この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

最近のDCヒーローものでは抜群に出来が良い、と思った『ザ・フラッシュ』。

2023-06-18 20:48:35 | 新作映画
 アンディ・ムスキエティ監督、エズラ・ミラー主演、『ザ・フラッシュ』、6/18、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(無料クーポンにてにて鑑賞)。2023年27本目。

 このことを言うとかなりの高確率で驚かれるのですが、自分は夏、どんなに暑くなっても部屋のエアコンをつけることはありません。
 暑さに強いんです、、、というのは嘘で、北側の窓と南側の窓を開け、風通しをよくすれば、日本家屋は熱がこもらないので、扇風機だけで涼しく過ごせるのです。
 まぁそういったことが出来るのも自分の部屋が二階にあるからですけどね。
 
 暑いのも寒いのもある程度平気です。 
 しかし倉庫で汗を掻いてクーラーがガンガンに効いた事務所に戻り、そしてまた倉庫で汗を掻いて事務所に戻り、ということを繰り返していると一発で気分が悪くなります。
 急に冷えないように気をつけてはいるのですが、金曜日、やっちまいました。
 上着を羽織るのを忘れていたせいで、気がついた時にはもう気分が悪くなっていました。

 そんなわけで土曜日は映画を観る体調ではなく、日曜日も万全ではなかったのですが、映画鑑賞を先送りにしたくても、来週も再来週もそのまた翌週も用事があったので、ふらつく身体に鞭を打って映画を観てきました。
 それも『ザ・フラッシュ』と『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の二本。
 どちらも140分を越える長尺です。
 いやぁ、我ながらよく観たもんだな。笑。

 さて、ふらつく身体に鞭をうって観た『ザ・フラッシュ』ですが、面白かったですよ。
 最近のDCヒーローものでは抜群に出来が良い、と思います。
 ただ、手放しで褒められるほどではなかったかな。

 フラッシュは地上最速のヒーローという設定です。
 具体的な速さは示されませんが、彼が高速移動すると着ている服が摩擦熱により燃える、という設定なので、マッハ10ぐらいのスビートでしょうか。
 それだけの速さで街中を移動してたら周りの人は吹き飛ばされるんじゃないかと思うのですが、特に何も起こらないのです。
 まぁ、何ていうか、都合のいい物理法則ですね。

 さらに彼は高速移動を極めると過去に行けるようになります。
 高速移動を極めると過去に行けるようになる?
 う~ん、どうやって?
 考えたら負け、ですね。笑。

 あと、考えてもわからなかったのはフラッシュことバリー・アレンの父親は妻殺しの容疑で裁判中なのですが、結局真犯人が誰かわからない、、、ということは置いておくとして、防犯ビデオによって父親がスーパーでトマト缶を買っていることがわかり、無罪になります。
 え?って思いましたよ。
 あのビデオでわかるのはあくまで彼がスーパーでトマト缶を買ったということだけで、あのビデオで妻殺しのアリバイが成立したわけではないと思うのですが…。
 何しろ妻の死体の第一発見者は彼なのだし。
 どうしてスーパーでトマト缶を飼っていることが証明されたら、妻殺しが無罪になるのか、誰かわかりやすく教えて下さい。

 まぁ細かいところを突っ込みましたが、最初に述べた通り、最近のDCヒーローものでは抜群に出来が良い、と思ったのは間違いないので、観に行って損はないと思います。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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