2014年6月24日
この年、農大研修部では、新規就農研修生の堆肥づくり実習に使う粗大有機物(藁など)が足りず、実習が出来ないと困って居ました
この事をfacebookで書いたら なんと、その日のうちに農大周辺の酪農家から、麦藁サイレージの失敗ロールの処分に困っているから、あげるよと連絡がありました。
そしてありがたいことに、無料で、農大まで運んでくれました 。
1個300kgくらいある、麦藁のロールを、他の学科分も含めて合計10個も運搬して頂きました ありがとうGMさん
2014年7月18日
この日は、プロ農家養成コースが『踏み込み堆肥づくり』の実習を行いました
失敗ロールの原因は、多くがカラスのイタズラで、破った穴から雨水が入り腐れた物です。
でも、中の方は綺麗に乾いていました。
なかなか吸水しない麦藁に水をかけながら、湿った麦藁を堆肥枠の中に積んでいきます
足で踏み込みながら積んでいくのですが、中央はあまり踏み固めないようにします
酸欠で腐れにくくなるからです
踏み込み藁の1積ごとに、分解する微生物のエサとして、石灰窒素を散布していきます
この石灰窒素を吸い込むと、とても苦しいのですが、今では殆ど粒状になっており、昔の様に粉が舞い上がることはありません
1層1層積み重ねるため、延々と繰り返します
堆肥枠板の高さまで来たら、みんなで枠板の縁をもって持ち上げます
そうすると、また麦藁を踏み込む空間が出来ます。
この繰り返しで、材料があるまで続けます。
最後に、枠板を外して、サンドイッチ状の四角錐に防水シートをかけて密封します
これから何度かの『切り返し作業』で、酸素を中に入れて、腐熟化・堆肥化を促進させます
右が、プロ農家養成コース作。左が実践農業コース作です。
それもこれも、facebookの書き込みを見て、 農大まで運んでくれた酪農家のお陰です
情報発信と、日頃の縁でしょうか感謝です
ちなみに去年の様子 です
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