この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

あなたの好きな戦国武将は誰ですか?

2010-03-06 23:19:14 | 戯言
 久しぶりの更新です。
 特に何があったってわけではないんですが、相変わらず精神的に安定して低空飛行です。
 いつ地面に激突するやら。どっかん。

 ラジオで「あなたの好きな戦国武将は誰ですか?」っていう特集をやってました(KBCの『パオ~ン』って番組ですけどね)。
 それで、島左近(石田三成の家臣)とかマニアックな名前を挙げる人がいる一方、相変わらず織田信長の名前を挙げる人もいました。
 おそらく織田信長が好きって人は、彼のことを軍略の天才とか、全国制覇を成し遂げる寸前に討たれた悲劇の武将とか、そういうイメージで捉えてるんでしょうね。
 
 まぁ所詮今流行りの歴女なんて戦国武将に対してそういう浅はかなイメージしか持てないんでしょうけれど(←偏見)、自分に言わせれば織田信長は日本の歴史上最大の大量殺戮者であり、狂人ですよ。
 何といっても信長は一向一揆を鎮圧する際、一向宗徒を二万人虐殺してますからね。
 この頃の日本の総人口は一説によると千五百万人といわれてますから、今の感覚でいうと中核都市に住んでる人を皆殺しにした、みたいなものでしょうか。ルワンダも吃驚の大量虐殺です。
 二万人という数も凄まじいですが、一番の問題はこの二万人が民間人だったってことです。いくら自分に従わなかったとはいえ、民間人をそこまで殺しますかね。すげーよ、信長。

 信長が好き、って人は彼が民間人を大量虐殺したことをおそらく知らないんでしょうけれど、知ってて好きって言ってるなら、そりゃもうアドルフ・ヒトラーが好きって言ってるようなもんだと思います、っていうのは言いすぎですかね?笑。

 言うまでもなく、自分が一番好きな戦国武将はその信長を討った明智光秀です。あらゆる面でカッコいいよ、光秀は。
 光秀は晩年信長に疎まれていたと言われていますが、それは光秀が信長の行動を諌めようとしたからではないかって思ってます。信長は性格的にそういうの嫌う人だったからね。

 でも、光秀が信長を討ったのは、決して私憤からじゃないと自分は見ています。
 光秀は信長に全国制覇をさせてはいけないって本能的に悟ったんですよ。
 そうじゃないと信長を討ったのは自分だ、みたいに自ら逆賊の汚名を着るような真似をするわけがないもの。
 武田の残党なり何なりに罪を全て被せ、そいつらを処刑し、信長様の仇を見事ワシが取った、って言っちゃえば(言ったもん勝ち)、逆賊どころか、忠臣として天下人への道まっしぐらですよ。
 光秀がそれをしなかったのは、決して思いつかなかったわけでなく、それが人の道として外れるからです。
 逆賊が天下人になるべきではない、そう思ったに違いないんです。
 あぁ、どこまでカッコいいんだ、光秀は。

 ところで、光秀が本能に従って信長を弑したのがかの有名な本能寺、、、というシャレを上手くまとめられなかったので本文のオチに代えさせてもらいます。勘弁してね。笑。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする