森見登美彦著、『夜行』、読了。
森見登美彦といえば、『夜は短し歩けよ乙女』や『有頂天家族』に代表される、少し不思議で、底抜けに楽しくユーモアに満ちた作風が知られていますが、この『夜行』には底抜けの楽しさは一切ありません。
代わりにあるのは、どこまでもどこまでも終わりのない夜を旅するような不穏さ、息苦しさ、そして絶望にも似た恐怖です。
しかし面白い。
今年読んだ本の中ではぶっちぎりに面白かったです(そんなには読んでないけどね)。
怖くて、不気味で、不条理で、時にモヤモヤするのだけれど、でも面白い。
何とも不思議な読書体験でした。
この不思議さ加減は自分の貧弱なボキャブラリーでは何とも説明できそうにないので、レビューはいつもより短めに終わりたいと思います。
でもお薦めですよ!
今ならKindleで第一夜(第一章)が無料で読めるようなので、気になる方は試し読みをされてみるとよいでしょう(こちら)。
森見登美彦といえば、『夜は短し歩けよ乙女』や『有頂天家族』に代表される、少し不思議で、底抜けに楽しくユーモアに満ちた作風が知られていますが、この『夜行』には底抜けの楽しさは一切ありません。
代わりにあるのは、どこまでもどこまでも終わりのない夜を旅するような不穏さ、息苦しさ、そして絶望にも似た恐怖です。
しかし面白い。
今年読んだ本の中ではぶっちぎりに面白かったです(そんなには読んでないけどね)。
怖くて、不気味で、不条理で、時にモヤモヤするのだけれど、でも面白い。
何とも不思議な読書体験でした。
この不思議さ加減は自分の貧弱なボキャブラリーでは何とも説明できそうにないので、レビューはいつもより短めに終わりたいと思います。
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