Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

単管パイプ倉庫づくり② 整地・天井編

2022年05月14日 09時16分00秒 | 日曜大工

2022年2月~4・5月ゴールデンウイーク(ゴールデンワーク)

今年の「春一番」は2月20日とも、九州北部では、まだ観測していないとも言われていましたが、2月23日天皇誕生日に行ってみると、半壊状態に傾いていました。
この辺りには「春一番」が吹いたようです。

八重桜が咲く頃、南側の屋根が落ちていることに気づきました。
中に管理機や一輪車、肥料もありましたので、救出作業開始です。



南側の、白い波板を取っ払っていたら、支えを無くしたのか、『ギーギードーン!』
全体がペシャンコに潰れてしまいました。
危ない危ない!これでもタイミング悪く下敷きになれば圧死の可能性がありました。



倒れてしまえば、片づけ作業は上から順に取っ払うしかありません。
バール、くぎ抜き、番線切り クリッパー、
ペンチ等で格闘すること1ケ月(4日間)
釘や針金、ガラクタにまみれて、手袋必着で撮影どころではありませんでした。
やっと敷地が現れました。



2022年4・5月ゴールデンウイーク(ゴールデンワーク)

この連休で完成を目指しました。

計画では、排水のために手前から奥にかけて、4mにつき5cmほどの登り傾斜をつける予定です。
また手前の通路から15~20cmくらいの段差があるために、このままではボブキャットを納機する時、ウィリー状態になりかねないと、進入路の高さに合わせて削ることにしました。



ボブキャットのおかげで、約3立米位の土を廃土できました。




廃土途中では、柿の木の根やニッキの木の根が、結構はびこっていました。



平面が出来たら、いよいよ柱の位置を決める【くい打ち】です。
昔習った、【ピタゴラスの定理(三平方の定理)】を活かす時です。



ピタゴラス数から、3:4:5  9+16=25 を選びました。
紐にメジャーを当てて、長さを区切っていきます。
区切りを結び目にしたら、先ず起点に杭を打ち、左右2方向に引っ張れば、直角三角形が出来ることになります。



次は〘水準器〙づくりです。
建物とかには、直角と水平を作りだす・使う ことが非常に大事になります。
水平は、角棒に気泡管が埋め込まれた水準器もありますが、何メートルにわたっての水平を測るには、この様な透明パイプによる、(気泡ではなく)水面で水平を知る方法があります。



市販品のウオーターレベルというものもありますが、自作で透明ホース5mを買いました。
2リットルのペットボトルの側面に穴を開け、接着剤チューブの付属品のノズルを突っ込み接着しました。
製作費 ホースのみで数百円!



使い方
基準となる起点を柱のクランプ下としました。
この場合10cmの位置にし、排水して水面を調整します。
(二人作業なら、ペットボトルを傾けて水面を調整しますが、この写真は調整前です)




このホース先を、奥の柱(5cm高の傾斜を付ける計画)に持っていった時の水面、写真の定規5cmのところが水平の位置になります。
5cm高の傾斜を付け上げるなら、基準となる起点がクランプ下が10cmの位置だったので、水面は5cm下の位置まで上がるよう固定ベースを5cm上げて、調整します。
でも、一斗缶の固定ベースは重たくて、テコで持ち上げたりして、缶下に土や小石を打ち込む等して、5cm高の傾斜を付けました。
水平のほうがズッと楽です。




こうやって、6本の柱が立ちました。
まだ左右3本の柱はグラグラで、倒れやすい時です。




基準の柱が決まれば、後はどんどん単管パイプを連結していきます。
が、一人作業なので4mパイプを、2mの高さに乗せるのも大変。
乗ったと思ったら、スルスル・コロコロと滑り落ち・・ギャーン・・と音を立てる
ついには紐で結んで、クランプを噛ませるという効率の悪いやり方でした。
直交クランプと自在クランプを使い分けて、ラチェットレンチでどんどん固定していきます。




斜めの鎹(カスガイ)を取り付けたら、ぐらつきが無くなりガッチリとなってきました。



次は、屋根の波板を支える垂木の取り付けです。
7尺(2120mm)の波板2枚を中央で重ねますので、中央の垂木を先に決めます。
あとは、均等配置になる様間隔をとり、マジックで印を付けます。
こんな時、垂木の芯・芯に印を付けるか、左右のどちらかに印を付けるか、迷ったりしますが。
これに限らず、芯・芯に印を付けるのが、間違いが少ないと統一しています。



ちゃんとした垂木クランプは1個240円もしましたので、塩ビ管固定用のサドル(売り場は別)を使う事にしました。



垂木の取り付けが終わりました。



傘釘で固定する前に、波板を並べて、重なり部分を山・谷いくつにするか決めました。



波板の傘釘止め作業は、奥の方+下の波板から順に固定していきます。
脚立に乗って、手を伸ばし傘釘を打ちます。波板の規格は幅65.5cmで、長さは各種と、幅だけは統一されています。
何故か?これは人が手を伸ばして傘釘を打つ時、力が入る限界だと思いました。




天候に恵まれ、屋根波板の傘釘止め作業は順調に終えることが出来ました。


さて、次は側面張りと床面作業です。
近日公開予定、乞うご期待!

単管パイプ倉庫づくり① 準備編

単管パイプ倉庫づくり③ 完成編 - Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!


お願いイイネなら、『熊本県人気ブログランキング』をクリックして、投票して下さい。

 ランキングに参加中です。 クリックして応援お願いします!

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!





最新の画像もっと見る

コメントを投稿