けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

創立110周年

2012-02-06 23:57:41 | football
グラネロ置いてかれた…

久しぶりにクアトロさんの動画。先日のヘタフェ戦後の様子です。選手たちはおそらくバスでバルデベバスまで行って、そこから自分たちの車に乗り換えて帰宅することになってるんだと思います。
試合は22時少し前に終わり、早い選手たちは22時過ぎには続々とバスへ……ところが全員が揃わない。モウリーニョが乗ってからおよそ30分後、この試合のヒーローでマスコミにじっくり対応していたセルヒオ・ラモスがようやく乗車。調子よく皆に謝るラモス。でもまだ誰か足りない。苛立つ選手たち、ふざけるモウリーニョ。やがてグラネロがいないことが発覚。「タクシーでいいじゃん」と関係者。置いていかれるグラネロ……。

ドーピングコントロール担当だったようです。お疲れ様、グラネロ。


2月
先週に引き続いて今週も、マドリーの選手たちは(基本的に)日曜と月曜、2日間のオフを満喫しているところです。しばらくはこんな感じで余裕のスケジュール。WOWOW放送内でも触れられていましたが、今月はこの後、ベルナベウでレバンテ戦、ラシン・サンタンデール戦、CLのCSKAモスクワ戦、その後フエラのラージョ戦。ということで、飛行機に乗って旅に出るのはモスクワだけです。モスクワ行きの負荷はもちろん大きいですが、今シーズンのリーガ前半戦で勝点を落としているレバンテ戦とラシン戦、CLノックアウトラウンド、とそれなりに気の抜けない試合が続くスケジュールを、コパ敗退のおかげで、かなりゆったり過ごすことができます。ま、もっと余裕がなくなってくるだろう4月辺りに、こんな恵まれた日程ならもっと嬉しかったろうにと思わないでもないですが……。


オフ?
怪我人はオフなし。ASによると、ケディラは日曜日にバルデベバスを訪れ、個別のトレーニングメニューをこなしていたそうです。ケディラは、1月10日にラ・ロサレダで行われたコパ・マラガ戦で右足首の外側側副靭帯を負傷。結局全治期間は1ヶ月ほどだったということになるわけですが、いずれにしても最終段階。回復具合は良好で、日曜のレバンテ戦に間に合う可能性もあるようです。
またディ・マリアとマルセロも回復のメニューを続けていたようです。ディ・マリアは既に全体練習に合流し始めていて、特に問題が起こらなければ、やはりレバンテ戦で復帰の可能性。マルセロは、まだはっきりとはわかりませんが、今週中に全体練習に戻れるだろう、とAS紙。


今年のトロフェオ・ベルナベウ
最終的にどうなるかわかりませんが、例年8月にやるトロフェオ・ベルナベウに招待されるチームがコロンビアのエル・ミジョナリオス・デ・ボゴタになるだろう、という記事。今度こそシャルケじゃないの?と思ったりもしましたが、ASによるといろいろ経緯があるようです。

エル・ミジョナリオスは、マドリーの名誉会長ことディ・ステファノが、マドリーに来る前に所属していたクラブ。1952年、マドリーが創立50周年を祝っての3者対抗試合を開催した際、招待されたのが、スウェーデンのNorrköpingと、コロンビアのエル・ミジョナリオス。ミジョナリオスの選手だったディ・ステファノは、この親善トーナメントでレアル・マドリーと対戦した際、2ゴールを決めチームの4-2勝利に貢献した。
翌年、マドリー上層部は、そのディ・ステファノを獲得する。スペインに渡ってきたディ・ステファノは、パコ・ヘントらと共に、レアル・マドリーのヨーロッパチャンピオンズカップの5年連続制覇に貢献し、その後のレアル・マドリーの歴史を決定的に変えることとなった。
20世紀最高のクラブと称されるようになったレアル・マドリー、その成功のきっかけとなったとも言えるエル・ミジョナリオスとの対戦から60年。フロレンティーノ・ペレス会長は、今年のトロフェオ・ベルナベウにエル・ミジョナリオスを招待し、今年の7月4日で86歳になる名誉会長へのトリビュートとすることを決めたのだ。

ということだそうです。