おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

博物館浴(東京国立博物館、江戸東京博物館)

2015-05-17 20:30:36 | 博物館・美術館
 先週の金曜日は、呑み会。16日(土)は、お江戸に赴き、博物館浴をしようと思い、とっとと帰宅しようと思ったのだが、結局、職場の同期入社の面々と、とことんやってしまった。呑兵衛の性、仕方がない。
 しかしながら、土曜日、午前4時起床。平の駅は、6:13始発、当然、電車の中では爆睡。

 上野に着いたのは、定刻8:55、一目散に東京国立博物館に向かった。鳥獣戯画、修復後、最初に国立京都博物館で展示されたが、大盛況だった。予想はしていたのだが、東博平成館の前は長蛇の列、早く来た皆さん、何時頃に来たんだろうか。9:20ころに列が動き出した。

  

 館に入れたのは10時前、第1会場には高山寺の至宝、第2会場に鳥獣戯画が展示されている。第1会場では、高山寺所蔵の絵画、木像など寺院の所蔵とは一線を画す、といった表現がいいかどうか、仏事に関わるもの以外の人間の性みたいなものが収蔵されている。
 そして、第2会場へ。「最後尾待ち時間80分」の表示、折角来たのだから、観ずには帰れない。並んだ。列は会場内を駆けめぐる。鳥獣戯画甲巻を観ることが出来るまで結局2時間、観た時間10分に至らず。館を出たのは2時過ぎであった。

 続いて、両国へ。江戸東京博物館で開かれている、大関ヶ原展。ここも、17日が最終日。もしかしてここも並ぶか、と思いながら両国駅下車。国技館では大相撲が開かれていた。駅周辺は賑わっている。で、一目散に館に向かったのだが、途中「入場制限」の表示。予感的中。120分。ここも、並んだ。ただ、警備員によれば、60分くらいで入場できるとのこと。それを信じた。で、1時間、入場できた。

  

 徳川四天王の甲冑や関ヶ原の絵図、刀剣などなど。特に見入ってしまったのが、鳥井元忠公。初代磐城平藩主鳥井忠政の父で、天下分け目の戦いの際、伏見城を守り自刃した。その時の床板が、京都の養源院の「鳥居の血天井」として知られている。鳥居公が伏見城の戦いの時に着用していた甲冑などが展示されていた。

 今回の博物館浴、観る時間より待つ時間のほうが長かった今回。しかしながら、電車の時間まで、高知のアンテナショップでの試飲、大統領で一杯。楽しい1日であった。

 次回は6月下旬、東京都写真美術館が改修中のため、今年は東京芸術劇場で開かれる「世界報道写真展2015」などを観る予定。

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