団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

醜女の殺人

2010-01-31 16:10:07 | Weblog
 埼玉と鳥取で似たような女性による詐欺、強殺事件が起こっている。ようやく逮捕の段階に来ているが、不思議なのはあまりにもその内容が似ていることだ。
 連絡を取り合っているわけではないだろうが、詐欺と睡眠薬で眠らせ殺す方法。その前にさんざん金を巻き上げた挙句に、うるさくなったら黙らせる。そんな方法を、どこかのネットで知った可能性はあるだろう。
 しかもどちらの女性も飛び抜けた美人ではない。一般的には、なんでこんなブス、醜女(しこめ)に騙されたのかと思う。
 ここにひとつのポイントがある。美人はチヤホヤされ、多くはお高くとまっている。だから男のほうが警戒する。こんな美人に俺が持てるわけがない、と勝手に忖度する。男がいそうだ、と勝手に決める。
 だから、モテる女は顔の造作ではなく、演技であっても、相手に対する思いやりや女性らしい愛嬌と可愛さといえる。それでいて、美人でなくても男好きの顔なら、男はころりといく。
 今回の事件は、そうしたことを教えてくれるが、もっと深刻な問題がある。男でも同じだが、悪意をもって近づいてくる人間をどう見分けるかだ。
 飲み屋で気が合って、親しく付き合うようになるのは、よくあることだ。男同士なら別にそれ以上、踏み込まなければ問題は起きないが、男女ならやはり異性関係が生じることが多い。
 女性は騙しやすい男を物色している。目をつける男は結婚願望で金があること。付き合いが深まれば、女との生活を望むようになり、ほぼ女の言いなりになっいく。借金を頼まれても、女の言い訳を信じ、いいほうに解釈する。女を失いたくないから、人の忠告も聞かなくなる。
 女は、男がそこまでの気持ちになるのを待って、次々に金の引き出しにかかる。ここまで来れば、ほとんど舌なめずり状態だろう。
 この時点で女が逃げれば、結婚詐欺程度で終わる。男はいい勉強になった、と笑って済まされる。ところが殺人にまでいってしまった、ということが今回の事件の異様さだ。
 教訓を得るとしたら、やはりお金が絡んできたら、最大限の警戒心を抱くことだろう。他人にまとまったお金を借りる、というのはよほどの覚悟がいることだ。それをあっさりと切り出す神経を疑い、女の真意がどこにあるのか。
 そうした眼でみれば、また違った女の姿が見えてくる。それでも恋はやはり、盲目なのだろうか。
 
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ASUSのネットブックを買った

2010-01-28 16:18:54 | Weblog
 ASUSのネットブックを買った。価格コムで安いパソコンを探し、クレジットの分割払いで購入した。代金は3万4700円だった。
 実際は3万2800円ぐらいが最安値だったが、クレジットの分割払いが可能かどうかが優先順位で、その条件に当てはまる店で買ったわけだ。
 どうしてネットブックを買ったのか。実は5年ほど前に購入したダイナブックがあるのだが、バッテリーの駆動時間が短い。
 フル充電で3時間弱。あと1時間ぐらい持つだろう、と思って使っていると、パタッとパワーが落ちる。それで2~3回苦い経験をした。
 なにしろSOHOだから、午前中に外出して夕方に取材が入っていると、どこかで原稿を書いたほうが事務所に帰るより能率的だ。それでカフェなどでパソコンに向かうことが多い。
 古いダイナブックでいらいらして、まず交換のバッテリーを買おう、と思って調べてみたら、1万5000円もする。安いところを探す気もなくなって、それなら安いネットブックでもよかろう、と思って長時間の使用ができて3~4万円のものを探した。
 ダイナブックのバッテリー2本分そこそこでパソコンが買える時代になった。そして6セルバッテリーを標準搭載したASUSのネットブックに行き着いた。
 ASUSは台湾製だが、日本のメーカーのものはこれより2~3万円は高い。台湾や韓国勢に押され気味になるはずだ。
 いろいろな使用条件はあるだろうが、このネットブックは10時間ちょっと使える。これならフル充電しておけば、外出中は使えるから安心だ。
 うちに届いて、開封し、さきほどようやくソフウェアをインストールした。画面が小さいのはしかたがないが、やはり古いノートパソコンよりは、仕上げもよく使いやすそうだ。ただ小ぶりゆえか、バッテリーのせいで意外と重く感じる。これは辛抱するしかない。
 ダイナブックはいちどクラッシュして修理に出してからは、安定的に動いているが、いかんせんバッテリーがネックだった。ASUSが本当に10時間持つかどうかは使ってみないと分からないが、冷や冷やしながら使うことはあるまい。
 問題は、それよりもやる気の維持。せっかくのネットブックが無駄にならないよう緊張感を保っていきたいと思っている。パソコンも安くなったが、これはデフレではなく、ネットブックという新しいビジネスモデルが価格を押し下げた好例といえる。

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煙草の次は酒か

2010-01-24 09:29:12 | Weblog
 WHOが酒の規制に乗り出した。税金を上げろとか、健康被害を明記しろとか、各国にあれこれ注文をつけているが、もちろん勧告で強制力はない。
 しかし、たぶん長い時間はかかるが、煙草と同じ道を歩むことだろう。実際の意味は違うが、日本では百薬の長、といわれ、酒を健康的に捉えている。日本人はもともとアルコールに強くなく、酔っ払ってしまうから、それ以上は飲めない。
 ところが、欧米人はアルコールに耐性のある人が多く、いくらでも飲めてしまうから、アルコール依存症になる人が多い。ロシアなどでは、寒過ぎて飲まなくなてはいられない面もある。
 一概に健康に悪い、というだけではないが、アルコール依存症になる条件はある。拙著「団塊の世代の世間話」にも書いたことだが、それは3つある。
 まず身体が丈夫なこと。特に肝臓ではあるが、丈夫であるからいつまでも飲める。次に酒に強いこと。酔っ払わないから、これもいつまでも飲める。長い時間飲むためには、時間があること。つまり暇でなければならない。
 夕方、仕事を終えて終電まで飲んでいても、アルコール依存症にはならないだろう。憂さを晴らしているだけで、翌日の仕事に支障を来さなければ問題はない。これが毎晩になり、休日も昼間から飲むようになれば、かなり近い距離にいる。
 上記、3つの条件に当てはまるのが、定年後の団塊の世代である。そんな心配があるから、この項を書いているのだが、退職後、やることがない、仕事を退けば、いろいろあった付き合いが急減する、あれやこれやで寂しくなって、その気持ちを紛らわすために、酒に走る。
 そんなパターンが多くなる。だからこそ、仕事以外のネットワークを作っておかなければならない。趣味の仲間、学生時代の友人ら、地域の知り合い、仕事の中でも付き合いを延長できる知人など、定年後の人間関係の設定を考慮しておく必要があろう。
 一刻、酒にのめり込んでも、こうした人間関係が復活できれば、また新しい目標ができ、生きる気力も湧いてくる。
 とにかく酒は楽しく飲むことである。そして記憶のあるうちに杯を置く冷静さを保つことだ。記憶がなければ、その楽しい酒を思い出すことができない。我々60歳を過ぎれば、楽しい思い出を作ることが、生きることに通じている。と、思いつつ、また飲んでしまうのだろうなあ、というのが正直な吐露である。

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小林繁が急死した

2010-01-18 08:40:10 | Weblog
 ちょっと仕事で忙しく、ブログがお留守になっていたが、小林繁が急死した、というニュースを聞いてショックを受けた。
 心筋梗塞の突然死である。小林と江川の交換トレードは球界の伝説的なできごとになっているが、もうそういうことではなく、小林の選手として投手としてのガッツが素晴らしかった。長嶋のコメントは、当時のトレードを反省している。
 後年、小林と江川がコマーシャルで共演して、微笑ましいシーンがあった。選手同士に問題があったわけではなく、球界の資本の論理の犠牲者であったわけだ。どちらもそれから発奮して、短い選手生命を燃焼し尽くした。
 江川はクールな男と知られているが、小林の訃報に接して泣いたという。江川もまた同じマウンドで闘った戦士だったのだ。
 それにしても、人間は突然死ぬんだ、という思いを強くした。健康が大切という。その健康にいかに気を遣っていても、病気になっては健康は維持できない。だから病気にならないように健康を保つことが必要だが、結局は煙草をやめ酒をほどほどにして、いろいろと食い物に気を配り、血圧や血糖値などの検査をして、それなりに安心しているのだが、たぶん人によっては小林のように死はいきなり来るものなのだ。
 私の場合は、糖尿病よりは心臓が心配だ。心房細動により不整脈になった。一過性のものと思うが、心臓というのは他の臓器に比べて、異常の自覚症状が強い。発作性の心房細動になると、このままあっさりと逝ってしまうのではないか、という嫌な気分に襲われる。
 だからネットでいろいろと調べてみた。心室細胞が起こると、心臓麻痺というやつで死んでしまう。たぶん小林繁はこれだろう。心房細動による急死はまずないが、生きた心地はしない。
 治療法はあまりなく、それによって引き起こされる脳梗塞の手当として血栓治療が行われる。もうひとつは降圧剤による高血圧治療。現在、3つの降圧剤を飲んでいるが、相変わらず血圧は100~150ぐらいで推移している。高校時代からこんなもので、高血圧体質なのである。
 そんなわけで、あっさり逝けるものなら、その方がいいのだが、注文通りになるとは限らない。ただ、いつでも逝ける、という可能性があると、ちょっと身辺に気を配るようになる。もうそんな歳に、団塊の世代はなってきている。

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地上波テレビの惨状

2010-01-10 10:19:28 | Weblog
 テレビの嗜好はきわめて個人的なものだが、さすがに年末・年始の地上波のバラエティ的な特番は、なにも見なかった。
 ドラマで見た作品は『坂の上の雲』『龍馬伝』『相棒』と2時間ミステリーぐらいだった。あとは結局、撮りためた映画やミステリードラマなどを見て時間を過ごした。
 紅白ですら満足に見ておらず、歌番組やバラエテイなどは一切見る気がなくなっている。同世代の連中に聞くと、ほとんどがそうだという。いったいテレビは誰に向けて放送しているのか分からなくなる。
 いってみれば、コマーシャルの中に切り刻んだ番組をはめ込んでいるようなもので、地上波のテレビは、ニュース以外の役割はすでに終わっているのだろう。
 現在、BSは再放送とネットショッピングが主流だが、それでも外国の上質なドキュメンタリーを放送しており、CSは古い邦画や外国製のミステリーに見るものが多い。無残なのはUHF局でギャンブルが目玉となっている。
 特筆すべきはWOWOWで、特にドラマWの出来がレベル以上だ。映画と同様に、いい作品は金を払って見るもので、ただのモノにろくなものがない、という昔からの原則を体現している。
 最近では『一応の推定』、ちょっと前では『誘拐』がよかったが、もっともスリリングだったのは『空飛ぶタイヤ』。三菱のトラックのハブ事故を題材にした人間群像劇で、ドラマの最優秀賞をもらっている。レンタルもされているから一見の価値はある。
 以上のように、テレビは見たい作品のチャンネルを選ぶ時代に入っており、地上波の垂れ流しでは結局、ますます幼稚化していくのが実情だ。また世代ごとに見たいものがあり、音楽同様にそうした選別化が今後も進んでいくだろう。
 となれば、いったい地上波のデジタル化のバカ騒ぎはなんだろう。いくら映像がきれいになっても、中身がお粗末では誰も見なくなる。
 従来のテレビでもチューナーを買えば見られるが、ただUHFの専用アンテナがいる。素人がこれを屋根に設置することはできないから、電器屋を儲けさせることになる。
 液晶テレビなどにエコポイントもついて、政治と産業界が結びついた利権が大きくうごめいているが、ほんとうに地上波のデジタル化は必要なのか、という議論はあまり聞かない。
 アナログだって見られる従来型のシステムを残すことが、モノを捨てないほんとうのエコであり、人にやさしい政治になるのではないか。

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もう景気は良くならない理由

2010-01-07 09:22:16 | Weblog
 新年明けて、正月からいろいろとあるが、いまさら世の中を嘆いても始まらないし、まして民主党政治を糾弾してもしかたがない。
 恒例の新年会で、経済団体がいっていることは、押しなべて新興アジア市場に期待するコメントが金太郎飴のごとく目立った。考えていることはみんな同じで、トップ経営者といっても、ほとんどサラリーマン重役で、予め用意されたコメントをしているのだろう。
 ただ国内市場をどうするのか、というコメントはなかった。実際、国内経済の景気はもう上向くことはないのではないか。少子化とか高齢化という問題ではなく、人口構成の変遷がそうならざるを得ないのではないかと思う。
 現在、日本の人口の最大ボリュームゾーンの団塊の世代が20年前は40歳である。子供の成長期でもありローンもあって、可処分所得は少ないながら、市場により大きなお金を遣っていたろう。
 しかし現在は60歳。この60歳の人間が、どれほどのお金を市場に落とせるのか。この差は歴然としており、収入の実態に沿うことだが、たぶん40歳の時の半分程度であろう。
 ということは、最大の年齢層がこの有様であれば、かつて景気の良かった時代は、やはりそうしたボリュームゾーンの世代がより多くのお金を遣えた時代であったのであろう。
 しかも欲しいものがいっぱいあり、技術革新でモノが溢れる時代だった。現在も技術革新は続いているが、大抵は上積みではなく、よりコストダウンと便利さの代替品に変わるほうが多い。アナログからデジタルへ、という具合だ。
 ユニクロが好調という。この理由は、商品戦略もあるが、実際は子供からシニアまで幅広い客を取り込めることができたからだ。店に行けば、年配の夫婦が若者より多い時がある。
 すべての年代を相手にできれば、それだけ商機が広がる。幸い、団塊の世代もファッションに敏感で、子供と同じ服を着ることになってしまった。
 現在の好調企業は、ユニクロのようにすべての世代を相手にできる商品ラインアップを持っていることではないか。ソニーPSが任天堂に負けたのは、ここにも理由がありそうだ。
 すべてを世代で説明できるわけではないが、その世代が遣える金のボリュームこそが問題であるなら、マクロ的には過去の景気のピークを超えられるわけがない。だから外需に頼るしかない。
 ただ景気が良くならなくても、国民の満足度の高い生活が実現できればいいわけで、そういう視点で経済政策も行ってほしいものだ。
 いずれ少子化、高齢化が極限にまで来れば、適度な移民政策を実行していくことになるだろう。移民によって、また日本が元気になれればいい。

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警察官が多すぎて

2010-01-03 19:26:26 | Weblog
 初詣で今年は西新井大師に行った。けっこうな人混みで、お寺への入場は警察官に規制され、狭い参道をぼちぼちと歩き、お参りをした。
 3日の日に、日本橋で復路の箱根駅伝を見学した。こちらも大勢の見学者が押しかけごった返していた。ここにも警察官がボランティアに混じって、道路の規制をしていた。
 かくのごとく、人混みでは必ず警察官が出張り、人の流れを規制・監視して、無用のトラブルを起こさないようにしている。それもいいのだが、本来の仕事ではないような気がする。
 警察官はやはり犯罪の取り締まりが仕事である。人混み規制のために、我々は警察官に税金を払っているのではない。生活の安全のためであり、犯罪者をとっ捕まえるためである。
 そういうケースは、もっと柔軟に警察官は一定数にして、ボランティアを増やして対応するか、退職警官をもっと使うか、といろいろに方法はある。あるいは、人混み規制だけではないとしても、準警察官を創設してもいいのではないか。仕事は警察官の役割に準じ、犯罪を対象としない仕事を与えるものであっていい。それを民間に委託することも可能だ。
 こうした考え方は、医者にも適用できる。医者が足りないという。だったらもっと養成すればいいが、そのバリアが高い。それならバリアを低くして、かつての看護婦の正看・准看というレベルを作り、従来の医者に対して準医を創っていもいい。準医は医学校の4年ぐらいのカリキュラムで免許を与えるようにすればいい。
 従来の医者の専門性が高くなって、専門医をたらい回しにされる患者も多い。ならば専門医に行く前にも準医として総合医の診察を受けて、そこで解決できるならOK、できなければ専門医に回す手続きをする。そうした仲介的な準医を作ってもいいではないか。
 現状では大半の患者がここで解決するだろう。一定の規模以上の病院には、そうした総合医の設置を義務付ければ、病院の経営も楽になろう。ただ医師会などの反対は予想されるが、それなら代案を出させるべきだろう。
 弁護士の仕事が規制緩和で、司法書士にも拡大した。医者もまた可能のことだろう。警察官もまたしかりである。
 現行の制度の中で、矛盾が出て、それが臨界に達することでクラッシュが起こる。その前にどうにかしよう、というのが知恵である。
 民主党も政治制度を変えようとしている。加えて資格の制度も変えることで、もっと無駄を省くこともできるのである。そこにも手をつけてほしい。

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