この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

サンタクロースはいないのか?

2006-12-22 23:43:39 | 戯言
 まず個人的な見解を述べさせてもらうとサンタクロースはいないと思います。

 でもその結論に到ったのはそれなりの考察を経た結果であって、理由もなく、何となくいないと思ったわけではありません。システム的にサンタクロースは存在しえないよなぁと思ったんです。

 つまり、神や幽霊や宇宙人が存在しないのと同様にサンタクロースもまた存在しない。

 そこに矛盾はありません。

 でも時々いるんですよ(いや、結構いるのかも)、宇宙人の存在は疑問の余地なく信じているのに、でもサンタクロースの存在は端から信じていない人。仮にその人をSさんとしておきます。

 自分「宇宙人っているの?」

 Sさん「いるに決まってるじゃん!」

 自分「どうしてそう思うの?」

 Sさん「そんなの宇宙は広いんだから、地球と同じようなタイプの惑星はいくらでもあるはずだろ?だから宇宙人はいるに決まってる!」

 これ、おかしいです。確かに地球と同じような惑星は宇宙にはそれこそ数え切れないぐらいあるでしょうね。でもだからといって宇宙人がいる、ということにはなりません。

 単純に確率論で言えば地球に生命が誕生した確率は宇宙に存在する地球型惑星の数などものともしないぐらいの極小です。

 まぁつまり地球に生命が誕生したのはそれぐらいの奇跡だってことです。

 とはいっても自分は宇宙人の存在そのものを否定したいのではなくて。

 仮に宇宙のどこかの、地球に似た地球ではない惑星で、人類に似た宇宙人が存在したとしましょう。

 その宇宙人が実際地球にやってくることは可能だと思いますか?

 言い換えると、人類は一万年掛けてようやく空を飛ぶことを可能としましたが、あとどれぐらいの時間を掛ければ恒星間航行を可能にすると思いますか?一万年?一億年?

 まぁ一万年じゃ無理でしょうね、全財産を掛けてもいいぐらいです。笑。

 つまり、人類が人類に似た宇宙人と接近・遭遇する可能性はゼロってことです。ゼロという断定口調が気に喰わない人がいるなら、限りなくゼロに近いといいなおしてもいいです。

 接近・遭遇することがありえないならば、存在しないといってもいいのではありませんか?

 ダメですか?笑。

 ともかく、自分は人類が接近・遭遇するのであれば、その宇宙人は人類とは似ても似つかない存在だろうって思ってます。

 話が長くなりそうなので端折ります。

 自分「サンタクロースっているの?」

 Sさん「いないに決まってるじゃん!」

 自分「どうして?」

 Sさん「どうしてっていないに決まってるから。サンタクロースを信じているのは子供だけだよ!」

 よく、わかりません。っていうか(サンタクロースがいないという)答えになってません。

 先ほどは然したる理由もなく宇宙人の存在を肯定したくせに、今度はあっさりと否定するんだなぁ。

 確かに世間一般では根拠もなくサンタクロースの存在は信じられてないですけど、それってもしかしたら自らの存在をひた隠しにしたい、サンタクロース自身の偽装工作かも知れないじゃないですか?

 宇宙人が我々の想像を絶するようなやり方で地球にやってきているのであれば、サンタクロースが我々の想像を絶するようなやり方でわずか一晩の間に地球上の全ての恵まれぬ子供たちにプレゼントを配りまわっていたとしても何の不思議もないですよね。

 ともかく、サンタクロースが存在している確率は、地球にもう一度生命が誕生する確率よりもぐっと高いと思うんですけどねぇ、、、なんてことをサンタクロースを信じていない自分がいっても説得力はゼロなんですけどね。笑。
コメント (6)
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