団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

ガラケーに復帰

2016-10-28 14:39:23 | Weblog
 2年前に買ったスマホの割賦がやっと終わり、これで多少は電話代が安くなるかな、と思っていたら、意外と安くならない。月賦代は月に3000円ぐらい。通常の使い方で請求金額は7000円前後だから、3000円を引けば4000円ぐらいになるだろう、と見込んでいたが、6000円程度の請求が来た。
 たぶん割賦が終わり、なにかの割引サービスも終了になったのだろう、と判断したが、私の使い方から考えると、ちとバカバカしい代金だ。
 日常、電話をかけたり受けるのは日に2~3回あるかないか。スマホでEメールはやらず、SMSを使っている。たまに外出先でPCメールのチェックをするが、ほとんど緊急性はなく帰社してから確認すれば十分である。
 と考えていくと、スマホはいらないのではないか、と思えてきた。私のスマホは、現在のワイモバイルの前身のウィルコムDIGNO DUALといって、PHSと3Gの2つの番号が使えるタイプだった。ほとんど外には3Gの番号を伝えてきたので、PHSは無用だった。
 それで最初に考えたのは、通話のみのガラケーを買って、スマホは通話のないパケット定額にすれば、両方使えていいではないか、と思ったが、通話のないパケット定額というのはなかった。最低料金で2980円だった。ガラケーの通話のみは1000円ぐらい。両方でも5000円程度で収まるわけだが、しかしやっぱりスマホはいらないなあ、と迷い出した。
 それならガラケーを買って、メールやブラウザもやれるようにすれば、スマホの代用になるだろう、と思った。その前提には、3Gの番号が継続できるか、という問題だった。できなければ、相手先に電話番号が変わったことを伝えなければならない。
 これはやっかいだな、と思いつつ、販売店に行ったらOKだった。ホッとしてガラケーの見積もりをしてもらったら、機器代込みで3800円ぐらいだった。好みのガラケーの在庫がなかったから、翌日の契約にした。
 そして入庫の連絡があって、販売店に行く途中で気が変わった。やっぱり通話のみの契約で十分ではないか、と。そしてまた見積もりをしてもらったら、機器代込みで約2600円になった。通話は定額サービスで月払いの変動はなく、SMSが加算されるとか。
 それで決定。新しいガラケーを買った。スマホは2年半使ってみたが、前述の使い方ではバカバカしいものである。役に立ったのは入院中のワンセグぐらい。小さい画面でネットを閲覧する気にはなれなかった。
 あれこれガラケーを触っているが、やっぱり携帯電話というしっかりした感触がある。なんとなく安心している気分である。
 エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/

再びオーディオの話

2016-10-04 08:45:03 | Weblog
 またオーディオの話が続く。どんなCDがあるかと思い、いろいろと整理してみた。買った記憶もないCDもあって、あれこれと楽しめたが、ふっと気がついたのはMDだった。
 引き出しの奥に、50枚以上のMDがあるのを忘れていた。早速、それらを並べて中身をチェックした。ほとんどCDからのコピーで、そのCDは図書館から借りたものだった。
 それで、MDが聴けるのはケンウッドのラジカセしかないのだが、これはミニコンポのそばには置けない。考えあぐねて、ああっそうか、とまた気がついたのは、携帯型のMDプレーヤーがあったことだ。
 ホコリを払って買ったばかりのパイオニアのミニコンと接続してみた。音が出た。ただパワー不足で、MDの音量を最大にして、ミニコンは30ぐらいにボリュームを上げると、まずまずの音が出ることだった。
 これなら使えると、ミニコンのそばに位置を決めて置いた。そんなわけで、古くからあったCDもMDも生き返った。無駄にはならないものだ、となんとなく豊かな気持ちになってきた。
 こうなると、新しいCDが欲しくなる。最近は街中にCDショップがない。たまにバーゲンをやっているが不定期だから、やはりネットに頼らざるを得ない。
 ネットであれこれ見ていて、アマゾンのコマーシャルで、画面のど真ん中に昔好きだったジョージ・セルのベートーベン交響曲全集が表示された。値段を見たら2000円弱。ホントカー、と改めて確認した。確かにその値段で、ベートーベンのシンフォニー1~9番までが5枚のCDに入っている。 これは買い、とカートに入れた。明日届く。例えばカラヤンの同じ全集は8000円近ぐらいする。人気の問題もあるが、セルもカラヤンと肩を並べる。
 そんなわけで、ネット上の昔のクラシックのCDを見ていると、指揮者は昔のまんま。フルトベングラーやトスカニーニが依然として健在で、いかにクラシックの世界に革新が起きていないかを伺わせる。デジタル技術で音響は発達しているが、表現の進化は遅々として進まないのだろう。かえってそれが安心で聴き比べられるわけだ。
 じっくり聴くにはクラシック、BGMはポピュラーというのが私の楽しみ方だが、ミニコンポひとつ買って、縁遠くなっていたオーディオの世界がまた戻ってきた。
 何かに触発されることはあることで、ミニコンポを買って良かった、と思う。ちょっとしたことで新しい楽しみを発見する。それがまた何かにつながっていくのだろう、と思っている。
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