この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

きっこの日記。

2006-10-24 23:59:52 | インターネット
 ついこの間までのことだけれど、っていうか今でも一応はそうなのだけれど、ブログの更新は出来るだけ毎日するようにしていた。なぜかっていうと、下手っっっくそな文章であっても毎日更新していれば少しは上達するんじゃないか?みたいなことを考えていたからだ。つまり文章修行の場をブログに求めていたってわけ。
 でもダメなもんはやっぱりダメ。文才ない奴が毎日文章書いたところでたかが知れてる、ってことを最近よく思う。っていうか、本当はもっと以前から思っていた。
 所詮、書きたいことも書くべきこともないのに、それなのに毎日書いたって意味なんてない。読むべきものなんて何もない。空虚な文章の積み重ねでしかない。
 自分に関してはそうなんだけれど、ほぼ毎日、いや、ほぼなんて副詞が要らないぐらいに毎日更新されていて、なおかつ読む価値があるブログがある。
 今さらここで紹介するのもどーかと思われるぐらい有名だけれど、それがきっこのブログだ。
 どういったブログなのか、説明するのは難しい。なぜなら内容が多岐に渡るから。ともかくスゴイ、としかいえない。
 文章的にはとても安定している。安定している文章を読むのは気持ちいい。そういった点では三谷幸喜の文章と共通している。
 なぜ今日わざわざ取り上げたのはきっこのブログが書籍化された『きっこの日記』をよーやく!入手出来たから。本当は地元の本屋で予約していたんだけど、入荷予定日になって「うちには入荷しないことになりました♪」なんてことをほざいてくれるもんだから、入手するのが遅くなってしまった。っていうか、手に入らないかと思ってた。
 自分も以前はブログで読めるものを何でわざわざ高い金を出して読まなくちゃいけないの?みたいなことを思っていたし、今でもブログの書籍化されたものの多くは読むに値しないなんて偏見に満ち満ちたことを思っちゃったりしているわけだけれど、『きっこの日記』だけは自信を持って購入することをお薦めする今日この頃なのだ。
 
コメント (2)
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