以前の職場にいたとき、果樹担当の職員さんが、接木苗を育てて居られました。それを貰ったのです。
平成18年で2年目です。
1年目は3メートルくらい伸びましたので、昨年の暮れに、日曜大工で、木枠と針金を使って、誘引棚を作りました。(日曜大工コーナーでも紹介)
http://heartland.geocities.jp/nyankororin_mike_tama/nitiyoudaiku.html
2目の今年は、それに沿って最長10メートルは伸びています。
さて、デラウエアを買えば、普通は種が無く、実が小さいのですが、多忙な日々で5月のホルモン処理を怠った為に、種有り、しかし粒は少し大きい葡萄となってしまいました。
家族はブツブツ言いながら、ツブツブ出しています。
そんな時に逸話話をします。たぶんギリシャ神話だったと思いますが?良く覚えていません。話のあらすじは、 『大昔のある日、旅の者が化け物”やまんば”が出るという山を恐る恐る通り抜けようとしていました。山の中程に来たときです。”人間か~!旨そうな臭いがする!捕って食うぞ!” 噂どおりにやまんばは出たのです。大急ぎで走って逃げますが、もうそこまで近づいて来ています。待て~っと大声を上げながら追いかけてきます。待て~と言われても、こんな時に素直に待って食われるバカはいません。どんどん走り続けます。ところが走りながらとても甘くておいしそうな匂いがしてきました。それは熟した葡萄だったのですが、それにカマっている暇はありません、今は逃げることです。
ふっと静かになったと、恐る恐る後ろを見ると、見るも恐ろしい姿の山姥が向こうの峠で熟れた葡萄をパクパクと食べています。甘い匂いに誘われたのです。やまんばは、ブツブツ言いながら、ツブツブ出しています。”これは旨い葡萄だが、種が多くて一房食うのも時間がかかってたまらん。しまった!人間を逃がしてしまった。まっイイカ?” 旅の者は、この種の多い葡萄のお陰で逃げる時間をかせげて、無事に麓の村まで行けたそうな。めでたしめでたし』
んなら、種有り葡萄にまつわる昔話はこっでしみゃ。
(それでは、~昔話はこれでおしまい)。
妻曰く『なんねアンタ!んなら、アタシがやまんばて言うとね!』
『いやそんなつもりじゃ、種の多い葡萄も、何かの役に立つ?って逸話を思い出したから、したったい(>_<)』
『ふん!どうせアタシは山姥たい!捕って食うぞ!』
『ひいぇえ~、逃げろ!山姥だ~』
嘘のようなホントの夫婦の会話でした。
さて、数えてみましたが、200房くらいありました。
ただし、お店に出るような、長い房は余りありません。ただし、これこそ正真正銘の完全無農薬有機栽培葡萄です。
南縁側の夏場の日よけ対策が目的でしたので、あまり味には期待していませんでしたが~、いやあ~それは、それは甘い葡萄です!
やまんばさん、どうぞ、どうぞ、ごゆっくり、お召し上がり下さい。(^O^)。
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