この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

なぜ自殺をしてはいけないのか?

2021-09-14 21:10:32 | 戯言
 9月10日から9月16日まで自殺予防週間なのだそうです。
 最初聞いた時、「え?」って思いました。
 これが結核予防週間ならわかるし、火災予防週間でもわかる、でも自殺予防週間って???
 自殺って、予防出来るものなの?
 すごく違和感がある、、、のだけれど、予防出来るものだから、予防週間が設けられているのでしょうね。

 そもそも自殺って予防しなければいけないものなんですかね?
 言い換えれば、自殺ってしてはいけないものなのか?
 してはいけないものなら、なぜしてはいけないのか?
 このシンプルな問いにどれぐらいの人が答えられるのでしょうか。

 なぜ自殺をしてはいけないかだって?
 いけないからいけないに決まっている、というような答えをする方も多いのではないでしょうか。
 でも、それは答えになってないですよね。
 いけないからいけないというのは思考が停止しているというか、中身がないというか、そんな言葉では誰も自殺を思いとどまることはないと思います。

 残された人が悲しむから自殺はしてはいけないのだという人もきっといるでしょう。
 でも、自分に言わせればその答えは最悪です。
 悲しむ人がいるから自殺をしてはいけないのだとしたら、天涯孤独で友だちのいない人間は死んでも構わない、と言っていることと同じだからです。
 もちろんそんなつもりで言ったわけじゃないってことはわかります。
 でもそう言われたように感じるんですよ、友だちのいない人間には。
 もし自殺が本当にいけないことであるなら、悲しむ人がいようがいまいが、してはいけないはずです。

 さんざん考えましたが、なぜ自殺をしてはいけないのか、自分はその答えを見つけることが出来ませんでした。
 ですから自分は見知らぬ誰かが死のうとしていてもそれを止めるということはしないと思います。
 ただ、教えて欲しいことはあります。
 よく、死のうとしている人間が「死んで楽になりたい」っていうじゃないですか。
 それがよくわからないんですよね。
 何で死んだら楽になれると思うのか。
 楽になれるかもしれないし、なれないかもしれない。
 死んだことのない人間にはそれはわからないことであるはずです。
 なのになぜそれを決めつけられるのかを教えて欲しいのです。

 自分は現在、リアルでは友だちがいません。
 将来に希望もありません。
 仕事も楽しくはないです。
 でも「死にたい」と思うことはないですね。
 なぜ「死にたい」と思わないかというと、別に自殺がいけないことだと思っているからではなく、死んだら楽になれるなんてそんな美味しい話はないだろうと思っているからです。
 生きている間思うがままにならなかったのであれば、それは死んだ後も同じなんじゃないかなぁ。
 まぁそういうふうに思うのも自分が悲観的なものの考え方をするからかもしれません。
コメント (4)
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