この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

新型コロナウイルスに関して。

2020-08-02 13:42:22 | 雑事
 4月7日に地域を限定して発令された緊急事態宣言は4月16日にその対象地域を全国に拡大し、5月25日に解除されました。
 この時すごく意外でした。
 なぜかというと自分は緊急事態宣言はどんなに短くても6月末までは宣言が解除されることはないだろう、新型コロナウイルスの流行は一年は続くのではないか、そう読んでいたからです。
 こういう場合、自分の読みが外れることってあまりないんですよね。
 だから意外だったのです。

 ただ、読みが外れたことが意外ではあっても残念に思ったとか、悔しかったとか、そういうことはまったくありませんでした。
 宣言が解除されるのは、政府が専門家の意見を聞いた上で判断したことでしょうからね。
 新型コロナウイルスの流行は収束に向かっていると政府が判断したことを不快に思うわけがありません。
 正直読みが外れてほっとしていました。

 宣言解除から二ヶ月が過ぎようとしています。
 あれから新型コロナウイルスがどうなったかというと流行が収束する気配はなく、むしろ感染は拡大の一途にあります。
 結論から言えば5月25日の緊急事態宣言解除は間違っていたということになります。
 自分の読みの方が正しかったってことですね。

 後になって結果を見て「私はこう思っていた!」ということは誰にでも出来る、そう仰る方もいるでしょう。
 いえ、自分は、緊急事態宣言が6月末まで続くだろうと予想していたということは5月15日のブログの記事に、新型コロナウイルスの流行は短くても1年、長ければ2、3年は続くだろうということは4月3日のブログの記事に書いていました。
 4月の早い段階でウイルスの流行は短くても1年続くだろうというようなことを予想した専門家はおそらくいなかったと思います(もしご存知でしたら教えてください)。

 新型コロナウイルスがいつ収束するかですが、新型コロナウイルスに対して有効なワクチンがいつ開発され、供給されるかによるでしょうね。
 ワクチンの供給体制が早い段階で整えば、1年以内にウイルスの流行が収束することもありえるし、整わなければウイルスの流行は2、3年、いやもっと長く続くこともあり得るでしょう。
 すべては薬の神様次第、ってことですね。

 ただ、ワクチンが供給されるようになったとしても新型コロナウイルスが根絶されることはありません。
 ワクチンが供給されるようになったら新型コロナウイルスが今のインフルエンザみたいな存在になると考えられます。
 新型コロナウイルスの流行の時期に前にワクチンを摂取しましょう、と政府が毎年喧伝するようになるでしょう。

 皆さんがもう一つ知りたいのは緊急事態宣言が再発令されることがあるのかどうか、ではないでしょうか。
 100%間違いなく、とまでは言えませんが、おそらくありません。
 各都道府県の対応まではわかりかねますが、全国的な規模での緊急事態宣言が発令されることはたぶんないです。
 根拠も一応ありますが、何もかもネタばらしをするのもつまらないのでそれについては省略します。
 再発令された暁にはどうぞ嘲笑しに来てもらって構いません。

 少し長くなったので新型コロナウイルスに関してはこれぐらいで。

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