2022年4月下旬
63歳になって新しい職場に異動するのは辛いものがあります。
唯一?の楽しみはお昼の弁当!
前職場では、一番にレンジでチンしていました。
ところが、この職場では《届かない》
なんと、この冷蔵庫の上に乗せてあったのです。
《足(手)が届かない!・下手すると弁当を頭からかぶってしまう!》
『こんな設置の仕方ってある?みんな不便は感じないのか?』
床には椅子が置いてあり、使う人は椅子を踏み台にしてチンしている!
『自分の家なら、誰でも何か改善するだろう。職場だから、ちょっと我慢して使えば、それで済む!』
おそらく、そう思って誰も何もしないに違いない!
『でも、俺はガマン出来ない!台を作ればいいじゃないか!誰も改善しないなら、俺が作ってやる!』
見ると、流しと冷蔵庫の間に40数センチの隙間があります。
消火器の勝手な移動はウルサイから、この位置に置いたまま、ここに電子レンジの台を置こう!
それから、自宅からメジャーを持ってきて計測開始。
大まかな図面をエクセルで作成しました。
作成の注意点を整理すると。
①流しのドアの取っ手の張り出しがあるので、台の縦板の間隔(流しと冷蔵庫の間)は、40cm以内にする。
②電子レンジの台面と流しをフラットに合わせる。
③消火器をそのままの位置に置けること。
問題は材料ですが、自腹のお金は出来るだけ遣いたくない!
心当たりがありました。
子ども(3男)が使っていた、ベッドを解体して実家に(そのうち何か出番があるだろう!)と、置いていたのです。
早速引っ張り出し、軽トラックの荷台に広げました。(高さが丁度良い!)
2段ベッドの材木は、硬い木が使われています。
つまり、割れや変形の無い木材で結構重たいんです。
図面に従って、丸鋸でジャンジャン切ります。
図面の下の横板は縦板2枚を繋ぐ役割がありますが、どう連結するか悩んだところです。
組み立て式ベッドは、結合器具で柱の内蔵フックに引っ掛けて連結する方式が多いです。
これを活用できれば、鑿(ノミ)でほぞ穴を開ける必要が無い!
でも、40cm幅の横板の両端にどうやって取り付ける?
切り離したフック部分の板を割ってみました。
ちょうど良い穴が2つありました。
金属フックをはめた状態で、穴をあける位置に印をしました。
ドリルで穿孔し、幸いにもちょうど良い、蝶ナット付きボルトのストックがありました。
こんな感じで、横板は柱になる縦板2枚とガッチリ繋ぐことが出来ました。
さて、次は天板です。
これは、ベッドの簀の子(すのこ)受けの材です。
これを天板受けに使うことにしました。
穴をあけているのは、持参したコーススレッド(ネジ釘)が ”帯に長し、タスキに短し”
だったので、穴を掘り下げてネジが届くようにしました。
鉋をかけて天板と接する面を平らに調整しました。
天板の固定です。
穴あけ理由は同じですが、ネジの頭は埋めたほうが引っ掛かりが無いのも兼ねました。
穴が一直線でないのは、柱になる縦板2本にも打ち込むためです。
形は完成しましたので、ここからは自宅に持ち帰りました。
次は、切断面(木口)の白いところを茶系のスプレーで塗装しました。
これは天板に敷く、フロアタイルです。
カッターナイフでも切れますが、以前指を切ったPTSDがあり極力使いたくありません。
手作り特性ナイフで天板と同じ大きさに、叩いて切り出しました。 3本目のナイフ
カンナで角の面取りもしました。
天板とピッタリです。
2022年4月25日(月曜日)午前7時30分
まだ人気の少ない時間帯で、けっこう重たい台を2階まで運び込み、いよいよ設置しました。
流しと冷蔵庫の隙間に、ちょうど良く収まりました。
これで椅子に上る必要がありません。
電子レンジのドアの開閉も問題ありません。
消火器も取りやすくなりました。
メデタシめでたし
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