この夏、よく天気予報が当たらない、という指摘が多い。お隣の韓国では、気象予報官の更迭問題も起きている。
温暖化により日本が亜熱帯性の気候になり、これまで蓄積されてきたデータでは通用しなくなってきているのだろう。正確な予報が出せるまでの新しいデータは、まだ不完全で、それで天気予報が当たらなくなっている。昨日なども、雨の予報ではあったが、実際は晴れてカラッとした好天だった。ゲリラ的な集中豪雨も最近の特徴で、これもどこで降るのか、あまり当たらない。
天気予報はあくまで予報だから、当たらないこともある。だから当たらなくてもいい、というわけではないが、一般的には当てにされている。
それはいい。問題にしたいのは、外れたときの対応である。昔は、天気予報は気象庁が出して、それをアナウンサーが棒読みしていただけだったが、最近は気象予報士という資格を持った人が担当している。
ならば当然、公開された気象データをもとに、自分なりの分析をして発表するわけだ。大まかな予報はあるとしても、予報士によって個別での細かい違いも出てこよう。きっと内部では、当たった当たらない、と一喜一憂していることだろう。
それにしても、つい昨晩に「明日は午前中は雨、午後から回復するでしょう」と予報があったものが、朝からピーカンということはある。完全に外れているのである。
その予報をいった同じ人物が、朝の番組でまた気象予報をやっている。昨晩の予報のことはまったく触れない。これでは、いくら気象予報士とはいっても、信用は低下していくだろう。
同じ人物の場合は、それを顕著に感じるが、違う予報士ではあっても、やはり予報そのものの信憑性が揺らぐことは確かだ。
番組であるから、個人にその責任を負わすことは無理としても、我々が知りたいのは、なぜ外れたのか、ということだ。その分析をまずやってほしい。
気圧や雲の流れを表示し、これによって予報はこうなったが、実際の動きはこうで、それで外れた、というものだ。決してむつかしいことではない。それをすることによって、いい意味での緊張感も生まれる。
テレビはまったくそういうことがないが、ラジオでは同じパーソナリティと気象予報士が掛け合いで報道することが多く「昨日は当たりませんでしたね」とよくからかっている。テレビでは視覚的に報道できるのだから、過去1ヶ月間ぐらいの的中率の表などを見せたらどうか。
そして、せめて当たらなかった場合は、謝罪のひと言もほしいというものだ。ただ、そうなると晴れのち曇り、ところにより雨、なんていう予報が多くなるのはたまらないが。http://www.blogmura.com/ にほんブログ村
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天気予報はあくまで予報だから、当たらないこともある。だから当たらなくてもいい、というわけではないが、一般的には当てにされている。
それはいい。問題にしたいのは、外れたときの対応である。昔は、天気予報は気象庁が出して、それをアナウンサーが棒読みしていただけだったが、最近は気象予報士という資格を持った人が担当している。
ならば当然、公開された気象データをもとに、自分なりの分析をして発表するわけだ。大まかな予報はあるとしても、予報士によって個別での細かい違いも出てこよう。きっと内部では、当たった当たらない、と一喜一憂していることだろう。
それにしても、つい昨晩に「明日は午前中は雨、午後から回復するでしょう」と予報があったものが、朝からピーカンということはある。完全に外れているのである。
その予報をいった同じ人物が、朝の番組でまた気象予報をやっている。昨晩の予報のことはまったく触れない。これでは、いくら気象予報士とはいっても、信用は低下していくだろう。
同じ人物の場合は、それを顕著に感じるが、違う予報士ではあっても、やはり予報そのものの信憑性が揺らぐことは確かだ。
番組であるから、個人にその責任を負わすことは無理としても、我々が知りたいのは、なぜ外れたのか、ということだ。その分析をまずやってほしい。
気圧や雲の流れを表示し、これによって予報はこうなったが、実際の動きはこうで、それで外れた、というものだ。決してむつかしいことではない。それをすることによって、いい意味での緊張感も生まれる。
テレビはまったくそういうことがないが、ラジオでは同じパーソナリティと気象予報士が掛け合いで報道することが多く「昨日は当たりませんでしたね」とよくからかっている。テレビでは視覚的に報道できるのだから、過去1ヶ月間ぐらいの的中率の表などを見せたらどうか。
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