この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

正義警官モンジュ、三巻。

2006-10-22 13:37:26 | 漫画・アニメ
 宮下裕樹作、サンデーGXコミックス『正義警官モンジュ』、三巻購入。

 自分の笑いの感覚が一般のそれとズレてるんじゃないかと思うことがしばしばあって、例えば『エンタの神様』とか見ててもちっとも面白くない。あの番組を見て、一時間笑うなよ、といわれても超楽勝だ。
 じゃ何でそんな笑えもしないお笑い番組を見てたのかというと単純に『マイボス☆マイヒーロー』を見てたので、その続きで惰性で見てたのだ。『たった一つの恋』は見てないから、たぶん『エンタの神様』も見ないだろう。
 それにしても今さらながらではあるが『マイボス☆マイヒーロー』は『ごくせん』にくりそつだよな、と思う。単純に、主人公の性別が男から女に、先生だったのが生徒に代わっただけじゃん、って思う。といっても主人公が表向き真っ当な市民のように見えて実はヤクザ(の跡取だったり、若頭)だったりする映画やドラマは昔からあるので、『マイボス☆マイヒーロー』は『ごくせん』にくりそつなのがいけないというわけではない。(『マイボス☆マイヒーロー』は元々韓国の映画が原作。)
 で、今度は『セーラー服と機関銃』である。メガネっ子女子高生がヤクザの組長になっちゃったら、というお話。まぁ新味は無いけど、だからこそのお約束って感じで面白い。
 ところで『セーラー服と機関銃』の主題歌といえばいわずとしれた“さよならは別れの言葉じゃなくて♪”というフレーズで有名な『セーラー服と機関銃』であるわけなのだけれど、あの歌、よくよく聴いてみると実は男の歌であることはご存じだろうか。
 どういうことかというと“愛した男たちを思い出に変えて~”“僕のことを思い出すがいい~”という歌詞なのであるから、自分の元を去って行った(恋多き女である)彼女のことを未練たらしくうじうじと思い出している男の歌なのである。ついでにいうと思い出すがいい、などとアンタ何様?的なことをいっているので、この男、相当なナルシストでもある。
 さらに純粋にこの歌詞を詩として評価すると「思い出に変えて」「思い出すがいい」と重複しているのでお世辞にも上手とはいえないと思う。まるで“愛は今も愛のままで”の福山雅治レヴェルだ。でも必ずしも上手い詩と世間的に受けがいい詩とはイコールではないのだけれど。
 福山雅治といって思い出すのが木村拓哉だ。何でも木村拓哉は雑誌「アンアン」の【好きな男性】部門で十三連覇を果たしたのだそうだ。素直におめでとう、といいたい。なぜならこんなアンケートでキムタクを支持するような女性には自分は興味がないからだ。自分にとってキムタクはいつまでたっても特攻部隊の映画で一人だけ髪がロン毛の男、である。このまま是非とも五十連覇ぐらいはして欲しいものである。
 ところで雑誌「アンアン」なのだけれど、実はこの雑誌名、パンダの「アンアン」に由来するということ調べて初めて知った。こちら。つまり雑誌「アンアン」は雑誌「フェイフェイ」とか雑誌「ユウユウ」とかでもありえたかもしれない、ということである。いや、ないだろう。
 そういえばドラえもんの主題歌でも「アンアン」という歌詞が出てくる。なので、“アンアンアン、とっても感じるドラえもん♪”などと勝手に替え歌を作っていたらドラえもん好きな友人に怒られたことがある。
 そんなドラえもんに似たところのあるモンジュは面白い。
コメント (2)
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