れました。
黒目に白い眼光を入れたら、愛嬌が出てきました。
これで、完成です
しばらく日光浴です
どこに設置するか未定ですが、お客さんを出迎えてくれるでしょう
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