この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

祝♪リメイク版『キャンディマン』公開。

2021-09-03 23:47:33 | 旧作映画
 半年ほど前にも取り上げたのですが(こちら)、リメイク版の『キャンディマン』が10月15日より公開されます。
 自分はリメイク版の映画を見て、オリジナルより面白いと思ったことはないのですが、興味はあるので観に行くつもりです。

 『キャンディマン』というタイトルからどんな映画を想像しますか?()
 「アンパンマン」みたいな可愛いキャラクター?
 とんでもない、『キャンディマン』は自分がこれまで見た中で5本の指に入るぐらい怖いホラー映画なのです。
 『キャンディマン』の何が怖いのか?
 キャンディマンの造形自体かなり怖いものがあるんですけど、同じぐらい怖いのが本当のことを言っているのに誰にも信じてもらえないというシチュエーションですね。
 現実の世界でも本当のことを言っているのに信じてもらえないのって怖いことじゃないですか。
 自分の場合、それがよくあることなので、より怖さが身に染みるというか(よくあるんかい!)。
 あとは撮影時のエピソードですかねぇ。
 キャンディマンの口からミツバチがわらわらと出てくるシーンがあるのですが、今だったらそんなシーンはCGですよね?
 でも「キャンディマン」制作時にそんな便利なものはないので、キャンディマン役のトニー・トッドが生まれたばかりの本物のミツバチを口に含んで吐き出しているんですよ(なぜ生まれたばかりのミツバチなのかというと、 生まれたばかりのミツバチは針を持たないからだそうです)。
 そのエピソードを聞いた時、怖すぎるわ!と思いましたよ。

 個人的に一番高く評価するホラー映画は何かというと『マーターズ』です。
 自分が生涯に何本のホラー映画を見るかわかりませんが、あれ以上の恐怖を味わうことはないだろう、そう思っています。
 けれど『マーターズ』を薦めるのかというと絶対に薦めません。
 残虐さがきつすぎるのでとても人に薦める気にはなれないのです。

 では人に薦めるホラー映画は何かというとそれは何と言っても『死霊館』ですね。
 なぜ『死霊館』を薦めるのかというと単純に出来がいいというのもありますが、見るのにさほど苦労しないだろう、という理由もあります。
 おそらくツタヤやゲオにも在庫はあるだろうし、配信サービスでも鑑賞出来るんじゃないかな。
 どんなに面白いホラー映画であっても見る手段がなければ薦めても意味がないですからね。

 逆に見るのが難しいかもしれないけど、個人的に好きなのが『キャンディマン』などの80年代、90年代のホラー映画ですね。
 『キャンディマン』の他に『リンク』(「リング』にあらず)や『ヘルレイザー』なんかが好きです。
 これらの作品が何かの間違いでレンタルショップにあったら、是非借りてみてくださいね。
コメント (6)
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