ルネの「去年の夏」が、「ミドリ色の屋根」と共にCD化され、6月20日発売の「The Melody Makerー村井邦彦の世界ー」に収録されます。
今回取り上げる「去年の夏」は、ルネの変声が始まった時に録音された曲です。
「ルネの変声記念」と言って喜べればどんなに良かったでしょう。失われた「天使の歌声」によって、離れていった日本のファンは少なくなかったと思います。
変声の始まったルネのしわがれた声に、当時の私もショックを受け、思わず泣いてしまいました。とうとうこの時が来てしまった!・・・・と。
最初の低音部は変声が始まったことを示すしわがれ声、良く言えばハスキー・ヴォイス。しかし、後半の高音部は以前のままのボーイ・ソプラノ。普通、変声は、高音が出なくなる所から始まると思っていましたが、ルネは低音部の変化から始まっています。変声には個人差があり、ルネの変声はゆっくり訪れたと、ルネの身近な方が証言していますが、「去年の夏」以降に発売された「モントリオール讃歌」と「みんなあなたに」が変声前の声だったため、音楽関係者の間ではルネのドーピングの噂が立ちました。過去ログも書き直したのですが、モントリオール・オリンピックの開催は、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリを受賞する以前から決定されていたことですから、ルネがグランプリを受賞した功績でテーマ曲を歌う歌手として抜擢されたとしても、早くから準備を進めていることです。ルネの変声前に録音していたと考えた方が正しいと思います。また、「みんなあなたに」も同様で、発表する順番が逆になっていただけだと思います。
いろいろな経緯があった「去年の夏」が、その他の曲を押しのけて、どうして村井邦彦氏のオムニバス作品集に収録されることになったのかは分かりませんが、ルネの曲の日本初CD化を、もろてをあげて喜びたいと思います。「The Melody Makerー村井邦彦の世界ー」については、過去ログで取り上げておりますので、そちらでご覧ください。
※過去ログ”ついに実現!「ミドリ色の屋根」のCD化”
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/110.html
「去年の夏」は、現在、カナダのルネ・ファン、シャンタルさんの音楽サイトmusicographiesimardで聴くことができます。CD化を前に、是非お聴きいただきたいと思います。
余談ですが、「去年の夏」は、モントリオール・オリンピックが開催された1976年の夏、曲だけがTVコマーシャルに使われていたことを記憶しています。何かの夏期講座のCMだったと思いますが、覚えていらっしゃる方はいませんか?
※musicographiesimardで「去年の夏」をお聴きください。
http://www.bebo.com/MusicAlbum.jsp?MusicAlbumId=2636641682
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
去年の夏
作詞/さいとう大三 作曲/村井邦彦 編曲/有馬 行
あの日突然に 僕のこの胸は
君を愛し始めたよ
何も気づかずに君は駆けてくる
白い夏の日の中を
それは去年の夏の午後
何のためらいもおこらず
軽くおでこにキスをした
君と過ごした夏さ オ・・・・・・・・
それがいつからか
君を見るだけで
胸がいたくなる僕さ
君と一緒の夏休み
白い貝がらを飾った
砂のお城に戻れない
君を愛したせいさ オ・・・・・・・
※いつの間にか僕
君を愛してる
とても好きなんだ君が
※くりかえし
※ルネの変声前後の曲は”Fernand”に収録されています。変声後の、でも、張りのある少年らしい声になったルネの魅力を堪能していただければ幸いです。
http://www.bebo.com/MusicAlbum.jsp?MusicAlbumId=2603682918
※以前トップ・ページで紹介していたvideosimardの”On ne vit jamais pour rien... René Simard”が復活いたしました。第3回東京音楽祭世界大会のフランク・シナトラ賞受賞シーンや日本での活躍の様子もご覧になることが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=8w_lmacyYhw
※ルネの画像のスライド・ショーvideosimard”Un Enfant Comme Les Autres”
http://www.youtube.com/watch?v=u37iOOectjg
今回取り上げる「去年の夏」は、ルネの変声が始まった時に録音された曲です。
「ルネの変声記念」と言って喜べればどんなに良かったでしょう。失われた「天使の歌声」によって、離れていった日本のファンは少なくなかったと思います。
変声の始まったルネのしわがれた声に、当時の私もショックを受け、思わず泣いてしまいました。とうとうこの時が来てしまった!・・・・と。
最初の低音部は変声が始まったことを示すしわがれ声、良く言えばハスキー・ヴォイス。しかし、後半の高音部は以前のままのボーイ・ソプラノ。普通、変声は、高音が出なくなる所から始まると思っていましたが、ルネは低音部の変化から始まっています。変声には個人差があり、ルネの変声はゆっくり訪れたと、ルネの身近な方が証言していますが、「去年の夏」以降に発売された「モントリオール讃歌」と「みんなあなたに」が変声前の声だったため、音楽関係者の間ではルネのドーピングの噂が立ちました。過去ログも書き直したのですが、モントリオール・オリンピックの開催は、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリを受賞する以前から決定されていたことですから、ルネがグランプリを受賞した功績でテーマ曲を歌う歌手として抜擢されたとしても、早くから準備を進めていることです。ルネの変声前に録音していたと考えた方が正しいと思います。また、「みんなあなたに」も同様で、発表する順番が逆になっていただけだと思います。
いろいろな経緯があった「去年の夏」が、その他の曲を押しのけて、どうして村井邦彦氏のオムニバス作品集に収録されることになったのかは分かりませんが、ルネの曲の日本初CD化を、もろてをあげて喜びたいと思います。「The Melody Makerー村井邦彦の世界ー」については、過去ログで取り上げておりますので、そちらでご覧ください。
※過去ログ”ついに実現!「ミドリ色の屋根」のCD化”
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/110.html
「去年の夏」は、現在、カナダのルネ・ファン、シャンタルさんの音楽サイトmusicographiesimardで聴くことができます。CD化を前に、是非お聴きいただきたいと思います。
余談ですが、「去年の夏」は、モントリオール・オリンピックが開催された1976年の夏、曲だけがTVコマーシャルに使われていたことを記憶しています。何かの夏期講座のCMだったと思いますが、覚えていらっしゃる方はいませんか?
※musicographiesimardで「去年の夏」をお聴きください。
http://www.bebo.com/MusicAlbum.jsp?MusicAlbumId=2636641682
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去年の夏
作詞/さいとう大三 作曲/村井邦彦 編曲/有馬 行
あの日突然に 僕のこの胸は
君を愛し始めたよ
何も気づかずに君は駆けてくる
白い夏の日の中を
それは去年の夏の午後
何のためらいもおこらず
軽くおでこにキスをした
君と過ごした夏さ オ・・・・・・・・
それがいつからか
君を見るだけで
胸がいたくなる僕さ
君と一緒の夏休み
白い貝がらを飾った
砂のお城に戻れない
君を愛したせいさ オ・・・・・・・
※いつの間にか僕
君を愛してる
とても好きなんだ君が
※くりかえし
※ルネの変声前後の曲は”Fernand”に収録されています。変声後の、でも、張りのある少年らしい声になったルネの魅力を堪能していただければ幸いです。
http://www.bebo.com/MusicAlbum.jsp?MusicAlbumId=2603682918
※以前トップ・ページで紹介していたvideosimardの”On ne vit jamais pour rien... René Simard”が復活いたしました。第3回東京音楽祭世界大会のフランク・シナトラ賞受賞シーンや日本での活躍の様子もご覧になることが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=8w_lmacyYhw
※ルネの画像のスライド・ショーvideosimard”Un Enfant Comme Les Autres”
http://www.youtube.com/watch?v=u37iOOectjg