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定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

太陽熱温水器の屋根のホースの防寒対策

2015年02月23日 22時53分04秒 | Weblog

2015年2月上旬 

春も近いというのに、アップが遅くなってしまいました

私が家を建てた、現住所一帯は、『霜道(シモミチ)』と言われるほど、寒がキツイところ
今年の冬も何度か、お湯の出ない朝がありました

というのも、お湯の水の経路は、水道の配管が一度屋根の上の太陽熱温水器に上がって、温まったお湯がボイラーに吸水される繋ぎ方がされていて、冬の晴れた夜は放射冷却を受けて、屋根辺りで水道管が凍って出ないのです

地中の水道の冷たい真水は出ますが、お湯は出ないので、冷たい水で顔を洗います

そんな1月下旬~妻がコタツの下に敷くアルミシートを、燃えるゴミの袋に捨ているのを見つけたのです
かねてから解決策を検討していたのもあって~(と言っても、22年にもなる・・・・)『これは使えるかも』とひらめいたのです

(これを細く切って、ホースに巻けば、防寒できるんじゃ)と、せっせと、アルミシート1坪分をテープ状に切って、包帯状に巻きました
残念ながら、この切るのと巻く作業に一生懸命だったので、写真に収めるのを忘れました




先ずは、家の裏の1階部分の灯油ボイラー部分から巻き上げ、ハシゴをかけて手の届く雨樋まで

次にハシゴをかけ直して、屋根に上がって、頭を下にしての姿勢で雨樋から上に巻き上げました~

ところが、屋根の上のホースは、瓦の下から出た、ステンレス針金で、ピターッと瓦に止められて、巻き入れる隙間がない



とっても固いステンレス針金をいったん緩めて、ホースを浮かし、巻きました





2階部分は、角の雨水パイプに沿って立ち上げられているので、また、ステンレス針金を緩めて巻きました

頭を下にしての姿勢も怖いが、傾斜のある瓦の上で立ち上がっての作業も怖い~ふらっと、後ろに仰け反りそうになるので、とても怖い





さらに最上屋根へ向かっての上向き作業~ここはつま先立っても頑張っておかないと、上からの下向き作業はもっと怖いから、指先の届くまで巻き上げました



さて、いよいよ今度は、太陽熱温水器のある、最上の屋根での作業です
どうやってそこに上がるか~1箇所しかありません
2階ベランダにハシゴを上げて、そこから真っ直ぐ垂直にかけ方るしかありません
ほとんど垂直なので、ロープで雨樋受けに固定して登りました




さすがにここは高いし、眺めもいい
でも屋根はもっと急勾配になります~とっても重力を感じれるところです
重力はズルズルと足を下に向かって引きずります




実は、ちょうど4年前に、水漏れの修理で登った所です
この瓦の白いのは、長期間の水漏れの結果『水垢』です。

参考にその時の水漏れ修理の様子ですが、後で見てください

http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/175aa700bec2c4fdc1b6962a0d5e8e37



北側は日陰が多く、苔むしていて、苔を踏むとすぐに崩れて、砂のようにザラザラと滑ります



作業姿勢を考えました~安全のため、ここでは上から下に巻き下げることにしました
(緑の針金は、シルバーロールのつなぎ目の押さえです)



横向き作業でだんだんと下に~でも、最後は頭を下にして、身を乗り出す格好での巻き作業~オーバーハングの岩場で身を乗り出す感じ

アルミロールもちょうど足りなんとか無事に終わりました

自分の身を守りながらの撮影は、戦場カメラマンみたいで、ままなりませんでしたが、完成です




こうして報告できたと言う事は、無事だったと言う事ですが~

数日後、県北部に春一番が来たというニュースで、それから凍り付くような寒い朝が来ていません
この効果報告は、今年の冬になるかもしれませんね

それでも良いから『 春よ来い~早く来い~』 


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