この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

初対面の女性に「さすがですね♪」と言われました。

2016-02-08 21:10:00 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 先週の土曜日、『オデッセイ』を観終わってから、リニューアルされたイオンモール筑紫野をぶらついていたら、たまたまグラス・リッツェンのワークショップが開かれてました。

 グラス・リッツェン、ご存知でしょうか?
 ガラスの表面にルーターなどで傷を入れ、文字や模様を浮かび上がらせるガラス工芸のことで、最近、東京では女子高生やOLの間では大流行しているそうです(後半は嘘♪)。
 ワークショップ大好き人間の自分はソッコーで申し込みましたよ。受講料はたった400円でした。安いね♪
 受付けのお姉さんは、グラスにするか、小瓶にするかと『リサとガスパール』の気に入った図案のイラストを2枚選ばせ、ルーターをオンにするボタンの位置を教えると、「では、頑張ってください」とだけ言い残し去って行きました。
 え!?それだけ?
 もっとグラス・リッツェンのやり方を手取り足取り優しく教えてくださいよ~♪
 というのは冗談ですが、でもコツぐらいは何かしら教えて欲しかったです。
 今まで陶芸や刀鍛冶、博多人形の絵付けなど、様々なワークショップにチャレンジしてきましたが、このグラス・リッツェン、かなり難しい方でしたね。
 何しろ、ガラスに傷をつけるのも、ルーターを扱うのも普段しないことだし、その初めてのグラス・リッツェンが曲面というのも難易度が高いと思います。

 それでも小一時間ほど左手に小瓶、右手にルーターを持ち、悪戦苦闘していると、先ほどのお姉さんがやって来て、「さすがですね♪」と言ってくれました。
 いやいやいや。
 誉めてくれたのだとは思うけど、「さすがですね」というのはある程度力量を知っている相手に使う言葉ではないでしょうか。
 あなたは私の何を知っているというのですか?と聞きたくなりましたよ。笑。

 で、1時間格闘して出来たのがこちら。


   

 何て言うか、自分が『リサとガスパール』の作者だったら確実に悲しむレベルですね。絶対「さすがですね」と言われるシロモノじゃない。泣。
 実は裏面にも別の図案も彫ったのですが、そちらは集中力が途切れたせいか、致命的なミスを犯して途中で彫るのを放棄してしまいました。
 う~~~ん、難しいよ、ガラス・リッツェン。
 自分にはやっぱり折り紙ぐらいがちょうどいい、と思いました。
 まぁでも楽しかったからいいんですけどね。

 一応お手本の写真も貼っておきます。中にお菓子が入っていてちょっと見にくいけど。


   

 これぐらいは簡単に出来ると思ったんだけどなぁ…。
コメント (2)
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