この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ただ今絶賛炎上中♪

2018-12-11 23:12:56 | インターネット
 お昼休み、会社のパソコンからブログを覗いてビックリ!!
 めっちゃ炎上してる…。
 ブログを10年以上やっているので、一度ならず炎上したことはありますが、ここまでの規模の炎上は初めてではなかろうか…。

 炎上の原因については心当たりがない、、、こともない、、、というかありすぎてよくわからない。。。
 やっぱりあれですかね、上沼恵美子大先生の悪口を書いたからかな?それとも『プラチナエンド』はつまんないって書いたことが許せなかった?
 いやいや申し訳ない、二度と上沼大先生の悪口は書きません。『プラチナエンド』、サイコ―!
 これで許してもらえないでしょうか、、、ダメですかね。。。

 さて、一つ残念なお知らせがあります。
 この一日でたっくさんのコメントを頂きましたが、申し訳ない、読んでいません。
 正確には一つか二つ目を通して、読むのを止めました。飽きちゃった。
 いや、無理でしょ、全部読むの。般若心境でも読む方がまだマシってもんですよ。
 
 自分でも残念でならないんですよね。
 なぜかっていうと、このブログではどんなコメントに対してもレスを返してきたので、それが途切れるっていうのが本当に残念。
 やっぱり物量作戦には敵わんわ、って思いました。白旗白旗。
 残念ながらコメントはオール無視するしかないですね。
 コメント数がこの半分、いや1/3、1/4ぐらいだったらもっとちゃんと丁寧に対応させてもらってたんですけどね、、、いやはや申し訳ない。

 それにしてもこれだけ大量のコメントを書きこむのって大変だったんじゃないですか?
 まぁ文面自体はコピペだったとしても認証はそうはいかないはず、、、それとも認証を無効にするツールでもあるのかなぁ、あったとしても不思議ではないけど。
 ともかくこれだけ大量にコメントして、それを読んでもらえないというのは悲しくないですか?「読めよ!」って思わない?

 そこで提案。
 この大量のコメントを書きこんだのがグループだとして、今後はグループの代表の1人、もしくは2人にコメントをしてもらえないかな?
 そしたらこちらとしてももっとちゃんとした対応が出来るんだけど。

 もちろんこの提案を蹴って今後も物量作戦を続けるというのも構わないけど、その場合、gooブログの運営に、さらに身の危険を感じるようであれば警察にも相談しなくちゃいけなくなるよね。
 ずいぶん物騒なことが書いてあるみたいだから、たぶん警察は相談に乗ってくれるんじゃないかな。
 年の瀬も押し迫ってるんだから、警察の厄介になんてなりたくないでしょ? 

 この提案を飲むというのであれば、この記事に一名、ないし二名の代表の方のコメントをお願いします。
 その際、HNの「unknown」は禁止、呼びやすいHNにしてください。
 ではよろしく。
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とろサーモン久保田を擁護してみる。

2018-12-10 22:07:49 | 戯言
 上沼恵美子への暴言を吐いたとろサーモン久保田へのバッシングは凄まじいものがありますね。
 これだけ激しくバッシングされるのであれば仕事も激減、最悪芸能界から追放されるかもしれませんね。
 ただ自分は捻くれ者なのであえて彼のことを擁護してみたいと思います。

 まず、「酔っているのを理由にして」とか何とか前置きするのはめっちゃカッコ悪いですよね。
 酔っているんだから何を言ってもよい、何をしてもよいってことにはならないですから。
 それに「更年期障害云々」っていうのも頭悪いこと言ってるなぁと思いました(この発言は久保田ではない)。

 ただ、「自分目線の感情だけで審査するのやめてください」というのには完全に同意します。
 審査するのが漫才という、明確な審査基準のないものだからこそ審査員各自の公平な審査基準が当然欲しい。

 ギャロップの自虐ネタに対する完全否定とも取れる酷評を聞いたときは「厳しいこと言うなぁ」とは思いつつもそこまで不快な気持ちにはなりませんでした。
 そっか、上沼恵美子は自虐ネタに対して否定的なスタンスなんだな、と思っただけでした。

 しかしミキの自虐ネタには手のひらを返したように「あんたたちのネタ大好き!」と大絶賛したときには開いた口が塞がりませんでした。
 ほんのついさっき、「自虐ネタは不快」みたいなことを言ったばかりなのに!
 世の中テレビカメラの前でこうもあからさまに依怙贔屓が出来る人間がいるのか!と驚くとともにこれ以上ないっていうぐらい不愉快な気持ちになりました。

 たぶんこの気持ちは、依怙贔屓をする側の人間、そして依怙贔屓をされる側の人間にはわからないんでしょうね。わかるのは依怙贔屓をされない(で生きてきた)側の人間だけなのでしょう。

 その証拠に上沼恵美子は暴言騒動に言及して、「(M1の審査で)私は依怙贔屓はしません」と言ってのけたそうです。
 あれが依怙贔屓でないのか!!
 本当にビックリしました。
 依怙贔屓をする人間は依怙贔屓をしている自覚がまったくないということなのでしょう。

 これはイジメをしている人間がイジメをしている自覚がなく、虐待をしている人間が虐待をしている自覚がないのと通じるものがあると思います。

 本来であれば抗議する権利はギャロップの二人にあります。
「何でボクたちのときは自虐ネタはダメと言っておきながらミキの自虐ネタは絶賛したんですか?ボクたちとミキの自虐ネタは何が違うんですか?」
 そう尋ねる権利が二人には間違いなくあったはずです。
 ただギャロップがそれをすると負け犬の遠吠えと取られる恐れがあります。
 だからこそ今回出場していなかったとろサーモンの久保田が代わりに言ったんじゃないですかね。

 確かに久保田の言葉には品がない。知性もない。ユーモアもない。
 でも芸人仲間のことを想って発したのであればその言葉には漢気がある、自分はそう思います。
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わーい、やったね♪

2018-12-09 22:24:16 | ゲーム
 ゲームはデジタルゲーム、アナログゲーム、どちらも好きです。
 といっても自分がプレイするデジタルゲームはスーファミの『風来のシレン』ぐらいで、アナログゲームの方は将棋や麻雀ぐらいなんですけどね(ボードゲームは最近まったくしなくなりました)。

 まぁでも将棋も麻雀もからっきし弱いです。
 将棋はいつかネット対戦デビューしたいと思っているのですが、無料ソフトにもコテンパンに負ける自分が果たして対戦デビューしていいのだろうか、と一歩踏み出せていません。

 麻雀の方も強くなる気配がまったくない、、、麻雀は精神力が問われるゲームなのでそこらへんがダメなのでしょう。

 なのですが、週末打った麻雀で超久しぶりに役満を上がることが出来ました。


   

 麻雀を打たない人にとっては役満って何?だと思いますが、野球に例えると満塁ホームランかなぁ。いや、サヨナラ逆転満塁ホームラン?
 まぁそれぐらい珍しく、嬉しいものなのです。

 とはいってもわざわざ写真に撮る人はまずいないですけどね。笑。
 一緒に打っていた人たちも苦笑していました。

 次に役満が上がれるのはいつの日か、、、10年以内には上がりたいものです。マジで。
 
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はっきり言って何も来なかった『来る』。

2018-12-08 20:51:47 | 新作映画
 中島哲也監督、岡田准一主演、『来る』、12/8、Tジョイ久留米にて鑑賞。2018年44本目。


 先週の『ヘレディタリー/継承』に続いてのホラー映画です。
 『ヘレディタリー/継承』がこれ以上ないってぐらいにビビらせてくれたので、『来る』はどうかと期待していたのですが、いやぁ、笑っちゃうぐらい何も来ませんでした。いろんな意味で。

 映画のタイトルは『来る』なのですが、原作の小説のタイトルは『ぼぎわんが来る』と言います。
 つまり小説で来るのは「ぼぎわん」なのですが、映画では何が来るのかは明かされないのです。
 まぁいいでしょう、それぐらいの改変は。何もかも原作通りじゃないといけないとはこっちも思ってないですしね(そもそも原作を読んでないですが)。

 ただ、映画ではそれがなぜ来るのか、その理由も明かされないんですよ。
 いや、正確には妻夫木聡演じる一見イクメンパパ、実はダメ男が子どものころについた嘘が原因で来るらしいのですが、それがどういう嘘なのかが明かされないんです。
 それはあかんやろ。最低限そこは説明してくれないと、恐がろうにも恐がれんやん、と思いました。

 本作の公式ツイッターや劇場でのポスターにこんなキャッチコピーが書いてありました。
>こわいけど、面白いから観てください。
 こわいけど、面白いから観てください?
 こんな情けなくてセンスのないキャッチコピーってちょっとないですよね。
 このキャッチコピーを信じて観に行って面白くなかったら、何か補償でもしてくれるんですかね?
 元々CM畑出身の中島監督はこのキャッチコピーでいいと思ったんでしょうか?もしくは監督自身がこのキャッチコピーを考えた?
 まぁキャッチコピーに対するクレームはこれぐらいにしましょうか。
 ともかく自分はこの映画がまったく面白くありませんでした。
 ただ、中島監督がどこらへんを観客に面白いと思わせようとしているかはわかりました。
 別に自分が演出意図に対して敏感だとか言うわけでなく、それが露骨だったので。
 どういうシーンかというと、ラストの、少女の見る夢のシーンとかですね。
 あまりに唐突にテイストが変わるので観てるこちらとしてはポカーンとなりました。
 この映画を面白いと言っている人はそのシーンが面白いんだと思いますが、自分はダメでした。
 思い出すのは三池崇史監督の『DEAD OR ALIVE 犯罪者』かなぁ。あれもラストシーンはポカーンでしたね。
 
 まぁそんな感じで、自分は好きではないし、人に薦めもしないけど、好きな人はめちゃめちゃ好きな映画だと思います。


 お気に入り度★、お薦め度★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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感想と解釈。

2018-12-07 23:26:24 | 戯言
 感想と解釈について思うことを書きます。

 目の前にバラの樹があったとします。
 バラの花を見て、どう思うのか、何を感じるのかは人それぞれ違います。
 バラの花って綺麗だなって思う人もいるでしょうし、トゲが痛そうだなと思う人もいるでしょう、特に何も思わない人がいたとしてもそれが間違いだというわけではありません。
 
 なぜバラの花を見たときの感想が人それぞれ違うかというとそれはそれまで生きてきた人生が人それぞれ違うからです。
 他人の感想を否定することは同時にその人の人生を否定することでもあります。
 ですから自分と異なる感想であったとしても否定するべきではないのです。
 そしてバラの花を見たからといって綺麗だと思わなければいけない、などという決まりもありません。
 感想は決して他人から否定されるものではなく、また強制されるものでもないのです。
 感想は人それぞれであり、自由なのです。

 感想は自由だと述べました。
 しかしながら間違った感想というものもあります。
 例えばバラの花を見てバラの花は綺麗だなと思ったとします。
 でも近づいてよく見たらバラではなくて牡丹の花だった。
 その場合、バラの花は綺麗だと思った感想は間違っていた、ということになります。
 感想は自由ではありますが、それは正しい認識をした場合においてのみです。
 そしてバラの花を見て牡丹だと思う自由はありません。
 認識は自由ではないのです。

 対物においては認識になりますが、読書や映画鑑賞においてはこれが解釈に当たります。
 本を読んだり、映画を見たりしての感想は人それぞれ自由です。
 100人のうち99人が絶賛する作品だからといって自分も同じように絶賛しなければいけないなどという決まりはありません。

 ただし、感想は自由ですが解釈は自由ではありません。
 正しい感想を持つためには正しい解釈が必要です。
 正しい解釈をするためにはその作品に対して真摯に向き合い、素直に、そして丁寧にその作品が与えてくれるヒントを拾っていかなければなりません。
 おざなりな解釈はおざなりな感想しか生みません。

 もちろん解釈の難しい作品もままあります。
 しかし解釈が難しいのだから、どう解釈しようが自由だということにはなりません。
 バラの花か牡丹の花かよくわからないからバラの花にしておこうという認識が乱暴であるのと同様です。

 ついでに言っておくと、解釈や認識が間違っていたとしてもそれは大したことではありません。
 間違いがわかった時点でその都度修正していけばよいだけの話です。
 時々解釈の間違いを指摘すると逆上する人がいるのですが(本当にいます)、解釈の間違いなんて日常生活における見間違いや聞き違い同様よくあることなのでムキになる必要なんてまったくないんですけどね。
 たぶん、それを指摘したことでその人の人格や人生を否定しようとしているか、恥を掻かせようとしているとでも思うのでしょう。
 間違いを指摘されたときは、その指摘が正しいと思えば受け入れ、間違っていると思えば反論する、それだけの話です。

 感想と解釈について思うことは以上です。
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映画『ガタカ』の考察のまとめ。

2018-12-06 23:28:38 | 旧作映画
 映画『ガタカ』についてはこのブログでも何度も考察をしてきました。
 正直考察を重ねすぎて何が何やらわからなくなってきた部分もあるのでここら辺で一度まとめてみたいと思います。

【映画『ガタカ』のラストシーンについての考察】

 記念すべき『ガタカ』考察第一弾であり、基本的に自分の『ガタカ』についての考えはこの考察にある通りです。
 ただ、致命的な欠点が一つあるとしたら、それはこの考察を書く際に『ガタカ』を見ていない、ということです。
 ある事情により手元にDVDがなかったからなのですが(今は再入手しました)、やはり褒められたことではないですね。
 長い旅の始まりでもあります。

【映画『ガタカ』のラストシーンについての考察、その補足。】
 
 ラストシーンでの考察で足りないと思ったことを書いたのですが、DVDを見ていないのは同じなので読む必要はないと思います。 

【映画『ガタカ』のラストシーンについての考察、その補足2。】 

 上に同じです。

【映画『ガタカ』、最終考察。その1。】

 これこそ『ガタカ』の考察の真打ちとして書き出したのですが…。

【結局よくわからなくなった『ガタカ』。】

 自分は『ガタカ』の初見からジェロームが死んだ理由をビンセントが死んだからだと思っていました。
 ブログで『ガタカ』を考察するにあたりネットで検索してみて、初めてそいうふうに考えるのが少数派、、、というか自分一人だと知りました。
 それで「あれ?自分の考えって正しいのかな?」って疑問に思っちゃって自分の考えが揺らいじゃったんですよね。
 その揺らぎの最高点だったのがこのときですね。
 今ではそれも必要なことだったのだと思っています。 

【映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、その1】
【映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、その2】
【映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、その3】
【映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、その4】
【映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、その5】
【映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、その6】
【映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、その7】
【映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、最終回】

 自分が書いた『ガタカ』の考察で最も長く詳しいのがこの最終考察リターンズです。個人的にはネットにアップされている『ガタカ』の考察の中で最も優れているのではないかと自負しています。
 余談ですが、『ガタカ』のwikiにはジェロームが死んだ理由が「証拠隠滅をはかるために」と書かれています。
 よくそんな頓珍漢なことが書けるな、と感心しますね。
 証拠隠滅って誰に対して証拠を隠滅する必要があったっていうのでしょうか。それに大量の検体サンプルはどう説明するつもりなんでしょうね。あれこそ証拠以外の何ものでもないのに。
 とはいえ、自分のこの最終考察リターンズも完璧というわけでは全然なくて、カツラって何やねん!ってツッコミを入れたくなりますね。う~む。

【帰ってきた映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、その1】
【帰ってきた映画『ガタカ』、最終考察リターンズ、その2】

 「帰ってきた」などと書いてはいますが、どちらかというと別記事にコメントをくれた人へのアンサー記事ですね。
 その人は読んでくれてないっぽいですけど。

 旅は続きます…。
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ジャンプSQ.1月特大号をを買いました。

2018-12-05 23:10:34 | 漫画・アニメ
 今号より週刊少年ジャンプから『ワールドトリガー』の移籍連載が始まったジャンプSQ.1月特大号を買いました。

 『ワールド・トリガー』は作者の病気で2年近く休載していて、連載再開後5話だけ週刊少年ジャンプで連載されました。
 せっかく連載が再開されたことだし、『ワールドトリガー』が載っている間は週刊少年ジャンプを買おう!と思ったのですが、あまりにも読みたい作品がなくて断念。ゴメンなさい、非国民なので『ワンピース』の面白さがわからないのです。

 『ワールドトリガー』の連載が始まったらジャンプSQ.を買おう!と決めていました。が、週刊少年ジャンプ同様『ワールドトリガー』以外読む作品がなかったらどーしようかとも思っていたのですが、幸い買いたいという気持ちが萎えるほど読んでもいいと思える作品がないわけではなかったです(←日本語がヘン)。

 ジャンプDQ.はちょっと分厚いので完全には読み切ってはいないのですが、読んだ範囲で簡単なレビューを。

 まず今号から始まった『乙女のはらわた星の色』。
 ジャンプSQ.は読み始めたばかりでどの年代の読者層向けの漫画誌なのかはいまいちよくわかっていないのですが、『ワールドトリガー』が移籍したということは基本少年誌なんですよね?
 にもかかわらずよくこんなアダルトな設定の漫画を連載させるもんだと感心しました。
 画は下手だけど、このギャグセンスは嫌いじゃないです。

 同じく画は下手だと思った『モナリザマニア』。
 お話はまぁまぁ面白いと思ったけど、贋作をモチーフにした漫画の画が下手というのはどうかと思いました。
 あと贋作をモチーフにした作品としては『ギャラリー・フェイク』という先達がいるからなぁ。あれを超えられるとは思えない。

 新連載第2回の『ボクサーズ・ブラスト』。
 面白くないことはないけど、主要登場人物の名前が「和民」だったり「白木屋」だったりするのは何か理由があるんですかね?そのうち「鳥貴族」という名前のキャラでも登場するんですかね。

 『青の祓魔師』、『怪物事変』、『魔女の怪画集』、『こじらせ百鬼ドマイナー』は良いと思いました。続けて読んでいくつもりです。

 逆につまらないなと思ったのが『プラチナエンド』。
 お話もつまらないと思ったけれど、小畑健の画もただ写真を上手くトレースしているだけのようで魅力を感じません。
 画が上手くなりすぎるのも考え物ですね。

 ジャンプSQ.レビューは以上です。
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期待は裏切られなかった『フーガはユーガ』。

2018-12-04 23:03:00 | 読書
 伊坂幸太郎著、『フーガはユーガ』、読了。

 まずは期待を裏切られなかったことに感謝したいです。
 伊坂幸太郎最高傑作!とまではいかないにしても充分面白かったです。
 これの前に読んだ『ダンデライオン』が正直微妙な出来だったので、ほっとしました。

 ただいろいろ言いたいことはあるんですよ。
 例えばここまで虐待がひどい父親だったら、いっそのこと寝ている間に兄弟の力を合わせて首を絞めて殺せばよかったんじゃないの?とか(過激だけど、そういうレベルの虐待ですよね?)、監禁していた子どもに逃げられるなんていくらなんでも連続殺人事件の真犯人が間抜けすぎるんじゃないの?とか、主人公、油断しすぎ!とか、そういったことですが。
 まぁでもギリギリのところで、「ありえんわ!」と本を投げ出すほどではなかったです。

 ついでに言えば個人的にはもうちょっとだけハッピーエンド寄りで幕を閉じて欲しかったけど、大団円とは言えない苦い結末もある意味伊坂幸太郎らしいと言えると思います。
 アマゾンのレビューで、帳尻が合わない、読後に爽快感が味わえない、というようなことを書いていた人もいるけど、伊坂幸太郎って昔からこんな感じだったと思うけどなぁ。
 デビュー作の『オーデュボンの祈り』も純然たるハッピーエンドってわけではなかったし、『アヒルと鴨のコインロッカー』も帳尻が合わないことこの上ないですよね。
 『アヒルと鴨のコインロッカー』では壮快感が得られて、『フーガとユーガ』では得られないというのはよくわからないですね。

 わからないと言えば、ヒロイン(といっていいのかどうかよくわからないけど)の名前が「小玉」って言うんですけどね、自分はてっきり「小玉」は彼女の名字なのかと思っていたら、結婚後も「小玉」って描写されていて、「あれ?」って思いました。
 「小玉」って彼女の下の名前なの?
 どっちかよくわからん、、、そこらへんの説明ってありましたっけ?
 些細なことなのかもしれないけど、ちょっと気になって…。

 さて、『フーガとユーガ』を読み終えたことだし、次は森見登美彦の『熱帯』だ!
 
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M1グランプリを見ました。

2018-12-03 23:08:55 | テレビ
 昨日はM1グランプリを見ました。
 見るのは初めてというわけではないのですが、最初から最後まで通して見るのは初めてだと思います。

 どの出場者を面白いと思うかはそれはもう完全に好みの問題なので人それぞれでいいと思います。
 ゆにばーすが最高だと思う人もいればトム・ブラウンがツボだったという人がいてもいいでしょう。

 問題があったとすれば審査基準が一定じゃない審査員がいたってことでしょうか。
 誰とは言いませんが、某上沼恵美子のことですけどね(言ってるじゃん)。

 ギャロップの自虐ネタに散々ダメ出ししときながらミキの自虐ネタはべた褒めって何やねんお前は、って思いました。
 同じ自虐ネタならギャロップの方が捻りがあってよかったですけどね。

 審査員だって人間なんだから、好きな芸人、嫌いな芸人ってそりゃいますよね。
 でも審査員である以上は審査基準そのものは一定じゃないといけないし、審査は公平じゃないといけないと思います。
 好きな芸人だから審査を甘くして点数を高くつけるっていうのはなしでしょ。
 ギャロップの自虐ネタを否定したのであれば、ミキの自虐ネタも否定しないと筋が通らない。

 お前に審査員をやる資格はない、来年からは審査員を止めろ!
 と言いたかったのですが、自ら審査員を引退する旨宣言したようですね。
 自らに恥じ入るところがあったのかな、、、そういう引退宣言ではないようだったけど。

 個人的にはギャロップの自虐ネタはとても笑えました。
 今でも思い出し笑いが出来るぐらいです。

 ジャルジャルの国名ネタもよかった。
 よく練習しているなぁと感心しましたが、よく練習していると感心する時点でお笑いとしての評価としてはよくないのかもしれません。

 ツボだったのはかまいたちのポイントカードネタかなぁ。確かにタイムマシンに乗って好きだったあの子に告白しても、断られたらどーすると言われたら反論できない。笑。

 記憶に残っているのはそれぐらいかな。
 全体的にそこまでひどいと思うネタはなかった、、、まぁ審査がひどいと思ったから記憶に残らなかったのかもしれません。

 それから今回のM1を見て、来年も大阪に行ったらギャロップ林のフリートークライブに必ず行こう、と思いました。
 上手い具合にタイミングが合えばいいんですけどね。
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久しぶりにヤベーもんを観たと思った『ヘレディタリー/継承』。

2018-12-02 23:20:29 | 新作映画
 アリ・アスター監督、トニ・コレット主演、『ヘレディタリー/継承』、12/1、中洲大洋劇場にて鑑賞。2018年43本目。


 その存在を知ったときから鑑賞するのを楽しみにしていた『ヘレディタリー/継承』を観てきました。
 期待にたがわぬ傑作ホラーでした。

 ホラー映画って雑に作られていることが多いんですよね。
 例えば、人里離れた森の中でキャンプをしていた主人公たちがその森に巣食う殺人鬼一家に襲われる、みたいなホラー映画があるとするじゃないですか(この設定はテキトーですが)。
 そういうホラー映画を見ると自分は、たまたまキャンプに来ていた主人公たちを襲う殺人鬼一家って普段何をしているんだろう?って考えちゃうんですよね。
 そんなふうに一歩引いて作品を見ると、ホラー映画って破綻していることが多いんです。

 ホラー映画なんだからとにかく血がドパドバ出れば満足でしょ、人がたくさん死ねばいいんでしょ、みたいなホラー映画も多いのが実情です。
 殺人鬼が思わぬところから現れたら驚くし、腕がちょん切られたら痛そうだなとも思いますけど、それって「怖い」っていう感情ではないんですよね。

 その点『ヘレディタリー/継承』は本当に怖い映画でしたよ。
 いわゆる典型的なホラー映画の展開になるのは120分を越える上映時間のうちラスト10分か、15分ぐらいだと思います。
 それまでひたすら何だかよくわからないけど観ていて不安になるシーンが延々と続くんです。
 それはつまり言い換えれば100分以上に渡ってひたすら伏線を張り巡らせているってことです。
 何て丁寧な作りのホラー映画なんでしょうか。 
 100分間に渡って伏線が張り巡らされているのですから、明かされる真相もハンパないわけです。
 そこまでやるか、って逆に感心しましたよ。

 感心したといえば上映館についてもそうですね。
 この『ヘレディタリー/継承』、無名の新人監督による、無名の俳優たちが演じる、一般受けするとは到底思えないホラー映画なのですが、驚くべきことに全国のシネコンで公開されているんですよ。
 よくこの映画をシネコンで公開しようと思ったな、と感心すること頻りです(自分は老舗の映画館で観ましたが)。

 自分が観た回では年配の人もいたし、若いカップルもいたし、座席の半分以上は埋まってました。
 ホラー映画を観に行くと、だいたい劇場がガラガラである時が多いので、こんなふうに多くの人が観に来るのは予想外で嬉しい驚きでした。
 これからも多くの傑作ホラー映画が劇場で観れたらいいなと思います。


 お気に入り度★★★★、お薦め度★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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