団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

高血圧と鼻血

2013-04-26 08:41:02 | Weblog
 前日深酒をして、翌日発送や納品などで慌ただしい1日を送った夕方、突然鼻からタラ~となにかが垂れた。手の甲で拭うと、鮮血だった。
 まいたっなあ、と思い、ソファに座り、首を天井に向けて止まるのを待った。どうにか止まり、女房とスーパーに行った。そこで便意を催し、便座に腰掛け下を向いたら、またタラ~と滴った。慌てて、トイレットペーパーで拭い、すぐに出て女房に先に帰る、といってうちに向かった。
 またソファで同じような格好で治まるのを待った。大した時間がかからずに止まった。その夜はふつうに寝た。明け方、鼻から何かが流れて飛び起きた。また鮮血だった。4時頃だったか。それから、ずっと止まらない。上を向いていると胃に血が流れ込む。真っ黒のタール大便が出るのであった。
 止まったり流れたりを繰り返して、会社に行った女房からうちの近所の耳鼻咽喉科を教えられ、姉に付き添われて行った。
 医者は大して驚かず、突発的な高血圧と血液をさらさらにする薬のワーファリンのせいです、といった。鼻の穴にぐいぐいと軟膏を塗ったガーゼを入れて、これで止まります、と保証した。
 なんのことはない、その日の明け方に、詰め込んだガーゼを飛び出して、また血が吹き出した。こんどは9時前に、その診療所に行ったら、木曜日で休診日。しかたなく、駅のそばのもう一軒の耳鼻咽喉科に行った。その時点では、もう出血は止まっていたのだが、どうもガーゼを詰め込む時に、傷口に触ったようだ。帰って、小一時間したら、脱脂綿が赤く染まってきた。あわてて、また戻って再度、詰め込んでもらった。出血は少なかったが、まあ気持ち悪いものである。
 明け方に出血しやすいのは、高血圧になるのであろう。このまま出血が収まっていたら、最初の医者に行って、毛細血管を焼くことになっている。これで傷口は塞がり、再度の出血はないとか。
 ただワーファリンの量を減らす必要が出てくるようだ。これは内科の医師に相談しなければならない。
 出血してから、酒はダメといわれた。うちでも毎夕呑んでいるのだから、夕方5時頃から、まあ、なんとも間が持てない。夜の長いことおびただしい。
 ところが酒をやめてみると、翌日くらいから軽い離脱症状が現れた。それはひどく寒いのと喉が乾き、水分を多く摂るようになった。もうひとつは、なんとなく不安感の増大があった。依存症というほどの症状ではなく、飲まないなら、それでも済むようだった。
 2日目の深夜になって、これも収まってきた。3日禁酒し、土曜日に傷口を焼くことになっている。土曜日には飲めるわけだ。
 しかしここで考えた。離脱症状が出る、というのは深刻である。ちょっとマジに週に3日間ぐらい酒と縁を切ってみるか、と思っている。まあ、かつて10時以降は飲まない、と宣言したのだが、すっかり反故になっている。保証の限りではないことは、読者は承知している。
 

 エッセー「団塊SONGS」を配信中。毎日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://shashinjin.digiweb.jp

結局ミラーレス一眼を買ってしまった

2013-04-21 05:44:23 | Weblog
 先にミラーレス一眼を買うべきかどうするか、という迷いのブログを報告した。結局、買ってしまったのである。その経緯を書いてみたい。
 当初、安いなあ、と思っていたオリンパスのPEN Lite E-PL3 レンズキットは、価格コムの売価で最低2万980円までいった。さすがグラリと来て、カード支払いのページまで行って思いとどまった。意志が弱いなあ、と痛感した次第だ。
 現在の価格は2万2980円で、じわりじわりと高くなっているが、たぶんこの辺りで底値なのであろう。それより、オリンパスのPEN シリーズは、機種別の違いが分かりにくい。どこがどう違うのか、もう少しメーカーは親切なラインナップを考えてほしいものだ。
 次にグラリと来たのが、ニコン1のV1 ダブルズームキットだった。ダブルズームで、この機種は電子ビューファインダーを標準搭載している。売価は3万7980円だった。
 ううむ、と唸りながら、購入ページを行ったり来たりしていた。しかし、気持ちを吹っ切って約2週間が経った。
 どんな値段になっているだろう、とまた興味が湧いて、価格コムのページを見ていた。ふっと当初興味を持ったルミックスの売価を確認しながら、クチコミを読み始めた。
 カメラのキタムラで下取りセールをやっている。DMC-GX1X レンズキットを3万3800円で売っていることを書き込んでいた。しかも、どんなカメラも下取り価格は4000円だった。えっ、じゃあ2万9800円で買えるんだ、と驚いた。
 わっわっわっ、と思って、一気に購入ページまで行って、買ってしまった。分割払いもあって、それも利用できた。
 結局、このカメラのクラシックなテイストが気に入っていたのだった。プレミア一眼という触れ込みで、丁寧な造りのようでもある。PENは、ダイヤルなどを省いて、やや操作性が悪いらしいし、ニコン1は、コンデジに近く、どうも好きになれないデザインだった。
 結局、ミラーレスを買って、なにを撮りたいか、ではないのである。一種の所有欲、そしていろいろとカメラを触ってみたい、と欲求だった。そのためには、気に入ったテイストがないと満足しない。だからルミックスになったのだった。
 今日、カメラが届く。その前にキタムラのページを見たら、なんと3万2980円に値が下がっていた。価格コムにも勝つ最安値になった。わずか1日で値下がりした。まあ、こんなものだろう、と呆れているが、さて、果たして後悔はないか、あるか、やや戦々恐々で待っている。最後に自らを納得させるのは、商売道具だから、である。

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値段は安いがいいに決まっている

2013-04-11 14:52:16 | Weblog
 アベノミクスの効果で、円安、株高になって、なんとなく景気が良くなってきているような気がする。実際、輸出企業は円安で為替差益が発生し、決算上はいい数字になるだろうし、株高で株で儲ける人が多くなっているのだろう。
 円安は、これまで円高だったのだから、これはこれまでの損を取り返しているようなもので、株も株安がずって続いていたから、ここで損をカバーしよう、ということだろう。だから、かなりこの状態が続かないと、本当に儲かるまではいかないのが実情だ。
 問題は、我々の生活がどうなるか、ということだが、やはり物価高は困りものである。インフレ・ターゲットなどと囃し立てているが、そんなトリックみたいなことができるのかどうか保証の限りではない。
 そもそも円高が続いたのだから、なんで円安に一転したら、すぐに値上げが相次ぐのかよく分からない。円高でこれも儲けていたろうから、円高値下げにでもなっていたのか。そんな説明はどこにもない。
 どこかの評論家がいっていたが、デフレがなぜ続いたのかは、デフレが快適だからだそうだ。やっぱりモノの値段は安いほうがいいもんだ。待遇格差は別にしても、給料が上がる上がらない、というのは、本人の努力もあるもので、給料以上にモノの値段が安いほうがいいと思う。
 私もデフレというひと括りのものいいではなく、やはりモノの値段は安いほうがいい。当たり前である。モノの値段が上がるというのは、単に単価がアップするだけでなく、企業が努力しなくなる面もある。黙っていても、高い価格で通用するようになれば、そのまま売ろうとするだろう。
 ところがデフレだと、少しでも高く売りたいから、いろいろと工夫を凝らす。そこに汗と知恵が生まれる。決して悪いことではない。だからデフレの間に、きっと企業は体質的に強くなっていったのではないだろう。
 ただそれも限界があって、そろそろ黙っていても売れる時代になってほしい、というのが本音になるだろう。まあ、デフレとかインフレとかは別に、景気はいい悪いではなく、小さい変動幅で安定的な状態が理想だろうし、モノの値段もあまり変動がないほうが暮らしやすいだろう。そういうコントロールを最優先にしてほしいものだ。
 それ以上に、現在の状況を打破するような新しい成長の具体的なビジョンを打ち出し、少しでもそこに向かって進む、という形を明確にしてほしいものだ。それがあれば、いまを国民は辛抱できるだろう。
 最近、メタンハイドレート、オーランチオキトリウムなどの新しいエネルギーが期待できるニュースが多くなっている。日本も新しい時代になりつつあるのだが、それを少しでも早く実現してほしい、というのが国民の願いだろう。
 
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