この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

正直可もなく不可もなかった『ネクスト・ゴール・ウィンズ』

2024-02-23 23:20:24 | 新作映画
 タイカ・ワイティティ監督、マイケル・ファスベンダー主演、『ネクスト・ゴール・ウィンズ』、2/23、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(2ポイント消費で鑑賞料金1000円)。2024年9本目。

 三連休初日の23日はユナイテッド・シネマトリアス久山で映画のハシゴをしました。
 なぜ最寄りのシネコンではなく、車で一時間かかるシネコンで映画のハシゴをしたかというと、ここだとポイントを消費することで映画を安く観ることが出来るからです。
 でも今回のハシゴで貯めていたポイントを全部消費しちゃいました。
 次からどうやってユナイテッド・シネマで安く観るか、考えなくっちゃ…。

 映画のハシゴの一本目は前評判が非常に高かった『ネクスト・ゴール・ウィンズ』です。
 2001年にワールドカップ予選史上最悪となる0対31の大敗を喫した米領サモアのコーチに赴任した男のお話です。
 実話を基にしています。

 サモア(独立国)と米領サモアは別々の国だったんですね(詳しくはこちら)。
 全然知りませんでした。
 米領サモアがワールドカップ予選史上最悪の大敗を喫したことも同様に知らなかったです。
 当然“その後”のことも。
 本作は“その後”を描いた映画です。
 ただし、あくまで実話を基にした実話系の映画であって、別にドキュメンタリー映画というわけではありません(同じエピソードのドキュメンタリー映画はすでにある)。
 なので、本作は実話系エンターティメント作品として楽しむのが正しいのでしょう。
 例えば本作にはゲイのサッカー選手が出てきます。
 本来であればそのゲイのサッカー選手がどんなプレイが得意なのか、描かれるのが当然だと思いますが、本作ではそういったことは省かれています。
 ゲイの選手の特性は「ゲイである」というだけで、ゲイであるけれどテクニシャンであるとか、ゲイてあるけれどキック力があるとか、そういった描かれ方はしません。
 また最終的に米領サモアは世界最弱の汚名を返上するまでには強くなるのですが、どのようにしてチームが強くなったのかは映画を観るだけではわかりません。
 映画の中でいうような「とにかく楽しくプレイしよう」というプレイスタイルでは決して強くなれないと思うのですが…。
 まぁそういったことに不満を覚えたり、疑問に思ったりするのであれば、ドキュメンタリー映画の方を観ればいいのでしょうね。
 
 まぁ何やかやケチをつけましたが、サッカー好きな方であればまず見て損はないかと思います。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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