アン・ハサウェイ主演、『プラダを着た悪魔』、DVDにて鑑賞。
さすがに評判になるだけあって『プラダを着た悪魔』、よかったです。
本作を見て、うわ、つまんねー映画見た!って思う人はあんまりいないでしょう。
女性向けの宣伝キャンペーンが張られていたようですが、老若男女、誰にでも楽しめる作品といっていいのではないでしょうか。
なので。
あえて重箱の隅を突付いてみたいと思います(って捻くれてるな~)。
まず、出版前の『ハリー・ポッター』の新作をアンディが手に入れるのは絶対にありえないと思います。っていうか事実であればこれって明らかに法に触れてるでしょ。出版社に訴えられても仕方ないんじゃない?まぁミランダとしてはそれを承知で無理難題を吹っかけたのかもしれないけれど。
それからこの作品を見て思ったのはオシャレって本当に不毛なんだなってこと。アンディは作中とっかえひっかえブランド物の服を着るわけなんですけど、結局彼女は一着も自分では服を購入しないんですよ(少なくとも購入するシーンはない)。彼女の着る服はすべて出版社の衣装部の借り物です。アンディがオシャレに目覚め、ファッションセンスを高めていく様に羨望の眼差しを向ける女性の人がいたとしてもそれを真似するってことはまるきり出来ない。一般の人には出版社の衣装部とは無縁だし、望めばブランド物の服を買ってくれるパトロンがいるわけでなし。
本作がファッション業界を舞台にしていてもテーマは別のところにあるとしても、一言でいいからアンディの口からオシャレっていうのはちょっとした着こなし方から始まるのよ、みたいな言葉が欲しかった。まぁ流れからいって無理な話だけれど。
あとアンディの尻の軽さにもいささか閉口したかな。彼女はパリでプレイボーイの業界人と一夜を共にするんだけど、自分が置かれている立場が変わるとあっさりと元彼とよりを戻しちゃう。その業界人の彼も彼女のために結構いろいろと尽くしてるんですよ。彼女のために『ハリー・ポッター』の新作を手に入れてあげたり、彼女に業界関係者を紹介したり。その彼も結局ミランダにいっぱい喰わされた口で、つまりそれなりの苦境にあるわけで、、、その彼を顧みず、元彼の元に走っちゃうのは、いただけないかなぁ。まぁ作中描かれなかっただけで、きちんとケリをつけて元彼のところに行ったのかもしれないですけどね。
などと無理矢理に重箱の隅を突付いてみましたが、でもやはり本作が良質の娯楽作であることは間違いないので、ブランド物に興味のある方もない方も未見の方はご覧になっては如何でしょうか。
さすがに評判になるだけあって『プラダを着た悪魔』、よかったです。
本作を見て、うわ、つまんねー映画見た!って思う人はあんまりいないでしょう。
女性向けの宣伝キャンペーンが張られていたようですが、老若男女、誰にでも楽しめる作品といっていいのではないでしょうか。
なので。
あえて重箱の隅を突付いてみたいと思います(って捻くれてるな~)。
まず、出版前の『ハリー・ポッター』の新作をアンディが手に入れるのは絶対にありえないと思います。っていうか事実であればこれって明らかに法に触れてるでしょ。出版社に訴えられても仕方ないんじゃない?まぁミランダとしてはそれを承知で無理難題を吹っかけたのかもしれないけれど。
それからこの作品を見て思ったのはオシャレって本当に不毛なんだなってこと。アンディは作中とっかえひっかえブランド物の服を着るわけなんですけど、結局彼女は一着も自分では服を購入しないんですよ(少なくとも購入するシーンはない)。彼女の着る服はすべて出版社の衣装部の借り物です。アンディがオシャレに目覚め、ファッションセンスを高めていく様に羨望の眼差しを向ける女性の人がいたとしてもそれを真似するってことはまるきり出来ない。一般の人には出版社の衣装部とは無縁だし、望めばブランド物の服を買ってくれるパトロンがいるわけでなし。
本作がファッション業界を舞台にしていてもテーマは別のところにあるとしても、一言でいいからアンディの口からオシャレっていうのはちょっとした着こなし方から始まるのよ、みたいな言葉が欲しかった。まぁ流れからいって無理な話だけれど。
あとアンディの尻の軽さにもいささか閉口したかな。彼女はパリでプレイボーイの業界人と一夜を共にするんだけど、自分が置かれている立場が変わるとあっさりと元彼とよりを戻しちゃう。その業界人の彼も彼女のために結構いろいろと尽くしてるんですよ。彼女のために『ハリー・ポッター』の新作を手に入れてあげたり、彼女に業界関係者を紹介したり。その彼も結局ミランダにいっぱい喰わされた口で、つまりそれなりの苦境にあるわけで、、、その彼を顧みず、元彼の元に走っちゃうのは、いただけないかなぁ。まぁ作中描かれなかっただけで、きちんとケリをつけて元彼のところに行ったのかもしれないですけどね。
などと無理矢理に重箱の隅を突付いてみましたが、でもやはり本作が良質の娯楽作であることは間違いないので、ブランド物に興味のある方もない方も未見の方はご覧になっては如何でしょうか。