おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その420

2019-05-20 22:16:42 | 
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで1年あまり。文化プログラムの開催も各地で行われている。
 昨日、アーツカウンシル東京が主催する「東京キャラバン in IWAKI」が、いわき市小名浜のアクアマリンパークで開催された。小生が住む内陸部は強風に見舞われていたので、浜はもっと風が強いものと思い、ウインドブレーカーを持参。しかし、小名浜はほぼ無風状態。イベント日和であった。
 いわき会場のプロデュースは、ダンスカンパニー・コンドルズを主宰する近藤良平氏。氏は、いわき芸術文化交流館・アリオス開館前に、アーティストレジデンス事業でいわき市民をワークショップを重ね、公演を行った。
 今回の東京キャラバンで、その時を思い出した。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。


 今日は、京成、東京メトロ千代田線、都電荒川線・町屋。学生時代、京成で町屋で乗り換えをした記憶がある。それ以来、行ったことはない。住宅街を歩いていると、商店もちらほら。「丸石蒲鉾店」は、おでん種のお店。練り物や揚げ物が店に並ぶ。下町名物の「フライ(にくまん)」5ケ250円のところ、1個を試食のように串に刺していただきいただく。風貌はコロッケのようだが、中身は、魚のすり身をベースに、ソーセージや玉ねぎなどが入っている。肉は入っていないそうだ。おでんに入れると味が変わるということで、早速お試し。1、2分浸す。「フライ」50円、そして、「スジ」70円も合わせていただく。酒が欲しくなるシチュエーションである。


 暗がりになり、類氏、蛇行する細い道を歩く。24年前に住宅を改造してオープンした居酒屋「酒処 喜多郎」、曲がりくねった道からさらに細い道に入っていく。ちなみに、酒処はりホーム前は玄関と居間とのこと。まずは、「白金乃露」550円をお湯割りでいただく。「お通し」300円は、フキ、キンピラなどのお惣菜。
 アテは「車麩卵とじ」450円。車麩を出汁で煮込んだあと、溶き卵をかける。トッピングには明太子。いいアクセントになっているようだ。酒は日本酒、鳥取の地酒「千代むすび 純米吟醸 強力50」750円、これを冷やでいただく。強力は鳥取県の酒米とのこと。お次のアテは「栃尾揚げ」450円、栃尾揚げは新潟県の名物。一瞬、厚揚げのように思えるが、油揚げである。これにネギ味噌のようなものを挟んで、ポン酢でいただく。ご常連も食しているようだ。お次は、「ポテト焼」600円。女将の友人が徳之島から送ってきたジャガイモ1個を擦りおろし、グザイを入れて焼く。チジミやお好み焼きのような風貌であるが、味は全く違うそうだ。
 女将から、〆にざるそばは、戸のお声掛け。そばにはぬる燗。福島の地酒「にいだしぜんしゅ 燗誂」700円。そうそう、仁井田本家といえば、もともとの銘柄は「金寶」、1升瓶が金色の包装紙で包まれている。自前の田んぼを持っており、有機栽培で米を育てている。最近、メロン味の酒など、面白い試みをしている蔵である。「ざるそば」500円は山芋そばである。


 東京キャラバンは、大成功。で、これから考えなければならないのは、今回、参加してくれた面々とのネットワークをいかに継続していくか、今回のイベントで終わりではなく、今回のイベントが始まりである、というスタンスで、いわきの文化をどうするか。
 改めて、考えていく必要があるのかもしれない。

コメント
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