この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

若木先生、お疲れ様でした♪

2018-10-04 21:26:38 | 漫画・アニメ
 今一番好きな漫画はなんですか?と訊かれたら、迷うことなく『ワールド・トリガー』と答えます。
 何度読み返したかわかりませんが、読み返すたびに何かしら発見があるような気がします。
 現在週刊少年ジャンプ本誌で休載中ですが、このまま終わらせるのはあまりに惜しい傑作漫画だと思います。
 いつまでも待つので作者には是非復活して欲しいものです。

 今一番好きな漫画家は誰か?と訊かれたら、迷うことなく若木民喜と答えます。
 若木民喜って本当に命を削って漫画を描いているように思うんですよね。
 もちろん彼と同じぐらいに命を削って漫画を描いている漫画家は他にもいるでしょう。
 ただ若木民喜の場合、そのことを隠そうとしないんですよね。むしろブログやツイッターで命の削り具合を積極的に発信している。笑。
 ここまで何もかもあからさまにする漫画家ってこれまでいなかったように思います。

 さて、一番好きな漫画家は若木民喜だと述べました。それは嘘じゃないです。
 ただ好きな漫画家の漫画はすべて好きかというとそういうわけでもないのです。
 具体的に言うと先週号の週刊少年サンデーで最終回を迎えた『キング・オブ・アイドル』は好きじゃありませんでした。

 なぜかというと主人公が男の娘だったからです。
 自分は男の娘という概念(?)をタイの首長族と同じぐらいにしか理解出来ないのです。
 ゴメンなさい!(理解しないというだけで否定はしません)

 好きではなかった『キング・オブ・アイドル』ですが、連載開始当初はこれはヒットするだろうなと思っていました。
 なぜかというと『キング・オブ・アイドル』は男の娘がアイドルを目指すお話なのですが、これでもか!とばかりに可愛い女の子が出てくるのです。
 世の中『ラブライブ!』や『アイドル・マスター」みたいなアニメが受けているじゃないですか(どちらも未見です)。似たような設定である『キング・オブ・アイドル』が受けないはずがない、そう思ったのです。

 ただ、結果はどうだったかというと一年ちょっとでの連載終了。あからさまに打ち切りとまでは言われないものの、残念ながら人気作にはなりえなかったみたいです。

 なぜ人気が出なかったのか、、、一概には言えませんが、主人公のまほろ(♂)が結局何をしたかったのか、よくわからなかったというのがあると思います。
 母親がトップアイドルだったから、自分も同じ高みを目指す、みたいなお話だったと思うのですが、母親がトップアイドルだったからといって、なぜ彼が女装をしてアイドルにならなければならないのかが最後までよくわかりませんでした。

 同じような設定の、というか真逆の設定の『ソルジャーボーイ』では主人公の遊(♀)がどうして男装をしてトップアイドルを目指すのか、それなりに説得力のある理由があったと思うけどなぁ。

 まぁ『キング・オブ・アイドル』は個人的に好きじゃなかった上に短期連載終了という残念な結果なってしまいましたが、若木民喜はこれまで以上に応援していきたいと思っています。
コメント
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