団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

日々雑感160428

2016-04-28 09:44:20 | Weblog
 我が家は熊本地震の義援金は日本財団を通して行った。この財団は、水漏れなし、被災地をスポット的に絞り支援すると確約している。他の団体は、まず先に組織の固定費をピンはねしてから、残りを分けるし、どう配分するかも公表していないから、あまり信用できない。識者の意見で、ふるさと納税を見返りなしでやるのがいい、というのもあった。
 この地震が起こっている間に、アメリカ視察に行っていた舛添知事。今度は文春で別荘通いが叩かれた。現在、言い訳に終始しているが、まず身を改めることであろう。この人は権力志向が強く、利権に敏感で、都知事の使える権利を120%利用しているのだろう。で、在任中に何をやったのかの実績はなく、オリンピック準備でぼかしているが、もっとやることがありそうなものだ。まだ猪瀬さんのほうが良かった?
 三菱自動車の燃費不正問題は、結局メーカーの性善説が裏目に出た。燃費データをメーカーの自己申告に頼っていた、というのも笑ってしまう。第三者機関の客観的なデータではじめて信用できるのだろうが、日本の一流メーカーがそんな偽装をやるはずがない、と信じていた。ところが最近は耐震ゴムメーカーといい、マンションの杭打ち問題でも、ちゃんと仕事をしていない。
 やはり日本企業も、バブル崩壊後のグローバル経済の中で、株価維持、利益確保のために、こうした偽装に手を染めることに麻痺してきたのであろう。業界の監視、第三者のチェックなどを強固にして、透明性を確保していかなければ、日本企業の信用もそろそろ持たなくなってこよう。
 パナマ文書問題は、ある番組で指摘していたが、狙われたのが英領のタックスヘイブン。イギリスは最近、中国に接近しており、これを牽制するためにアメリカのCIAが仕掛けた陰謀とか。見事にキャメロン首相は窮地に陥っている。
 もうひとつはオーストラリアの潜水艦採用問題。日本やドイツが外れ、フランスに決定した。これも中国が横槍を入れて、日本を落とした。日本の「そうりゅう」型が南シナ海を動き回ったら、中国は手が出せない。うるさいフランスの潜水艦ならなんとかなるわけで、どうしてこうなったかは、やはり中国の市場の大きさであろう。何かのビジネス的な見返りがこれから出で来るのではないか。
 なにごとも裏がありそうな世界になってきた。まさに陰謀の世界である。まだ日本はあまりそういうことがないが、それでも世界の潮流の中にあって、日本も埒外ではない。あまりチマチマした話で、揉めている状況ではないのである。
 ところでマイナンバーは昨年の暮に申請したが、まだ届かない。今朝の新聞に載っていたが、来なくて当然ではあるが、どうしてこれほど泥縄なのか。やはり日本社会の劣化を象徴しているような気がする。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/

 

西部劇DVDセットを買った

2016-04-24 10:40:08 | Weblog
 さんざん迷って西部劇DVDのセットを購入した。新聞広告で知ったのだが、1作品150円で50作品7500円だった。
 たまにブログでも書いていることだが、やはり西部劇が好きなんだな。団塊の世代の多くの人は、当時の西部劇や戦争映画に血沸き肉踊った。ただ戦争映画の戦争シーンは記録映画が多く使われており、A級クラスの作品以外はあまり好きではない。
 西部劇はそういうことがなく、しっかりと作ってある作品が多い。比べるわけではないが、最近の時代劇のセットのちまちました造りはなんとも情けない。やはり華やか時代の東映時代劇は豪華絢爛だった。
 そういう香りが、当時の西部劇にもあり、多彩なストーリーでガンマン、先住民(インディアン)、騎兵隊が入り乱れて、波乱万丈の世界だった。
 我々が知っているのは、ジョン・フォード監督の『駅馬車』や騎兵隊三部作以降になろうか。ただいずれも劇場では見ていないが、『シェーン』を私は劇場で見ている。その後、30歳ぐらいになるまで、テレビのシアターで盛んに放映していたが、いまやたまにNHKのBSがやる程度になってしまった。
 私は騎兵隊とインディアンの戦いが好きで、テレビでは『名犬リンチンチン』があった。たぶんジョン・フォードの『シャイアン』で、その戦いも終わった。その後、『ソルジャー・ブルー』は先住民に立った描き方になり、マカロニウェスタンに移行し、インディアンがメキシコ人に代わり、リアリティがなくなっていった。
 その黄金期の西部劇の150作品が見られる、というので買ったわけだ。むろん見た作品や記憶に残っている作品もあるし、もう一度見たい、というものも多い。中に『黄色いリボン』『真昼の決闘』などの名作も入っている。
 問題はいつ見るかなのである。女房はまず西部劇は見ない。夜はほとんど録画したミステリーを二人で楽しんでいる。そうこうしているうちに10時過ぎになるから、就寝時間である。
 ということは女房が留守の時しかないわけで、夜の外出は踊りの稽古で月に3回。その隙を狙って観賞するしかないが、見方は細切れになつてしまうだろう。たぶん見終わるまでに1年ぐらいかかるのではないかと思うが、それもまた楽しみである。
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わが食生活

2016-04-04 09:14:34 | Weblog
 あれこれと健康に気を遣う齢になったものである。なにしろ多血症、心臓病、糖尿病、慢性腎臓病と持病を持っており、食生活には工夫せざるを得ない。
 多血症は薬が効いていて落ち着いている。心臓病は手術後、内科治療で安定している。糖尿病と腎臓病はセットで、インスリンを射ちながら血糖値の変化を見守っている。朝食前の血糖値はだいたい120~150程度で推移。たまに夕食に油ものを食すと、翌朝の血糖値も連動するようであるが、関連性は把握できない。
 結局、食生活の基本は低カロリーと低糖質になる。血糖値を上げるのは炭水化物である。炭水化物は糖質と繊維質でできている。米やパン、麺の食べ過ぎに注意している。
 というわけで、実際の食生活は、朝食がヨーグルト100gに、蒸したブロッコリーと舞茸を乗せて、りんごジュースか市販の野菜・フルーツミックスジュースで食べる。エネルギーが足りないから、ビスケット2枚かグラノーラを日替わりで加える。たまにいただいた甘い物があれば、食後に食べる。
 会社にいる時の朝食は、8枚切り食パン1枚に薄くいちごジャムを塗り、低脂肪乳カップ1杯、バナナ1本、ゆで卵1つを食べる。夕飯に卵料理になる時は、それが粒チョコレート3個ほどに変わる。外出時はせいぜいカフェでサンドイッチか、面倒な時は粒チョコとビスコで済ます。こういう時は低血糖が心配だが、症状が出れば甘い物を食べるチャンスでもある。
 問題は夜で、晩酌時の肴に6Pチーズ1個か、玉子豆腐あるいはごま豆腐、玉ねぎに干しエビを乗せてレンジでチンとやり、すり胡麻とポン酢を加える。あとは箸休めに、らっきょう、にんにくたまり漬け、黒豆、くるみの小女子漬けなどを少々口に入れる。
 酒は25度の焼酎を麦茶で割って飲む。ほぼ200CCちょっと。週末には週末ご褒美と訳の分からない理屈をつけて、糖質ゼロのチューハイを足す。ほぼ1時間程度やっていると、女房殿が急かすようにおかずを並べる。それで食事となる。
 ご飯はお茶碗半分。おかずも2品ぐらいで少なめである。腹7分程度ではないだろうか。たまに弁当になると、多過ぎるように思う。
 通常は食べ終わるのが6時前。それから毎日ではないが、散歩がてらスーパーに買物に行き、30分程度は歩く。帰っても口にするのはピュアココア1杯。それで朝まで何も食さない。現在の体重は60kg前後になっている。
 運動はたまに膝の屈伸を50回。当初は30回でも辛かったが、いまは50回までOKだ。それに駅までの15分から20分をなるべく歩くようにしている。
 以上、さほどの努力をしているわけではなく、ごく自然体でそうなっている。たまに何かを食べたくなるものの、誘惑に耐えられる齢になったものである。読者諸兄の参考になればと記してみた。
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