けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ノルウェイで勝ち

2008-11-28 07:10:00 | football
08/09 UEFA Cup Group Stage
Rosenborg 0-4 Valenci C.F.

バレンシアの得点:マタ(21)、パブロ(76)、バラハ(88)、ホアキン(90)

GK:レナン
DF:ミゲル、アルビオル、マルチェナ、デルオルノ
MF:アルベルダ(78、マドゥロ)、マヌエルフェルナンデス(58、バラハ)、エドゥ、パブロ、マタ(46、ホアキン)
FW:モリエンテス

ヨシヨシ。フエラで完勝です。先日のマドリーの試合にも負けないほど、とんでもなく寒そうでしたが、勝ち点3を積み上げました。2点目が入るまで時間がかかって、少々落ち着かない気分もしましたが、押し込まれた時間帯はあるにせよ試合全体をみればバレンシアの方が相手を上回り、試合を支配できていたと思います。ビジャも休ませられたし。ちなみにベンチにいて、後半にアップをすることもなかったビジャは、風邪を引いた過保護の小学生のようにモッコモコに着ぶくれておりました。何かの置き物にできそうだった。

マタは良い時間に取ったし、パブロのゴールはゴラッソでしたし、3点目や4点目も実に見事でした。チーム全体としては、よくパスをつなぎ、守備ではマルチェナを初めとしてよく身体を張って決定機を作らせないようにしていた、良い試合だったと思います。モリエンテスは終始1トップで、いくつかあったチャンスは決めておいて欲しかった部分もありましたが、サイドに流れてマタやパブロが中に入ってくる場面もあったり、ホアキンにアシストもしたり、彼なりの「役割」は果たせたのではないでしょうか。



さて、普段は勝っても他のクラブを貶めるような発言は極力しないようにしておりますが、ほんの少々お許しください。

ローゼンボリ、ざまぁみさらせぇ。

えー、失礼。

何があったかといいますと、数日前からスペイン各紙でちょこちょこ取り上げられていたのですが、ローゼンボリが公式サイトに、バレンシアの選手たちをバカにするビデオを載せていたのです。全部で7本にも渡るビデオのうち5本までが公開されたところで騒ぎになったのですが、内容は「スペインに関するレッスン」てな感じで、ローゼンボリ所属のウルグアイ人選手が何やらセリフを読んでいるものです。曰く、

「バレンシアの選手は氷点下の寒さに対処できないお子ちゃまどもである」
「バレンシアのFWなどオカマ野郎(maricon)である」

と、こんな感じ。「ユーモアでーす、わかってねー」と断ってはいたようですが、ちょっとユーモアって問題じゃないなー。
私がこれまでリーガやスペインサッカーを見てきた中では、オカマ=「マリコン」という単語は、選手に投げかけるに当たってはHijo de P***に準ずるくらいの侮蔑用語に当たる、という理解です。どのくらいかというと、アトレチコファンがカニサレスに対して使うとか、言われたグティがブチ切れるとか、そのくらいのレベルです(わかりづらいか)。

ま、そんなこんなで大騒ぎになり、1日か2日たって、ローゼンボリは公式サイトで「すいません誤解です、言葉の使い方間違えたんです」と謝罪はしました。といっても、
「本当はcobardicas(卑怯者)とかenclenques(あわれな弱虫)って意味で言いたかったんです」
……って、それだって十分ひどいと思うんですが。

ということで、ここはぜひともサッカーでボコボコにしてやって頂戴、と思っていたわけです。実現できてよかった。あー、すっきり。


その他リーガ
パリ・サンジェルマン 2-2 ラシン・サンタンデール
デポルティーボ・ラ・コルーニャ 3-0 フェイエノールト
セビージャ=お休み

ラシンはフエラで、しかもPSG相手によく同点まで持って行きましたね。デポルは3-0ってすごいなー。フェイエのマカーイは久しぶりのご帰還。