この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

音楽映画としてはよかった『ベイビー・ドライバー』。

2017-08-21 22:03:03 | 新作映画
 アンセル・エルゴート主演、エドガー・ライト監督、『ベイビー・ドライバー』、8/19、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年29本目。


 ミュージカル映画が苦手です。
 苦手なのでそんなに頻繁には見ないのですが、『ラ・ラ・ランド』、『レ・ミゼラブル』、『ジャージー・ボーイズ』など、世間的に評判の良いミュージカル映画であっても、主人公が突然歌い出す、というミュージカル映画の根幹を為すお約束がどうにも受け入れがたいのです。

 その点、ミュージカル映画ではなくても、『ベイビー・ドライバー』の音楽のリンクには非常に感心しました。
 何しろ作中流れるBGMはすべて主人公のベイビーが実際聴いているという設定で、なおかつ、主人公の何気ない動作から、ガンアクションやカーチェイスシーンまで、そのすべてがBGMとリンクするのだから驚きです。
 本作における音楽の使い方は素晴らしいの一言に尽きます。

 ただ、残念ながらストーリー自体は凡庸だと思いました。
 というか、凄腕の逃がし屋ドライバーが、一人の女性を好きになったことで足を洗おうとするが、、、、というお話ははっきりいってありがちです。
 近作でいえば何といってもライアン・ゴズリング主演の『ドライヴ』ですね。あれは心臓をぐわっと鷲掴みにされるような衝撃を受けました。
 それに比べると『ベイビー・ドライバー』は衝撃と言えるほどの衝撃は受けませんでした。

 もう一つ残念だったのは、『ベイビー・ドライバー』はオープニングのカーチェイスには目を瞠るものがあるものの、以降それを越えるカーアクションがないことですね。
 せめてもう一つ、カーアクションの山場があったらいいのに、と思いました。 

 ちょっと辛口のレビューになりましたが、前述の通り音楽は非常によく、カーアクションは水準以上で、劇場に観に行ってまず損はない作品です。
 現在公開中の作品の中では『スパイダーマン:ホームカミング』の次にお薦めです。

ps.一つだけわからないことがあって、最後、主人公のベイビーは聴覚の障害を克服したんですよね?何となくそうなのかな、と思ったのですが…。


 
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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傑作ではないけれど、久々の伊坂節が嬉しい『AX』。

2017-08-20 22:09:12 | 読書
 伊坂幸太郎一年四ヶ月ぶりの新刊『AX』を読みました。

 伊坂幸太郎の作品を読むのもずいぶん久しぶり、と思ったんですけど、たった一年四ヶ月ぶりだったんですね。
 もう二年か三年は読んでないような気になってました。
 あらためてwikiで調べたら、何だかんだ言って伊坂幸太郎ってコンスタンスに作品を発表し続けている作家なんですね。何となくもっと怠惰な印象がありましたよ。すまぬ。笑。

 一年四ヶ月ぶりの、体感的には二年か三年ぶりの伊坂幸太郎の新作は面白かったです。
 自分が好きな伊坂作品は何といっても『陽気なギャングが地球を回す』で、あれにはやっぱり及ばないのだけれど、それでも久しぶりの伊坂節を堪能出来て満足しました。

 何といっても最強の殺し屋が恐妻家、という設定が素晴らしい。
 その設定の素晴らしさだけで三章まで引っ張るのが素晴らしい。
 そしてこのまま最後まで行くのかな?と思わせといて、四章で読者をズドン!と奈落の底に突き落とすのも素晴らしい。これはマジでビックリだよ。

 ただ、諸手を挙げて素晴らしいとだけ称賛できる作品かというとそういうわけでもないですけどね。
 『陽気な~』だと伏線の張り方の絶妙なさりげなさに舌を巻いたのだけれど、今作では伏線となる箇所がかなり露骨に「あ、伏線だ」と思えてしまって、そこが感心しなかったな。

 それにあんな都合のいい賃貸物件はさすがにないよね。
 いくら事前に注意していたとしてもその部屋のドアを最初に開けるのが予定した人物であるとは限らないのだし(というかその可能性は低いはず)。

 最終章でちょっとイマイチだったかな、と思ったのですが、最後の最後で本作最大の謎である「なぜ最強の殺し屋が恐妻家になったのか?」の秘密が明かされるに至り、なるほどそういった事情があったのか、と納得しました。

 伊坂幸太郎は本作に続いて9月にも新刊『ホワイトラビット』を上梓するそうです。
 楽しみです。
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青春18きっぷについてあれこれ。

2017-08-19 23:55:36 | 旅行
 8月の13日から15日まで、青春18きっぷを使って四国まで行ってきました。
 その旅行で気づいたこと、思ったことをいくつか書きますね。

①青春18きっぷの旅には必ずしも時刻表は必要ではない。
 青春18きっぷのアドバイスのまとめサイトに、青春18きっぷの旅に時刻表は必須、みたいな事が書かれていたのですが、自分は時刻表がなくてもジョルダンで充分かな、と思いました。時刻表って読むのにコツがいるみたいですしね。
 ただ、ネットが通じないような辺鄙なところに行く場合は時刻表は必須かもしれませんね。

②飲み物はほどほどに持って行く。
 おなじくまとめサイトに、夏は飲み物を多めに持って行くこと!みたいなことが書かれていて、自分はそのアドバイスを真に受けて、凍らせた500mlのペットボトル3本、冷やした500mlと350mlのペットボトルを各1本、冷やした缶ジュースと缶ビールを各1本ずつ持って行ったのですが、これが重くて重くて!
 夏場であっても冷房の効いた車内ではそんなに汗をかくということはなく、必然的に喉もそれほど乾くことはないので、飲み物もほどほどに持って行けばよいかと思います。
 今度の旅でいえば500mlのペットボトルを凍らせたものと冷やしたもの、各1本ずつ持って行けば充分でしたね。

③長袖の上着は必須。
 ②でも書きましたが、とにかく車内はよく冷房が効いているわけです。自分は長袖のシャツを持って行ったのですが、それが大正解だと思いましたよ。

④食べ物はどこで調達するか、事前によく考えておく。
 ②で飲み物はほどほどに、と書きました。
 これは冷房の効いた車内では汗をそれほどかかないというのもありますが、ある程度大きな駅であれば、ホームに自動販売機があるから、というのもあります。
 しかし食べ物もそれに同様かというとそうでなく、今回の旅の間、ホームで駅弁など食べ物を販売していた駅は本当に限られていました。下関駅ぐらいメジャーな駅なら売っているかと思ったんだけどなぁ。
 長時間の旅であれば、食べ物をどこで調達するかは事前によく考えておいた方がいいです。

⑤青春18きっぷを使い切ることを考える。
 今回の四国旅行で、青春18きっぷを5回分のうち3回使いました。
 同じように青春18きっぷを余らせる人は結構多いと思います。
 そういう人は青春18きっぷを他人に譲渡することも考えてみては如何でしょうか。ネットにはそういった売買サイトもあるみたいですよ。
 自分はどうにか使い切れないかと思案中ですけどね。笑。

 とりあえずこんなところかな。

 さて、残った2回分の青春18きっぷでどこに行こう…。
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青春18きっぷを使って四国まで行ってきました。その6。

2017-08-18 23:01:30 | 旅行
 岡山最後の夜の食事は【おかやまの酒ばぁ さかばやし】で頂きました。
 酒好きなまささんのために予約した、岡山の地酒なら何でも揃うといわれる日本酒メインのお店だったのですが、何だか変わったお店でしたよ。
 別店舗とキッチンを共有していて、料理がそこから提供されるんです。フツー、キッチンって共有するようなものじゃないですよねぇ?
 まぁそのせいかどうかは知りませんが、料理はとてもリーズナブルでした。


   

 この刺し盛りで700円!!安いなぁ。福岡だと1200円ぐらいはしそうだけど。
 お腹いっぱい食べて2000円ちょっとでしたよ。

 この日はまささんにとことん付き合うつもりだったのですが、何ならお酒も飲むつもりでしたが、一軒目でお腹いっぱい食べ過ぎてすでにダウン寸前。。。
 二軒目のワインバーの途中で退席、ホテルに帰って休ませてもらいました。
 まささん、申し訳ありませんでした。。。

 翌朝はホテルのレストランで朝食を取りました。
 レストランの朝食というとバイキング形式が多いかと思いますが、ここは洋食、和食、雑炊の三つのメニューの中から選べるのです。
 自分は雑炊を選択しました。


   

 美味しかったですよ。前の日に深酒をした人にはありがたいんじゃないでしょうか、雑炊。といってもまささんは和食を選んでましたけど。笑。

 この日は朝から小雨が降っていたので、駅まではタクシーで行きました。
 岡山駅では昼食用に再び駅弁を買いました。前日の朝に引き続いての駅弁でしたが、どちらも美味しかったですよ。

 あとはもう列車に乗って帰途に着きました。
 乗り換え時間一分!という強行軍もありましたが、これといったトラブルもなく、九州にたどり着きました。
 最後に乗った列車が7分遅れだったので、それが途中の列車じゃなくて本当によかったです。

 2泊3日の四国の旅、とても楽しいものになりました。
 付き合って頂いたまささん、いろいろありがとうございました。
 またアホな旅を計画すると思うので、そのときもよければお付き合い下さい。

 片道9時間ひたすら列車に乗り続けるとなると相当きついかと思ってましたが、そこまではなかったです。
 まぁ考えてみれば自分は片道9時間ひたすら車を運転し続けて岩国まで行ったことがありますし、さらには19時間かけて鳥取まで行ったこともあります。それに比べたら9時間の列車の旅なんて楽勝楽勝、なんて強がりを言っていますが、翌日1日臥せっていたのはここだけの秘密です。笑。


                                       終わり。
 
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青春18きっぷを使って四国まで行ってきました。その5。

2017-08-17 21:56:47 | 旅行
 二泊三日の旅で、そのうち二日はひたすら電車での移動だったので、さっさと終わるかと思っていたんですが、存外長引いちゃってますね、四国旅行記。あと一、二回で終わらせるのでもう少しお付き合い下さい。

 日の出製麺所で少し早い昼食を取り、次に向かったのは【香川県立東山魁夷せとうち美術館】でした。
 こう見えて(どう見えて?)まささんも自分も大学時代は美術部に在籍していたのです。
 といっても、二人とも筆を折って久しいですし、週末ごとに美術館巡りをしているわけでもないし、特別東山魁夷のファンだというわけでもないんですけどね。笑。

 それはさておき、香川県立東山魁夷せとうち美術館、よかったですよ。東山魁夷の遺族の寄贈より端を発している美術館なので、そこまで作品数は多くないですが、瀬戸内海を臨むロケーションの良さも相まって、美術館賞をするのにピッタリな穏やかな空気が流れているのです。
 
 鑑賞後、美術館のそばにある【瀬戸大橋タワー】へ。


   

 100mを越える高さのタワー自体はそれほど珍しくないと思います。
 このタワーが他のタワーと一線を画するのは、展望台までエレベーターで昇るのではなく、展望台自体がエレベーターになっていることです。しかも常にゆっくりと回り続けています。
 そんなタワー、他にはないですよね。
 上昇中、止めてくれ~、わしゃもう降りる~とまささんがごねていたのがおかしかったです。
 まぁ実際は66mのバンジージャンプをサクッと飛んだまささんなのでそんなには怖くなかったはず、ですが。

 続いて【瀬戸大橋記念館】へ。
 瀬戸大橋のことで何か知りたければここに行け!と言いたくなるぐらい瀬戸大橋に関するありとあらゆることがわかる展示館です。しかも無料。笑。
 なぜかまささんがはまってしまい、乗り合いタクシーの出発時間になっても現れず焦りました。

 あ、そうそう忘れるところでした、記念館のマスコットキャラクターがこれまで見たことがないぐらい不気味な奴でしたよ。


   

 瀬戸大橋記念館にやって来た、未来の地球における人類の仲間「Eggy(エギー)」。こんな不気味な奴が本当に現れたら絶対逃げだすと思うな。笑。

 このあとは岡山に戻り、後楽園と岡山城を観光しました。


   

 岡山城は四階(四層?)までエレベーターがあって楽ちんでした。江戸時代も意外と文明の利器があったんですね(ないよ!)。

 それから歩いてホテルまで戻り、シャワーを浴びてから、岡山最後の夜を堪能するべく、夜の街に繰り出しました。


                                   続く。
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青春18きっぷを使って四国まで行ってきました。その4。

2017-08-16 22:26:31 | 旅行
 14日の朝は少しばかり早起きして6時半に起きました。自然と目が覚めたんですけど、考えてみれば昨夜は夜更かししたわけでなし、しかも行きの列車の中ではこれでもか!ってぐらい寝まくっていたので、早起きできたとしても不思議はないんですけどね。笑。

 7時ぐらいに前の日に購入していた駅弁を食べ、8時前にホテルを出ました。

 この日乗るのは8:24岡山発の快速マリンライナー
 快速ですから普通料金で乗れるのですが、先頭車両は2階建てで、2階席はグリーン車という世にも珍しい快速なのです(珍しいですよね?)。
 自分が鉄オタだったら、間違いなく先頭車両の写真を撮って、さらにグリーン車に乗車するか、少なくとも見学するところですが、自分は鉄オタでも何でもないので、そのままフツーに乗車してました。笑。
 代わりに瀬戸大橋を通過中に撮った写真を1枚。


   

 マリンライナーからの眺めは素晴らしくよいのですが、如何せん写真を撮ろうとしたら鉄橋が邪魔して上手く撮れません、、、腕が悪いだけですかね?

 9:04、無事目的地である坂出に着きました。


   

 坂出駅前にあるモニュメント。何を表してるんでしょうね?坂出の「S」かなぁ、、、わかりゃん。

 9時過ぎに着いたのはいいのですが、この旅でのメインイベントである本場の讃岐うどんを食べる予定のうどん屋さんが営業しているのが11:30から12:30までなんですよね。時間があり過ぎ。
 なので坂出駅でテキトーに時間を潰し、結局まささんは前日買えなかったサンダルを坂出駅前のイオンで買ってました。
 イオンってホントどこにでもあるなぁ。

 心機一転、おニューのサンダルで足取りも軽いまささんに連れられ、10:45ごろ、目的の日の出製麺所に着きました。
 ここは元々はその名が示す通りただの製麺所だったのですが、お昼時にだけうどんの食事を提供していたらいつしか評判を呼んで全国からお客さんが来るようになったとのこと、そのうちの1人が自分たちなんですが。笑。


   

 すでに結構な長蛇の列。これから30分以上結構な日差しの中、この列に並ぶのかぁと思ったのですが、お客さんが多いからか、11時ぐらいにはお店を開けてくれました。


   

 ここのうどんは間違いなく美味しいです。しかも超のつく激安(一玉100円也)。
 ただ、その美味しいうどんをゆっくり味わえる状況にあるかというとそういうこともなく、店内はスペース的にかなり狭く、しかも引っ切り無しにお客さんがやってくるので、落ち着いて食べる、というような贅沢は出来ません。
 早く来るよりもむしろ、12:30の時点で並んでいる人は食べられるようなので、ギリギリにやって来た方がいいのかもしれません。

 予定よりも早くうどんが食べられたので、予定より早く次の目的地に行くことが出来ました。


                                      続く。
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青春18きっぷを使って四国まで行ってきました。その3。

2017-08-15 21:47:25 | 日常
 この日の夕食は、せっかく岡山に来たのだからということで、岡山名物のデミカツ丼を食べることにしました。


   

 これでこのデミカツ丼が美味しかったのであれば、ここのデミカツ丼は美味しかったですよ~♪と素直に紹介出来るのですが、カツは小さいわ、デミグラスソースは濃いわで正直そこまで美味しいとは思わなかったです。
 まぁそこら辺は好みもあると思いますけどね。

 腹を満たして次に向かったのが【手品屋 岡山店】
 岡山の夜にマジックバーに行くことにしたのは、7月9日にまささんと長崎の【四次元パーラーあんでるせん】に行ったことと無関係ではありません。
 実際あんでるせんではすごい体験をしたわけですけれど、それが他のマジックバーでのショーと比べてどうなのか、知っておきたかったのです。
 実際全くの別物でした。

 あんでるせんでのショーは見る者の中に「マスターは本当に超能力者ではないか?」と思う人がいるぐらい超絶的だったのに比べると、手品屋でのショーは超能力だとは勘違いしようのない、あくまでエンターティメントに徹したものでした。
 もちろんこれは手品屋のことを単純に悪く言っているわけではなく、営業形態の違いのようなものですけどね。
 手品屋でのショーは本当に楽しかったですよ。


   

 激しく縛られる店長のどいさん。ちなみにどいさん、プライベートでも縛られるのは好きとのこと。笑。


   

 炎のようにカーテンが舞い上がると、、、

   

 次の瞬間、緊縛を解いているどいさん、、、と思いきや、何も変わってない、、、と思いきや、よくよく見ると衣装がついさっきまで隣りに立っているおっさんが着たものを着てる、、、う~~ん、芸が細かいね。もちろんこの後一瞬にして緊縛を解いてましたよ。笑。

 今手品屋岡山店に行くと、


   

 もれなく天井に張り付いたせぷのサイン入りトランプをご覧になることが出来ます。笑。

 これだけ楽しいショーが見れて、飲み放題で、90分3750円は相当安いと思うなぁ。
 岡山に行かれることがあったら、是非行ってみてくださいね。

 さて、手品屋でショーを堪能した後、どこに行こうかということになりました。またホテルに戻るのは若干早かったので。
 で、結局どこに行ったかというと懲りずにガールズバー。笑。街角に立っていたすごく可愛い女の子から「お兄さん、どうですか?」と声を掛けられ、ほいほいついて行ってしまったのです。
 しかしここのガールズバーはかなりひどかったです。
 確かに女の子はそれなりに可愛かったものの、人がカラオケで歌っても拍手の一つもしない、すぐ飲み物を注文しようとする(女の子の飲み物は別料金)、まささんが煙草を吸おうとしてもまったく気づく気配がない、お見送りも無し、etc、もうちょっとお客さんに気を使ってよ~と言いたくなる店でした。
 これで60分3500円というのはずいぶん高い気がするなぁ。
 まぁいい社会勉強になりました。

 こんな感じで岡山の夜は更けていきました。


                                                           続く。   
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青春18きっぷを使って四国まで行ってきました。その2。

2017-08-14 20:56:30 | 旅行
 岡山駅到着後、まず最初に何をしたかというと、翌朝の朝食の確保、つまり駅弁の購入でした。
 というのもこの旅で世話になる【セントラルホテル岡山】はなぜか月曜日の朝だけ朝食の提供がないのです。
 何でもレストランがこの日は定休日だからだそうですが、ホテルは年中無休でオープンしていて、ホテル内のレストランは月曜日が定休日というのは、何で?って思っちゃいますよね。

 岡山駅の駅弁は最終日のお昼にも頂いたのですが、どちらも美味しかったですよ。

 岡山駅から徒歩で15分ほどでホテルに着きました。
 大した距離ではないのですが、キャリーバッグを引きながら歩くと結構疲れますね。キャリーバッグってもっと楽なのかと思っていたのですが、全然そんなことはなかったです(同じ重さのボストンバッグを背負って歩くよりかは楽なんでしょうけれど)。

 部屋に着いてまささんともども目が点になったことがあります。
 それは部屋がシングルルームだったことです。
 セミダブルのサイズのベッドにまくらが2つ用意された、完全にカップル向けの部屋でした。
 自分はツインで予約したつもりだったので、ベッドも2つあるものと思い込んでいました。
 う~~~ん、道理で安いって思ったよ。一人用の部屋に無理やり2人泊まらせれば安くもなるよなぁ。
 今さら何を言っても仕方がなく、夜中にベッドの上でまささんと柔道の寝技の練習をするのも御免被るので、ありがたく床で寝させてもらうことにしました(二晩とも)。


   

 惨めなんてことない!!

 この後軽くシャワーを浴びて、食事に出かけたのですが、食事の前にまささんが(合ってなかった)サンダルを買い替えたいと言い出したので、ショッピングモールのイオンに行くことにしました。
 確かこっちの方で看板を見かけた、というまささんに連れられ向かったところ、よくよく見たら英会話のイーオンの看板でした。
 ちゃうやん!「ー」がつくのとつかないのとではえらい違いやっちゆーねん!!
 結局この日はサンダルの購入を諦め、道もわからなくなったので、タクシーに乗って夕食を取る予定の店に向かいました。

 一応まささんの名誉のために言っておくと、まささんが道に迷ったのはこの時一回限りでした。後は「この人、本当に道がわかっているの?」と思いながらついていくと、さほど地図を確認することなく目的地につきました。
 思いっ切り方向音痴な自分には出来ない芸当で、羨ましいとすら思いました。


                                      続く。
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青春18きっぷを使って四国まで行ってきました。その1。

2017-08-13 20:00:38 | 旅行
 お盆休みの8月13日から15日まで、青春18きっぷを使って四国まで行ってきました。
 2泊3日の旅ではありますが、そのうち2日間は9時間もの間ひたすら電車に乗っていなければなりません。
 一言で言えばアホな旅です。
 そんなアホな旅に付き合ってくださったのが我が盟友のまささん!ありがたいことです。

 まずは7:37鳥栖駅発の快速に乗り、いざ出発!
 大阪出張の際は6:38新鳥栖発の新幹線に乗ったので、それよりは遅いのですが、普段だったらまだ家にいる時間帯です。
 お客さんは結構乗っていて、お盆休みにみんな早起きしてどこに行くんだろうって思いました。

 南福岡駅ではまささんが乗り込んできて合流、本日1回目の「ホッ」でした。

 9:25、小倉到着!この旅初めての乗り換えで、下関行きの各駅停車に乗り込みました。
 さらば、九州、いつか必ず戻ってくるから!!(←およそ2日後)
 
 9:43下関駅到着。下関駅では予定外のことがありました。
 鈍行列車の旅では食事の確保も重要な案件の一つなのですが、自分はこの日下関駅で駅弁を購入するつもりでした。
 ネットで調べたところではホームで駅弁を販売しているとのことだったので。
 しかし実際行ってみたら、ホームのどこにも駅弁を販売している気配がない!危うく昼飯抜きになるところだったのですが、まささんが機転を利かせて駅外にあるイオンで弁当を買ってきてくれました。サンキューです、まささん♪

 下関駅の行先表示板。


   

 何の話なのか気になるところです。笑。

 気になるといえばこれ。九州から離れたらほとんどの列車についていたドアの開閉ボタン。


   

 普段利用している電車で見かけることはないのですが、もしかして九州外の電車だとついているのが当たり前なんですかねぇ?九州だとドアが閉まること=列車の出発を意味するので、最初のうちはプシュ―とドアが開閉するたびにビビってましたよ。笑。

 この後は特にトラブルもなく旅は続き、


   
 
 時に列車は海岸線沿いの走り、何度か列車を乗り換え、17:47、無事この日の目的地である岡山駅に到着しました。


   

 短い間だけどよろしくね、桃太郎♪


                                      続く。
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『スパイダーマン:ホームカミング』、語りたいのは作品についてではなくて…。

2017-08-12 22:44:24 | 新作映画
 ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド主演、『スパイダーマン:ホームカミング』、8/11、中洲大洋劇場で鑑賞。2017年27本目。


 『ターミネーター2 3D』のレビューで、この夏、様々な大作映画が公開されるが、どの映画を観るか、迷っている人は『ターミネーター2 3D』を是非観てください、と書きました。
 それはもちろん嘘ではありません。『ターミネーター2 3D』は絶対的お薦め映画です。
 しかしそうは言っても『ターミネーター2 3D』は上映館が少ないんですよね。
 近くに『ターミネーター2 3D』の上映館がない場合は、この『スパイダーマン:ホームカミング』を観てください。
 娯楽作品としてよく出来ていて面白いですよ。
 以上です。

 レビューは以上ですが、今日は『スパイダーマン:ホームカミング』を観た中洲大洋劇場のことをちょっとだけ紹介したいと思います。

 若い人だと映画館といえばシネコンのことだと思われる方も多いかもしれません。
 しかし、決して映画館=シネコンではないんですよね。
 シネコンをおおよそ定義すると、ショッピングモールに併設する、複数(10前後)のスクリーンを持つ完全入れ替え制の映画館のことです。上映される作品もメジャーなものが多いです。

 その一方でスクリーンが一つか二つしかない映画館のことをミニシアターと言います。
 今現在、福岡にはKBCシネマしかありません。

 そしてシネコンでもミニシアターでもない、純粋に映画館としか呼べない映画館も存在します。
 それが中洲大洋劇場です。
 映画館としか呼べない映画館と言いましたが、昔はこういう形態の映画館しかなかったんですけどね。
 なので中洲大洋劇場に行くと昭和の匂いがします。笑。

 何だよ、いい年をしたオッサンの懐古主義かよ!と思われる方もいるかもしれませんが、そうじゃないのです。
 単に古いからいい、と言ってるのではありません。

 中洲大洋劇場の何がいいかというと、これはスクリーン1に限ってのことなのですが、シートがいいのです。座り心地がハンパなくいい上に、前列との間隔に余裕があって、ゆったり鑑賞出来ます。
 
 2つ目、入れ替え制ではない。
 入れ替え制ではないと言われても、ピンと来ない人もいるかもしれませんね。
 シネコンだと全席指定なので、上映終了後、席を立たなければなりません。何、当たり前のことを言ってるんだ、と思われるかもしれませんが、これが中洲大洋だと当たり前ではないのです。
 同一作品であれば、一回分の鑑賞料金で続けて観ることも可能です。
 なので現在上映中の『スパイダーマン:ホームカミング』でいえば、連続して5回観ることが出来ます。さすがに5回続けて同じ作品を観る人はいないと思いますが、面白い作品であれば、2回続け観てもよいのではないでしょうか。

 3つ目、ポイントカードが気前いい。
 現在多くのシネコンでは鑑賞ポイントサービスを行っていると思います(やってないシネコンもありますが。Tジョイ系列とか。)
 だいたい6ポイントためたら1本映画が無料というところが多いんじゃないかな。
 それがこの中洲大洋だと5ポイントで1本無料なんですよね。
 何気にこの差は大きいと思います。

 福岡の人は何だかんだ言ってキャナルで映画を観ることが多いと思いますが、試しに一度中洲大洋劇場で鑑賞されてみては如何でしょうか。
 シネコンでは味わえない、中洲大洋ならではの映画鑑賞の良さが味わえるかもしれませんよ?


 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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