おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その278

2016-02-15 21:16:14 | 
 この前、大人の休日倶楽部フリー切符で千葉市以南を放浪、二つの酒蔵を巡った。現在、千葉の地酒、いずれも生原酒が呑まれるのを待っている状態。生原酒ゆえに、本来は「要冷蔵」、ただ、今の時期、常温で保存は可能と言われている。昨日は気温が高く、酒の保管気温として適切か否か、迷ったところではあるが、いずれにしても、一日で呑もうとすると、逆流してしまい、かえってモッタイナイような気がする。日本酒用の冷蔵庫に入っている在庫を、ゆっくり片づけていこう。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、東京メトロ千代田線・千駄木。言わずとしれた「谷根千」の一角である。しのばず通りの団子坂下付近「仏像界のアイドルいます」の看板。仏像界のアイドルで、小生、理解した。阿修羅。お店葉「イムス 谷中店」は仏像ショップ。石の粉と樹脂を使った人工大理石で仏像を作っている。意外と重量感がある模様。紹介されたのは、「阿修羅」25万円、「千手観音」30万円。千手観音は、小さい腕まで数えると総数1,000になる。阿修羅の顔は3面、それぞれ表情が違う。険しさから寛容へ。人間、寛容でありたい。
 暗がりになり、よみせ通りへ。この通り、小生、商工部門にいるときに、出張ついでに「谷根千」界隈を散策したときに通った。くねくねと曲がった通りで、印象に残っているのが、「商店会の皆さん、本日、○○の準備があるので、△時までお集まりください」という事務的連絡を屋外拡声器でやっていた。よそ者から見ると、「こんな事をやっているのか」と、まちの動きを知ることが出来た。今もやっているのだろうか。
 で、本日のお店は「谷中 ときわ」、「ときわ」という響きは、茨城県と関わりがあるのか、と思ったら、店の大将夫妻は秋田出身。ときわ食堂ののれん分けで、平成元年から居酒屋をやっている。類氏はカウンターへ。座するとすぐに「お通し 300円」が登場。「みょうさく」という秋田ではおせちにも使われる山菜の煮付けである。見ばえや食感は「ウド」のよう。お酒は「一刻者むらさき お湯割り 400円」、紫芋と芋麹のみ、香りが良く、ガツ甘。カウンターの冷蔵ケースには、魚介が並ぶ。「刺身小盛 2,000円」には、大トロ、カンパチ、タコ、イカ、〆サバ、いくらが並ぶ。こうなると、日本酒、類氏は秋田の地酒を所望。「雪の茅舎 山廃純米 400円」は香りが良い。

 奥の座敷では、女子会の乾杯。類氏は目ざとく奥へ行き乾杯。奥では「きりたんぽ 4~5人前 7,000円(要予約)」、きりたんぽは自家製、比内地鶏の良い出汁。類氏、野性味のある比内地鶏をいただく。イブリガッコも。

 「季節の天ぷら 800円」は、コゴミと蕗の薹。春のほろ苦さが伝わってくる。日本酒は「ほまれ麒麟 純米吟醸 元日初しぼり 400円」。〆には御常連お勧めの「豚串焼き 250円」を味噌だれで、「焼とり(ねぎま)250円」をタレでいただく。

 類氏は満足した模様。

 谷根千界隈、久しく放浪していない。どうしても、御徒町のガード下に引き寄せられてしまう。その磁力に負けることなく、谷根千方面、巡りたい。

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