Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

ローリータンクへの排水バルブ取付け!

2016年12月21日 23時19分08秒 | Weblog

2016年12月21日

2015年度末、新規就農研修生の新たな作物(麦・大豆・ソバ・ゴマ等の畑作物)研修ほ場約40aを整備した   




ところが、ここには水道施設がなく、防除や手洗いの水にも事欠くと予想され、予め500リットルのローリータンクを設置していた。



普通の購入したローリータンクには、排水口(写真左)しか付いていなく、4月の震災前には蛇口を取り付けて研修生を迎えていた。
ところが、『この生活用の蛇口じゃ、防除タンクに溜まるのにイライラする!もっと大きな口径の蛇口と交換してくれ』の要請が出ていた。




地震後のいろいろに忙殺されて、それにも構われずにやり過ごしていた。
12月上旬、とうとう研修生(実践農業コース)が卒業した後になって、やっと余裕が出来た。
そして、今日、やっと時間を見つけた。

新たな取付箇所は、今の蛇口はそのまま残して、反対側のこの部分。
素人は、『あの排水口に適当な蛇口を取り付けたらいいんじゃ』と思うだろうけど、ローリータンクの溝のピッチ(山から谷~次の山までの長さ)は特殊で、樹脂のためか、ネジが1回転して進む量(リード)が大きく、市販のバルブは殆ど合わない。
仕方なく、口径40mmのエスロンボールバルブを購入し、それに合わせて穴を空ける事にした。




ローリータンクのプラスチック?樹脂?の厚みは、約5mmもあり、なかなか空けるのは簡単ではない。
日曜大工道具から、最大径の穿孔ドリル(ホールソー)の35mmを持参し、穿孔開始




これでも小さいので、ナイフを使って、縁を2.5mmずつ削り広げた。



穿孔した断面にはピッチが無いため、外部からピッチづくりのため、購入した金属性のブッシング水道管継手をねじ込み、ネジ山を作った。
(狭いタンク内部での作業は多難のため予め外からの作業)




穴を空けて、排水口から吐出しきれない水が2cmくらいも溜まっていた。
これを完全に排出しないことには接着剤も着かない
いくらタンクを傾けても出ない水をタオルを突っ込んで吸い出した。




タンク内部には、緑藻類がビッシリと付着していた。
ブッシング水道管継手が着く周辺を綺麗にし、乾かした。




ここまで1時間もかかった・・・・これでやっと取付作業の準備が出来た。
下の写真はブッシング水道管継手とタンク断面、バルブ側の接地面に漏れ防止のために填めるゴムリング




シールテープを巻いて、タンクを地面に下ろし、いざ、タンクの中に



これがなんとも窮屈で作業のしにくい事



頭と右手だけを突っ込み、『クック、クック』息も絶え絶えのねじ込み作業。
事前のピッチを作っていたお陰で、だんだんとピッチを捉えて入っていった。




水漏れ防止に、エスロン接着剤を塗ったが、狭い空間に揮発性のシンナー臭が立ちこめる~長居は気持ち良くなる恐れがあると、素早く塗って早々に退室した。



流動性のエスロン接着剤は、重力に引かれて下方に溜まり、接合面に均等に定着しないので、タンクを立て水平にし、ボールバルブやブッシング水道管継手とタンク断面に均等に広がり定着する様にした。
ここで一服・・いや、しばらく固まるまで二服して、待った。
それにしても、今日は本当に異常に温かい




粘性もだいたい高まった頃、タンクを台座に乗せ、ロープで固定。



ちなみに給水は、雨水です
倉庫の屋根の雨樋からタンクに導水。



3月の設置当時からの設置で、屋根面積約3㎡×約2,000mmの降雨として、約6トンの水がタンクに流れ込んだ事になります。



取り付けていて、頑丈すぎるエスロンボールバルブとタンクの強度の不釣り合いを感じました
来年度の研修生で早々にタンクが割れないために注意書きを残しました。




ここの仕事は、何でもしなきゃならないんで、実に勉強になります。
さあ、これで来年度の研修生は効率的な防除作業や潅水作業が出来るものと期待します。


 
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