8/16(日)に行った高山ダムを、8/18(火)に大河原方面から攻めます(笑)。
いろいろ調べていたら平安のロミ・ジュリ話など伝説の宝庫っぽい…
伊賀の生活圏内南山城地区は見て楽し、行って楽し、お茶も旨い、エエとこですやん
どこへ行ってもだいたい、Y字路で悩むことが多い、右か左かで行き先が大いに変わりますから…
この橋(大河原大橋)を渡り切ったらY字です、案内板も見ずに「右」へ行ったので(方向音痴たる由縁)、
(あぁ、また見たことのある風景の方へ来てしまったぁ、と嘆くのが常で)
とある公民館で方向転換して戻ります、これで何百㍍か余計に走ってしまうのです。
この場所は以前にも訪れたことがあってぜひ紹介したいところなので、また近々書きます。(コイシダニ…名前がいい!)
Y字路の橋まで戻って、仕切り直しの写真※ (※カメラの調子が悪く撮影に失敗したのでgoogle mapから)
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ここを左方面ですが、丁度カーブで つい見過ごしてしまう標識なんです
(標識のせいでなく、ワタシの不注意のせい…)
停車してわざわざここへ行って写真を撮ったら(現物なくてスミマセン)、
【大河原発電所】の説明版もありました。川の対岸にあって、まだ現役で稼働しているようです
(改めて行きたい)
Y字路での行き先間違いと、カメラの調子の悪さのWパンチで随分時間を取ってしまいました…が、
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気を取り直して、木津川を遡る感じで進みますルンルンと
google mapより
≪「明神の滝」というものの、落差のある滝ではなく、岩だらけの早瀬が広がる荒々しい景観のことを言っているようです。
古代より、木津川は重要な水運でした。現在のように自動車や鉄道がないため、物資の運搬に船が使われていました。
伊賀から下ると、ちょうどここが、急流の難関でした。ここで筏(いかだ)をはずし、滝を通過した後に筏を組む、
ということが後々までおこなわれました。≫とのこと。
やっぱり木津川の「水運」はあったけれど、相当の難所だったわけですね、筏を組みなおすほどの
案内板のすぐ下に、大河原発電所の取水ダムがあるそうですが見ることはできませんでした
この取水ダムの上流側が、弓の形に急カーブしており、このあたりを「弓ヶ淵(ゆみがふち)」というそうです。
説明版には、
≪この付近は大河原発電所の取水えん堤ができ景観がかわったが、太古からの大きな深淵を通称〝弓ヶ淵〟という。
天和2年(1682)に書かれた「芽栗草子(しばくりぞうし)」(菊岡如幻)には次のように記されている。
「昔、この地に大和守菅道臣という人がおった。
名張の大領の女を奪いとって、島ヶ原の里に近い伊賀田という所にひそかに隠し住まわせておいた。
やがて一人の童子をもうけた。ところがこのことが明らかになり、名張の大領の徒党が討手にさしむけられた。
道臣は戦いにやぶれて、弓を引っ提げて、崖上より深淵に飛び入って自害した。妻女もつづいて身をなげて死んだ。
以後その亡霊が、いつ時を決めず、島ヶ原の観音堂に参詣しているということだ。」≫
また、
≪剣聖で名高い柳生十兵衛が鷹狩りの最中に、急死した場所でもある≫とか、伝説の宝庫のようなところです…
いよいよ本日(8/18)のメイン目的地!
「弓ヶ淵」からしばらく行くと、府道と側道っぽい分かれ道があります。
散策路があるらしきことは学習してあったので邪魔にならないところに(丁度へこんでいる所があったので)車を止め、
木津川沿いにダムの下まで歩くことにしました💦💦この「散策路」はどうも行止りらしいので…
この絵にある川の傍の細い道が「散策路」になります。
この辺が【夢絃峡(むげんきょう)】といわれるところ(名前が素敵!)
「夢絃峡」伝説とは…
≪伊賀川と名張川が静かに合流する木津川のみなもと。
平安のむかし、大和の国司 絃之丞と名張郡司の姫・夢姫が熱烈な恋愛に落ちましたが、
親に反対され許されない恋と知った二人は永遠の愛を誓ってこの谷に身を投げたという
美しくも悲しい言い伝えがあります。
二人の名前にちなんで名付けられた「夢絃峡」は静寂な景勝のこの地の地名になっています。≫
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対岸に木造三階建の大きな建物・民宿「鶴乃家」が見えます、現在休業中です。
雲鉱泉が涌く源泉があることで知られているようですが、最近の気候変動などにより営業的にはツライところでしょうか
(家人は職場や消防団の会合で行ったことがあるよと言ってました、“秘境の宿”だったと…)
私的には四季折々の景色が楽しみなところです。
ダムの下で行止り、帰り道 景色をよく見ながら戻ると
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見にくいですが、手前の川が「名張川」、奥に見えるのが伊賀から流れている「木津川」です。
2つの大きな峡谷が1つに合流した大きな峡谷で、両岸は険しい断崖で森林におおわれています。
神秘的
ですが、もう少し涼しい時に来たいですね(笑)。
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北向(下流)を見ると奥に「三国越峠」辺りでしょうか…
さぁ、車に乗って高山ダムまで行き、上から覗いて帰ることにしましょう~~
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府道の案内、ダムの上から「散策路」等など
↓(別の日の高山ダム 撮影日:2020/5/24)
季節が変われば、多分、きっと、またここへ来る気がする(笑)、、、
そうそう、スマホカメラの調子は長女に教えられた「(困った時の)再起動」で復活しました(笑)。
いろいろ調べていたら平安のロミ・ジュリ話など伝説の宝庫っぽい…
伊賀の生活圏内南山城地区は見て楽し、行って楽し、お茶も旨い、エエとこですやん
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どこへ行ってもだいたい、Y字路で悩むことが多い、右か左かで行き先が大いに変わりますから…
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この橋(大河原大橋)を渡り切ったらY字です、案内板も見ずに「右」へ行ったので(方向音痴たる由縁)、
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(あぁ、また見たことのある風景の方へ来てしまったぁ、と嘆くのが常で)
とある公民館で方向転換して戻ります、これで何百㍍か余計に走ってしまうのです。
この場所は以前にも訪れたことがあってぜひ紹介したいところなので、また近々書きます。(コイシダニ…名前がいい!)
Y字路の橋まで戻って、仕切り直しの写真※ (※カメラの調子が悪く撮影に失敗したのでgoogle mapから)
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ここを左方面ですが、丁度カーブで つい見過ごしてしまう標識なんです
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(標識のせいでなく、ワタシの不注意のせい…)
停車してわざわざここへ行って写真を撮ったら(現物なくてスミマセン)、
【大河原発電所】の説明版もありました。川の対岸にあって、まだ現役で稼働しているようです
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Y字路での行き先間違いと、カメラの調子の悪さのWパンチで随分時間を取ってしまいました…が、
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気を取り直して、木津川を遡る感じで進みますルンルンと
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≪「明神の滝」というものの、落差のある滝ではなく、岩だらけの早瀬が広がる荒々しい景観のことを言っているようです。
古代より、木津川は重要な水運でした。現在のように自動車や鉄道がないため、物資の運搬に船が使われていました。
伊賀から下ると、ちょうどここが、急流の難関でした。ここで筏(いかだ)をはずし、滝を通過した後に筏を組む、
ということが後々までおこなわれました。≫とのこと。
やっぱり木津川の「水運」はあったけれど、相当の難所だったわけですね、筏を組みなおすほどの
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案内板のすぐ下に、大河原発電所の取水ダムがあるそうですが見ることはできませんでした
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この取水ダムの上流側が、弓の形に急カーブしており、このあたりを「弓ヶ淵(ゆみがふち)」というそうです。
説明版には、
≪この付近は大河原発電所の取水えん堤ができ景観がかわったが、太古からの大きな深淵を通称〝弓ヶ淵〟という。
天和2年(1682)に書かれた「芽栗草子(しばくりぞうし)」(菊岡如幻)には次のように記されている。
「昔、この地に大和守菅道臣という人がおった。
名張の大領の女を奪いとって、島ヶ原の里に近い伊賀田という所にひそかに隠し住まわせておいた。
やがて一人の童子をもうけた。ところがこのことが明らかになり、名張の大領の徒党が討手にさしむけられた。
道臣は戦いにやぶれて、弓を引っ提げて、崖上より深淵に飛び入って自害した。妻女もつづいて身をなげて死んだ。
以後その亡霊が、いつ時を決めず、島ヶ原の観音堂に参詣しているということだ。」≫
また、
≪剣聖で名高い柳生十兵衛が鷹狩りの最中に、急死した場所でもある≫とか、伝説の宝庫のようなところです…
いよいよ本日(8/18)のメイン目的地!
「弓ヶ淵」からしばらく行くと、府道と側道っぽい分かれ道があります。
散策路があるらしきことは学習してあったので邪魔にならないところに(丁度へこんでいる所があったので)車を止め、
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木津川沿いにダムの下まで歩くことにしました💦💦この「散策路」はどうも行止りらしいので…
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この絵にある川の傍の細い道が「散策路」になります。
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「夢絃峡」伝説とは…
≪伊賀川と名張川が静かに合流する木津川のみなもと。
平安のむかし、大和の国司 絃之丞と名張郡司の姫・夢姫が熱烈な恋愛に落ちましたが、
親に反対され許されない恋と知った二人は永遠の愛を誓ってこの谷に身を投げたという
美しくも悲しい言い伝えがあります。
二人の名前にちなんで名付けられた「夢絃峡」は静寂な景勝のこの地の地名になっています。≫
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対岸に木造三階建の大きな建物・民宿「鶴乃家」が見えます、現在休業中です。
雲鉱泉が涌く源泉があることで知られているようですが、最近の気候変動などにより営業的にはツライところでしょうか
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(家人は職場や消防団の会合で行ったことがあるよと言ってました、“秘境の宿”だったと…)
私的には四季折々の景色が楽しみなところです。
ダムの下で行止り、帰り道 景色をよく見ながら戻ると
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見にくいですが、手前の川が「名張川」、奥に見えるのが伊賀から流れている「木津川」です。
2つの大きな峡谷が1つに合流した大きな峡谷で、両岸は険しい断崖で森林におおわれています。
神秘的
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北向(下流)を見ると奥に「三国越峠」辺りでしょうか…
さぁ、車に乗って高山ダムまで行き、上から覗いて帰ることにしましょう~~
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府道の案内、ダムの上から「散策路」等など
↓(別の日の高山ダム 撮影日:2020/5/24)
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季節が変われば、多分、きっと、またここへ来る気がする(笑)、、、
そうそう、スマホカメラの調子は長女に教えられた「(困った時の)再起動」で復活しました(笑)。