2020年2月
2019年8月に手作りスロープを完成しました。
しかしながら、”製造者責任” というか、使う頻度が低いので、とりあえずの大きすぎるブルーシートでモコモコとくるんで、紐をかけ、裾はブロックで押さえていました。
誰が見ても、『見苦しい』し、僕も許せない思いをずっと持っていました。
そこで、新たなブルーシートを購入しました。
図面から、2分割式のスロープを綺麗に、しかも最小限で包めるシートの大きさを予測しました。
どうやら、3.5*3.5mで良さそうです。
これを各スロープの大きさに合わせ、違う寸法で2分割しました。
さて、自啓館ロビーに我が家から持ち込んだのは、妻からのお下がりのミシン。
糸は、耐久性を考えて、鳥害防止テグス!
下糸のボビンにテグスを巻いて、上糸のテグスを通し、切断した辺を折り込んで”直線のまつり縫い”
ところが、10cmも進まないのに、下糸が切れます?
このボビンケースは『垂直半回転釜式』の一般的なミシン。
・切れるということは、下糸が固い?
ボビンケースの窓から出るテグスを持って、ヨーヨーみたいに下げてもテグスが出てこない!
つまり、下糸が固い事が証明できました。
ボビンケースの小さなネジを弛めて、ボビンケースをぶら下げ、10cm位滑り出る様調整しました。
ところが、それでもまだ切れが続きます?
総延長7mを縫うのが、遅々として進みません!
ため息だけがでます。
押さえ金(ヲーキングフット)が不適なのか?
結局、送り歯(金属の小さな鬼の洗濯板みたいなモノ)とブルーシートの相性が合わず、滑って進まない(送れない)事による、運針セット数(3mmとか)と送り歯のずれによる、下糸への負担で切れると判断しました。
対応策は、送り歯を補佐し運針セット数(1インチを何針縫うか)を合わせるしかありません。
右手でブルーシートを一定速で奥へ引っ張り、左手で綺麗な折り込みと直線を維持する操作に改善しました。
スピードではなく、一定速で、ともかく順調に縫うことです。
やっと総延長7mを縫い遂げました。
さて、紐は見苦しいので、周りからは見えない綴じ方として、ゴムで引っかけ止めにしました。
自転車のチューブはたくさんあります。
ウナギの腹を割くように、ハサミで4つに裂きました。
4本のチューブから、16本のゴム真田(さなだ)を準備しました。
次は、フックづくりです。
針金ハンガーをペンチで切り、曲げ、S字フックを8個作りました。
包んでみる準備は完了。
ブルーシートを外に広げました。
さっそく包んでみました。
計算どうり、綺麗に包めています。
ただ、この段階のフックは、ブルーシートをツッポイダ状態で、このままでは破れが広がります。
自宅から『ハトメ』雄・雌を持ってきました。
専用のハトメ穿孔ポンチで穴を開けます。
穴に雄型を通し、雌型のアルミリングをハトメ機にセットし、挟みつぶします。
綺麗にハトメが出来ました。
ここにフックを引っかけます。
お歳暮等の菓子折の包み方もそうですが、どの位置に置いて、どこから折りはじめ、どう折り込むかは包みの出来を左右します。
誰がやっても迷わず、綺麗に包めるように、指示メモの、置き位置、折り順をマジックで書き込みました。
菓子折的に、綺麗に包めました。
ビフォー
アフター
手作りスロープを作った時のブログです。
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