この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『ショーシャンクの空に』はつまらない。

2021-09-15 22:20:57 | 旧作映画
 皆さんの一番好きな映画は何ですか?
 自分は同率一位の作品が二作あって、それは『ターミネーター2』と『ショーシャンクの空に』です(三位は『ガタカ』。一昔前の映画ばっかりだな~。)。

 『ターミネーター2』は劇場公開時に観に行きました。
 こんな面白いアクション映画があるのかと思いましたし、今もこの作品を抜くアクション映画は存在しないと思っています。
 DVDももちろん持っていますよ。
 特典がやたら豪華なエクストリーム・エディションとフジテレビ放映版日本語吹替音声が収録されている特別編を持っています。
 なぜエクストリーム・エディションを購入したかというと、どうしても『ターミネーター2』を吹替版で観たかったのですが、当時『ターミネーター2』の吹替版が収録されているDVDってそれしかなかったのです。
 購入してビックリ!
 自分の知っている、というか、自分の好きな吹替ではなかったのです。
 実は『ターミネーター2』は地上波で放映される際、テレビ局によって声優が異なり、エクストリーム・エディションに収録されているのは自分の好きなフジテレビ放映版ではありませんでした。
 フジテレビ放映版の吹替が収録されている特別編の発売にはもうしばらく待たなければいけませんでした。

 『ショーシャンクの空に』は劇場公開時には観損ねました。
 初めて見たのは(今は亡き)ビデオでだったかな。
 こんな鮮やかなドンデン返し映画は見たことないと思いましたし、今もこの作品を抜くドンデン返し映画は寡聞にして知りません。
 所有するDVDは通常版だけですが、パンフレットは古本屋で購入し、対訳本も買いました。
 原作ももちろん読みましたよ。
 映画と原作にはいくつもの違いがあります。
 一番有名なのは映画では黒人のモーガン・フリーマンが演じたレッドが、原作では赤毛のアイルランド系白人であることでしょうか。
 でも個人的に一番大きな違いだと思うのは、映画では敵役となるノートン所長が、原作にはいないことですね。
 正確にはいないというわけではないのですが、そう称しても差し支えないほどキャラが違うのです。
 でもそれには理由があります。
 舞台となるショーシャンク刑務所は公的な施設なので、一人の人間が何年にも渡って所長の座に居座るというのは現実的にはあり得ないことです。
 なので原作では所長は代替わりしています。
 映画ではその不自然さに目をつぶり、ノートンがアンディの入所から脱獄までの間、所長を務めるのです。

 さて、『ショーシャンクの空に』は現在多くの人から映画史に残る傑作の一つとして認識されているますが、同時に、『ショーシャンクの空に』はつまらない、過大評価されていると考えのアンチファンも多い作品でもあります。
 今日は『ショーシャンクの空に』のアンチファンの声に耳を傾けてみようかと思います。

                             続く。
コメント (4)
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