ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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「ミドリ色の屋根」発売41周年

2015年06月21日 | ミドリ色の屋根
   Joyeuse fête des pères
      à toutes les papas.




 今日は父の日。

 今から41年前の1974年6月21日は、26日のルネの初来日と30日の第3回東京音楽祭世界大会出場に先駆けて、ルネの日本でのデビュー曲となる「ミドリ色の屋根」のシングル・レコードが発売になった記念すべき日です。


 この時の初回プレス盤は、ルネがグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得した翌日に、3万枚がすべて売り切れ、追加注文が殺到して生産が追いつかず、さらにALFAレコード(当時アルファ・アンド・アソシエイツ)の事務所は、ルネについて問い合わせる少女たちからの電話が鳴り止まないという異常事態に陥ったことは、宮住俊介氏のブログでも書かれていました。ちなみに2回目のプレスからは「第3回東京音楽祭世界大会 大賞受賞 フランク・シナトラ賞受賞」と入っています。
 一大ブームを巻き起こしたこの曲は、様々な雑誌でルネの写真と一緒に歌詞や楽譜が掲載されました。今回は私のルネ・コレクションの中から、ブログ未発表だった1枚を紹介いたします。



 「ミドリ色の屋根」は、さいとう大三氏の歌詞の他に、仏語バージョン""があり、第3回東京音楽祭では仏語詞と日本語詞の両方を歌っていることは周知のことですが、「雨上がりのデイト」には"Ma Petite Japonaise"、「君のすべてがほしい」には" Attends-moi quelques années"、「青空の向うへ」には" Merci pour tout"というように、しっかり仏語バージョンがあって、カナダのアルバムに収録されているのは、クルティエ氏のしたたかさ? これらの仏語版を、ルネの来日が無くなった頃に発売された、タイトル曲以外は全部発表済みの曲だったアルバム「去年の夏」に収録したらよかったのに…なんて思ったりしたこともありました。

 話が「ミドリ色の屋根」からちょっとそれましたね…。

 さて、今日の父の日、シマール家はどう過ごしているのでしょう。息子オリビエと娘ロザリーと一緒に過ごすのでしょうか? それとも、義父である妻マリー=ジョゼの父も呼んで過ごすのでしょうか?
 シマ姉家はいつもどおりのお家でお食事。義父には義父の好きな焼酎を。夫にはリクエストされたウナギの蒲焼き。…ということで、夕食はウナギです。

 そしてこちらの青薔薇は、亡き実家の父とジャン=ロック・シマール氏のために…

 ルネ友の皆さんも、それぞれ素敵な1日をお過ごしくださいsymbol1 
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