急に温暖化の論議が盛り上がっている。国連で16歳の少女が演説したり、環境相の小泉進次郎氏が「楽しく、クールにセクシーに」とその取り組みを表現したりと、なにかと話題になっている。
実際、温暖化の論議はむつかしい。そもそも因果関係がはっきりしない。歴史的には14世紀~16世紀に中世温暖期というのがあって、ここで農業生産が飛躍的にアップし、人口も増大している。
それから地球は寒冷期に入り、ずっと寒いまま、というのが定説であるが、それが急に熱くなってきたのは、化石燃料を燃やし続けて、二酸化炭素を放出しているから、というのが理由である。
要は、この気候変動について、ほかに理由が見当たらないから、化石燃料のせいにしているわけだ。化石燃料のせいだとしたら、人間がなんとかできる範囲だ。地球そのものの変調であったなら、人間が関与できないから、お手上げ。
しかし、本当に化石燃料のせいかどうかも、誰も分からない。ただ、各国がそれぞれ与えられた削減計画を遂行して、それで徐々に気温が下がってくれば、それに越したことはない。とはいえ、気温が下がる保証はなく、やってみるしかない、という状況だろう。
これには誰も反対できない。地球規模の大義名分だ。いずれ背を向けている米国も中国も協力せざるを得ない状況になってこよう。
むろん日本も協力するのは当たり前だが、なにしろ原発が止まっている。原発の代わりに火力発電所をまた作ろう、という計画だ。ヨーロッパの国から見れば、背信行為になるのだろうが、こちらも背に腹は替えられない。
まあ、再生エネルギーにシフトしつつ、コンパクトな発電設備を設置してしのいでいく、というのが日本の方向であろう。原発もいまの原発を廃炉・停止して、最新の高速ガス炉に転換していけば、地震国日本での事故の恐れもかなり低くなろう。
そうこうしているうちに、温暖化対策の効果も見えてこよう。それでも止まらない可能性はあって、次にどんな手があるのだろうか。
ツバルはいつ水没するのだろうか。北極でシロクマはいつまで生きることができるのか。南極の大氷床の崩壊はいつなのか。一方で、北極圏の覇権争い、凍土シベリアの開発、グリーンランドの行方、と温暖化にまつわる問題はわんさか。きっとすさまじい利権が絡み合っているのだろうね。
写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。
実際、温暖化の論議はむつかしい。そもそも因果関係がはっきりしない。歴史的には14世紀~16世紀に中世温暖期というのがあって、ここで農業生産が飛躍的にアップし、人口も増大している。
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要は、この気候変動について、ほかに理由が見当たらないから、化石燃料のせいにしているわけだ。化石燃料のせいだとしたら、人間がなんとかできる範囲だ。地球そのものの変調であったなら、人間が関与できないから、お手上げ。
しかし、本当に化石燃料のせいかどうかも、誰も分からない。ただ、各国がそれぞれ与えられた削減計画を遂行して、それで徐々に気温が下がってくれば、それに越したことはない。とはいえ、気温が下がる保証はなく、やってみるしかない、という状況だろう。
これには誰も反対できない。地球規模の大義名分だ。いずれ背を向けている米国も中国も協力せざるを得ない状況になってこよう。
むろん日本も協力するのは当たり前だが、なにしろ原発が止まっている。原発の代わりに火力発電所をまた作ろう、という計画だ。ヨーロッパの国から見れば、背信行為になるのだろうが、こちらも背に腹は替えられない。
まあ、再生エネルギーにシフトしつつ、コンパクトな発電設備を設置してしのいでいく、というのが日本の方向であろう。原発もいまの原発を廃炉・停止して、最新の高速ガス炉に転換していけば、地震国日本での事故の恐れもかなり低くなろう。
そうこうしているうちに、温暖化対策の効果も見えてこよう。それでも止まらない可能性はあって、次にどんな手があるのだろうか。
ツバルはいつ水没するのだろうか。北極でシロクマはいつまで生きることができるのか。南極の大氷床の崩壊はいつなのか。一方で、北極圏の覇権争い、凍土シベリアの開発、グリーンランドの行方、と温暖化にまつわる問題はわんさか。きっとすさまじい利権が絡み合っているのだろうね。
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