2022年2月11日(建国記念の日)
母は漬物づくりが好きだった。
タクワン漬けは、市販のよりも美味しかった。
母が入院~亡くなっても、漬け込み仕掛けたのはずっとそのままだった。
それを処分し、綺麗に樽を洗ったのは、つい先日の事・・・・・臭い匂いと、汚物的な変質物を処分しながら、洗いながら、食品加工の継続性・技術伝承とかいろいろ考えた。
2022年2月上旬
とやかく思いながらも、残された者には時間は過ぎていく。
菜園の大根は育っていく。
そこで食べきれない大根を漬けることにしました。(母の死後、2回目)
『つの字』に曲がるまで、縁側で干しました。
2022年2月10日
決行日の前日、コイン精米機から夜な夜な米ぬかを集めました。
2022年2月11日、3連休の晴天日は今日しかありません。
冬の寒風と日に晒されて、みずみずしかった大根が皺皺です。
『つの字』や『くの字』に曲がるモノもありましたが、今日しかありません。
午前中は、別の工作をして、午後まで干してました。
前日の内に準備していた買い物です。
左上から、利尻昆布30cmくらい、沢庵漬素、ザラメの砂糖、唐辛子、食塩。
これは、母が使っていた重石で、石臼挽の上部の回転臼の方で、穴には親父がしてやっただろう、VVFの電線を通して運べるようにしてあります。(下の固定臼は穴が無い)
これも埃だらけでしたので、高圧洗浄機で綺麗にしました。
回転臼は、10キロ・15キロ・17キロの3つあり、他にも自然石の重石もありましたが、今回使うのはこの3つにしました。
失敗しない美味しい漬物は、指定の分量を守る事だと、経験しています。
『目分量で、つかみでいくつ・・・とか、10年早い!』
干しダイコン重量は、10キロありましたので、『調味ぬか』60kgの表示数値の6分の1で計算しました。(参考にするサイトにより、分量は色々有)
利尻昆布30cmをハサミで刻み。
沢庵漬素=13g ザラメの砂糖=700g(1kg入れました) 唐辛子=6本分位 食塩=670g(長期保存として700gにしました)
庭先での、計量風景。
柑皮(カンピ)は、ユズがたくさんあるので、皮を薪ストーブで乾燥させたものです。
天日乾燥は品質があてになりませんが、薪ストーブでの乾燥は確実です。
ダイコンも干しダイコンにしています。
5~6個分の柑皮ですので、風味が出ると期待します。
米ぬかは、単純計算では500gですが、計算どうりでは隙間だらけになり、とても足りません。集めた米ぬかはたくさんあるので、2kg使いました。
左、漬物袋の漬け樽。
向こうから、干しダイコン、調整ぬか、干しダイコンの葉をそれぞれの樽に入れて、準備が出来ました。
先ず、漬物袋の底に、調整ぬかを敷いて、外側に大きな(長い)ダイコンを、頭・尻・頭・尻で円周に並べ、内側に行くほど、小さな(短い)ダイコンを並べます。
中央とか空間が出来るので、そこに乾燥葉を丸めて詰め込みます。
調整ぬかをふって、またダイコンを並べます。
何層かこのサンドウィッチを繰り返し、最後は中途半端な空間が出来やすいので、残りのダイコン葉を押し詰め、出来るだけ空間を無くします。
残った調整ぬかを全部入れて、表面をヌカで覆ってしまいます。
乳酸菌は嫌気性菌ですので、出来るだけ手で圧をかけて空気(酸素)を抜きました。
寝技的にぎゅうぎゅうと押さえ込んで、素早く袋の口をネジリ、ヒモで縛りました。
重石は、干したダイコンの約3倍が目安の様ですが、回転臼は、10キロ・15キロ・17キロの3つで、42kgを乗せました。
重すぎが、吉と出るか凶と出るか?
来週の観察で調整したいと思います。
今年の4~6月が楽しみです。
総重量は、60kg近くになりましたので、さっそく午前中作った台車で運びました。
重量物(石)運搬台車を作りました! - Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!
健康にいい!沢庵(たくあん)に含まれる栄養と健康効果9選について - 健康にいい! (hatenablog.com)
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