団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

総選挙後の感想

2017-10-27 11:13:29 | Weblog
 小池百合子の「希望の党」は見事にこけた。すでにあれこれと選挙の結果については、各界の識者がコメントしているから、別にいうことはないのだが、ただ希望の党に期待した当方としては、言い訳をしておく必要があるだろう。
 まず選挙に至る環境だが、左系メディアが安倍首相から小池百合子にターゲットを変えてバッシングをした。安倍さんもあれだけ追い詰められたのだから、小池百合子も抗しがたい。
どうして変えたのか。それは、安倍首相を貶めても致命傷を与えられないと判断した。そのベースにあるのは改憲。自民党をやっつけるより、小池新党を潰せば改憲のための3分の2の議席は難しい。よほどこちらのほうが近道で、見事に小池バッシングが始まった。
小池百合子も墓穴を掘った。例の「排除」のコメント。そんな言葉が「さらさら」と出るのは、驕りがあったからだ。その驕りは、都議選の大勝利だった。成功体験が謙虚さを奪い、全能のようにふるまった。
なんだか偉そうだなあ、と一般の有権者の神経を逆なでした。しかも希望の党の公約が子供っぽくて、ゼロを重ねて訴えたのも、有権者をばかにした行為だった。
 しかも国政に実績がない。そんな集団に任せられない、というのがノーマルな有権者の判断になったのだろう。
 自民党は勝ったというより負けなかった。公明は都議選以来のごたごたが響いた。立憲民主党がその間隙を縫って伸びた。まともな政党名で、政治を真面目にやってくれそう、というイメージを作った。民進党支援の左系と反自民の浮動票層を取り込んだ。共産の負けは、立憲民主党の影響であろう。
 共産、立憲民主党を加えた程度が、左系のボリュームということも分かり、政界自体はこれですっきりした。さて希望の党はどうするのか。ここで踏ん張って、しっかりと政党活動をしていけば、評価されるようになろう。いまじたばたして失笑を買うようなことがあれば、ずっと尾を引こう。
国民が待望しているのは、自民党に加えてしっかりした保守系野党の存在であろう。それが本当に自民党の受け皿になれるのではないか。

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総選挙の争点はなに?

2017-10-03 14:03:33 | Weblog
 とうとう衆院解散、総選挙になった。希望の党がクローズアップされ、その余波で民進党は事実上の解体になってしまった。希望の党、立憲民主党、無所属とばらばらになってしまった。
 反対にこれですっきりしたわけだ。保守、リベラル、極左が同居して、まとまりの悪い党という印象があり、それらをすべてクリアにして、一から出直したのだから、選挙民としてはありがたいだろう。
 ところで最大の争点は何になるのだろうか。たぶん消費増税になるのではないか。今でも8%を払うのに腹立たしい思いをしており、これが10%となれば、またモノを買わなくなる。景気は一気に急降下を描くだろう。
 希望の党はちゃっかりと増税凍結を宣言している。安倍さんは使い道を替える、と寝言をいっている。これでは消費増税で負けたようなものではないか。安倍政権は本当に勝とうと思っているのだろうか。
 もうひとつの争点が憲法改正。これは争点にはならないと思う。なぜなら希望の党も改憲派だ。選挙後、自民党と希望の党が手を組めば、やすやすと憲法改正に打って出られるわけだ。
 と考えると、改憲派にとっては理想の状態になる。こういう状況を誰が予想したろうか。あるいは誰かが絵を描いたのか。希望の党が民進党と合流までは小沢一郎が画策したのではないか、と噂されているが、まさか解体し分裂し、リベラル左派を追い出し、すっきりと希望の党に吸収されるとは想像の外だろう。
 というわけで、憲法改正の発議はたぶん選挙後に実現しよう。そして国民投票。日本は北朝鮮や中国が簡単に手を出せない国に生まれ変わる。安倍さんがよくいっていた戦後レジームの脱却が、これによってようやく実現する。
 これだけの政界の大変動がなければ、憲法改正はできないのではないか。こうなれば左翼系メディアの安倍下ろしも意味がなくなる。いま応援している小池百合子こそ、憲法改正の首謀者になるわけだ。まさに希望の党であったというべきか。

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