映画『フラガール』、Tジョイ久留米にて鑑賞。
元々、どこにでもいそうな女の子が(といっても美少女限定。笑。)特定のジャンルにおいて数々の困難にもめげずに頑張るという、『がんばっていきまっしょい』から始まって(実際はもちろんもっと前からある)、『ロボコン』、『スウィング・ガールズ』、『シムソンズ』と続くいわゆるガールズ・ムービーは大好きなんですが、その枠を取り去ったとしても『フラガール』は非常によく出来ていたと思います。
この作品を見ていてどうしても思い出したのが五月に観た『佐賀のがばいばあちゃん』でした。あの作品では、例えば主人公が「何でうちは貧乏なん?」とばあちゃんに問い掛けるシーンで二人が寝ている布団がふかふかの真っ白な布団だったり(この場合煎餅布団じゃなきゃダメでしょ)、ばあちゃんが用意した夜食のおにぎりが白米のいかにも美味しそうなおにぎりだったり(ここでもおにぎりは不味そうな麦飯とかにしないといけないだろ)、主人公の同級生が揃いも揃って卸したての真っ白なシャツを着てたり(ボロボロのシャツを着させろよ)、ともかくスクリーンからまったく貧乏臭さが漂ってこなくて、結局貧乏は決して悪いことではないというメッセージも伝わらず、観ていて白けるばかりでした。
それに比べて『フラガール』ですが、こちらは完璧に昭和四十年代の東北が再現されていました。確かに当時の東北ってこんな感じだったのだろうなぁって思えて、そういう作り手のこだわり、本気度が伝わってくるだけでもとても好感が持てました。
物語自体も笑えて泣けて感動できる、しかも主人公は美少女(蒼井優は別に好みってわけではないけれど、でも彼女はこの作品で頑張ってました)、これ以上何を求めればいいのって感じで、鑑賞後、いいものを観た!って思えてすごく満足しました。
老若男女、誰にでも自信を持ってお薦めできる、最高の娯楽作だと思います。
元々、どこにでもいそうな女の子が(といっても美少女限定。笑。)特定のジャンルにおいて数々の困難にもめげずに頑張るという、『がんばっていきまっしょい』から始まって(実際はもちろんもっと前からある)、『ロボコン』、『スウィング・ガールズ』、『シムソンズ』と続くいわゆるガールズ・ムービーは大好きなんですが、その枠を取り去ったとしても『フラガール』は非常によく出来ていたと思います。
この作品を見ていてどうしても思い出したのが五月に観た『佐賀のがばいばあちゃん』でした。あの作品では、例えば主人公が「何でうちは貧乏なん?」とばあちゃんに問い掛けるシーンで二人が寝ている布団がふかふかの真っ白な布団だったり(この場合煎餅布団じゃなきゃダメでしょ)、ばあちゃんが用意した夜食のおにぎりが白米のいかにも美味しそうなおにぎりだったり(ここでもおにぎりは不味そうな麦飯とかにしないといけないだろ)、主人公の同級生が揃いも揃って卸したての真っ白なシャツを着てたり(ボロボロのシャツを着させろよ)、ともかくスクリーンからまったく貧乏臭さが漂ってこなくて、結局貧乏は決して悪いことではないというメッセージも伝わらず、観ていて白けるばかりでした。
それに比べて『フラガール』ですが、こちらは完璧に昭和四十年代の東北が再現されていました。確かに当時の東北ってこんな感じだったのだろうなぁって思えて、そういう作り手のこだわり、本気度が伝わってくるだけでもとても好感が持てました。
物語自体も笑えて泣けて感動できる、しかも主人公は美少女(蒼井優は別に好みってわけではないけれど、でも彼女はこの作品で頑張ってました)、これ以上何を求めればいいのって感じで、鑑賞後、いいものを観た!って思えてすごく満足しました。
老若男女、誰にでも自信を持ってお薦めできる、最高の娯楽作だと思います。