けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

全治6~9ヶ月、今シーズン絶望

2008-11-13 21:31:24 | football
ルート・ファン・ニステルローイの右膝の負傷に関する、詳細な診断結果が出ました。マドリー公式

内視鏡検査などの結果、右膝の半月板部分損傷、2000年に手術した前十字靭帯の滑膜炎を伴った結節腫、外大腿骨の関節を連結する軟骨の損傷。これらの負傷により、メディカルチームおよびステッドマン医師は、外科的処置による治療を決定。
完治には6~9ヶ月を要する。


あとはこういう治療をする、ということが簡単に書いてありますが、単語が難しすぎて訳しきれないので割愛。


こんな結果になると思わなかった。年内休んで年明けから出てくるとか、それくらいで済むと思っていたのに。ルートの右膝は、甘い想像をはるかに超えるほどボロボロでした。今回最初から報道されていた半月板の損傷に加えて、前十字靭帯、膝の軟骨の損傷と、複合している。年内どころか、シーズン絶望。
長い間の疲労や無理が積み重なっていたんでしょうか。現在32歳のルートが、再び膝の問題で長期離脱しなければならない。再び戻ってきて、残りのキャリアをトップコンディションで過ごすために、どうしても必要な措置なんだと思うしかない。辛いです。

カップ戦

2008-11-13 07:15:48 | football
08/09 Copa Del Rey Dieciseisavos Vuelta
Valencia C.F. 3-0 Portugalette
バレンシアの得点:アングロ、ミチェル、パブロ

GK:グアイタ
DF:チモ・ナバーロ、エルゲラ、アルトゥーロ(46、ミチェル)、デルオルノ
MF:エドゥ(66、ジギッチ)、マドゥロ、ウーゴ・ヴィアナ、パブロ・エルナンデス
FW:アングロ(57、ビセンテ)、モリエンテス)

Ida(第1戦)はフエラで4-1で勝ってますから、特いつも以上にローテーションに拍車がかかった先発&ベンチメンバー。上に書いた選手が出場し、あとベンチに残ってるのはレナンとバラハだけですから。で、そのメンバーで危なげなく勝ちました。おそらく。
中継はあったものの前半は4元中継(バレンシア、バルサ、ビジャレアル、エスパニョールのそれぞれの試合)で、後半はバレンシアとバルサの2元になったものの、9割5分はバルサの試合が流されてたし。何が起きてたのかはさっぱりです。
だいたいバレンシア公式からして、手を抜きすぎ。公式のテキスト中継では、普段ゴールが決まったりすると「GOL DE VILLA! GOL DE VILLA!」って100個くらい並べ書きするものですが、今日はゴールが決まっても

Min. 20 GOL DE ANGULO! GOL DEL VALENCIA! El asturiano roba una pelota・・・

短い。


モリエンテスはこの試合先発フル出場。もはや完璧なカップ戦要員です。バレンシア系のスポーツ紙では「リーガで最後に得点してから1周年です」とか記事を書かれてしまいました。確かに今節ここまで、カップ戦でしか得点してないですからね。昨シーズン後半はひたすら負傷と病気で、思い出せるゴールといえば国王杯ファイナルとか…今シーズン入ってスーペルコパとか…UEFA杯とか。今シーズンに関していえば、ウナイ・エメリがモリエンテスをリーガであまり使わないのも、リーガ得点なし1周年記念に貢献しています。今日の国王杯でもフルに使われてしまったから(ジギッチと交代になるかと思ったのに)、土曜日のリーガでの出場可能性は低そう。

ちなみに、モリエンテスは昨日、国王杯前日のチームトレーニングを欠席しました。チームの許可を得て個人の事情で…って何だろうと思っていたら、モリエンテスのエージェントであるヒネス・カルバハルと、その元パートナーであるアルベルト・トルドラの間に裁判沙汰がありまして、その証人でマドリーの法廷に召還されていたから…のようです。ヒネス・カルバハルは、モリエンテスの他にもラウルやカニサレス、以前はイケルや、それ以外にも多くのサッカー選手、監督の代理人で、訴えているアルベルト・トルドラとは20年間パートナーだった、らしい。で、パートナー関係を解消した際に、トルドラが手切れ金か何かを求め、ヒネス・カルバハルがお前とパートナー関係だったことはない、と言い出したり…ま、よくわかりませんが揉めているということで、大迷惑なことに、顧客が何人か(他にカニサレスやモリーナなども)証人として出廷することになったようです。


ルート・ファン・ニステルローイ
アメリカへ旅立ったルートですが、最初の診断が出たようです

MRI検査などを行ったものの、マドリーのメディカルチームとステッドマン博士との間で、診断に関する決定的な結論には達しなかった。このため、内視鏡を使った検査を受けることになるだろう。治療も内視鏡を使ったものになるだろう。現時点で、正確な治療手法や回復期間の推定ができるのか、などは不明。

内視鏡も外科的措置になるわけですし、どれくらい期間がかかるかもわからないですね。第一、まだ診断が確定したとは言えない。不安要素が積み重なっていく。


仲間
国王杯の第1戦で、ポリエヒドに5-0と大敗したビジャレアルは、エル・マドリガルでも1-1の結果しか残せず、国王杯敗退が決まりました。マドリーのお仲間が増えました。