昨日の記事でも書きましたが、『ワールドトリガー』の最新話は神回でした。
これほど見事な伏線回収はかつてあっただろうかと鳥肌が立つほどでした。
ただ、神回ではあるのですが誰にでも薦めようとは思いません。
最新話だけ読んでもどこら辺が伏線回収なのか、よくわからないでしょうからね。
長く『ワールドトリガー』という作品に付き合ってきた愛読者にとってのみ、神回なのかもしれません。
さて今日は神回記念というわけではないですが、ちょこっとだけ『ワールドトリガー』の考察をしてみたいと思います。
考察っていうか、ただふと思ったことをだらだらっと書くだけですが。
ユーマは4年前、父親の有吾とともに近界民の戦争に参加し、そこで敵国の黒トリガー使いと戦い瀕死の重傷を負い、有吾自身が黒トリガーとなり、ユーマの肉体となって彼は命をつなぎ留めました。
この時の黒トリガー使いの正体は明かされていません。
異形のシルエットのみ描かれているだけです。
この黒トリガー使いについてわかることを書いていくと、まず、敵国が他所の国から雇った刺客らしいということです。
次にわかるのは、決して弱くはないユーマを圧倒するほどの戦闘力の持ち主だということです。
そして異形である。
わかることはまだあります。
ユーマはその戦争が終結するまで戦い続けました。
しかしユーマとその黒トリガー使いが再戦した様子はありません。
これはよくよく考えるとおかしいですよね。
戦局を左右するほどの刺客を雇うことが出来たのであれば、当然戦争が終結するまで雇い続けるのが普通です。
であれば、黒トリガー使いが戦闘に参加したのはごく短い間だった、黒トリガー使いにはその地にとどまれない理由があった、と考えるべきです。
よくよく考えるとおかしいことはまだあります。
黒トリガー使いは圧倒的な戦闘力の持ち主でした。
それほどの戦士であれば、近隣にその名を知られていたとしても不思議ではありません。
しかし知の塊であるレプリカでさえ、その正体を知らないようです。
ここで黒トリガー使いの特徴を羅列してみます。
①敵国が他所の国から雇った刺客である。
②圧倒的な戦闘力の持ち主である。
③戦闘に参加したのはごく短い間だった。
④正体不明である(その名を知られていない)。
⑤異形である。
とりあえずこんなところでしょうか。
実はこの条件を満たすキャラクターが『ワールドトリガー』にはすでに登場しているのです。
そのキャラクターとは他でもない、ボーダーS級隊員天羽月彦です。
天羽が直接戦うシーンは作中まだありませんが、根付が彼の戦う姿を指して「人間離れしている」と述べています。
彼の戦う姿は人間とは思えない異形なのです。
さらに重要なのはユーマと天羽は21巻の時点では未だ顔合わせをしていないということです。
果たしてそれは偶然なのでしょうか。
我ながら突拍子もないことを考えるなと思う一方、これほどの偶然があるだろうか、とも思います。
いずれにしろ修たちが近界民の世界に遠征することになれば、ユーマが天羽と顔合わせすることもあるでしょう。
その日が楽しみです。
これほど見事な伏線回収はかつてあっただろうかと鳥肌が立つほどでした。
ただ、神回ではあるのですが誰にでも薦めようとは思いません。
最新話だけ読んでもどこら辺が伏線回収なのか、よくわからないでしょうからね。
長く『ワールドトリガー』という作品に付き合ってきた愛読者にとってのみ、神回なのかもしれません。
さて今日は神回記念というわけではないですが、ちょこっとだけ『ワールドトリガー』の考察をしてみたいと思います。
考察っていうか、ただふと思ったことをだらだらっと書くだけですが。
ユーマは4年前、父親の有吾とともに近界民の戦争に参加し、そこで敵国の黒トリガー使いと戦い瀕死の重傷を負い、有吾自身が黒トリガーとなり、ユーマの肉体となって彼は命をつなぎ留めました。
この時の黒トリガー使いの正体は明かされていません。
異形のシルエットのみ描かれているだけです。
この黒トリガー使いについてわかることを書いていくと、まず、敵国が他所の国から雇った刺客らしいということです。
次にわかるのは、決して弱くはないユーマを圧倒するほどの戦闘力の持ち主だということです。
そして異形である。
わかることはまだあります。
ユーマはその戦争が終結するまで戦い続けました。
しかしユーマとその黒トリガー使いが再戦した様子はありません。
これはよくよく考えるとおかしいですよね。
戦局を左右するほどの刺客を雇うことが出来たのであれば、当然戦争が終結するまで雇い続けるのが普通です。
であれば、黒トリガー使いが戦闘に参加したのはごく短い間だった、黒トリガー使いにはその地にとどまれない理由があった、と考えるべきです。
よくよく考えるとおかしいことはまだあります。
黒トリガー使いは圧倒的な戦闘力の持ち主でした。
それほどの戦士であれば、近隣にその名を知られていたとしても不思議ではありません。
しかし知の塊であるレプリカでさえ、その正体を知らないようです。
ここで黒トリガー使いの特徴を羅列してみます。
①敵国が他所の国から雇った刺客である。
②圧倒的な戦闘力の持ち主である。
③戦闘に参加したのはごく短い間だった。
④正体不明である(その名を知られていない)。
⑤異形である。
とりあえずこんなところでしょうか。
実はこの条件を満たすキャラクターが『ワールドトリガー』にはすでに登場しているのです。
そのキャラクターとは他でもない、ボーダーS級隊員天羽月彦です。
天羽が直接戦うシーンは作中まだありませんが、根付が彼の戦う姿を指して「人間離れしている」と述べています。
彼の戦う姿は人間とは思えない異形なのです。
さらに重要なのはユーマと天羽は21巻の時点では未だ顔合わせをしていないということです。
果たしてそれは偶然なのでしょうか。
我ながら突拍子もないことを考えるなと思う一方、これほどの偶然があるだろうか、とも思います。
いずれにしろ修たちが近界民の世界に遠征することになれば、ユーマが天羽と顔合わせすることもあるでしょう。
その日が楽しみです。