団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

日々雑感0323

2016-03-24 13:25:29 | Weblog
 とりあえずテーマを決めずに、身の周りや出来事を自由に気しているのが「日々雑感」
 たまたま夕べ、友人と新橋で待ち合わせたのだが、当初ちょっと遅れる、という電話があった。その時点で約束の時間まで45分程度あった。それまで軽く飲むか、と行きつけの店に行って、スマホを横に置いて飲み始めた。ところが待てど暮らせど電話がない。
 やがて1時間が過ぎ、1時間半が経った。どうしたのだろう、と遅れるという電話があった会社に連絡を入れた。とっくに出た、という。訳が分からず、彼のケータイに私に電話をくれるように伝えてほしい、とことづけた。
 すぐにスマホが鳴った。どうしたの、そっちこそ、とやり取りがあった。どうやら私の電話番号をケータイに記録していなかったらしい。待ち合わせ場所で30分程度待ったとか。私が行かずに待ちぼうけとなって、帰ってしまったという次第だ。
 私はてっきりスマホに電話があると思って待っていたわけだ。彼は来るものと思い込んでしまった。見事なスレ違いであったが、最初に彼が自分のケータイで電話してくれれば、こんなことにはならなかったし、私もちょこちょこと待ち合わせ場所に行ってみるべきであった。
 ケータイやスマホは便利には違いないが、それをあまりあてにしていると、やはり落とし穴があるものである。
 消費増税は、なんとなく延期ムードが高まってきた。衆参同時選挙になって、信を問うという話になりそうである。もともと自民党も賛成はしたが、消費増税は民主党の野田政権が決めたことだから、自民党は選挙で景気が良くならないのは民主党のせい、と言えるわけで、民進党? の出鼻をくじくことができる。
 私は何度も書いているがこの際、一般的な食料品は5%に下げ、他の消費財については10%にしてはどうか。これなら国民は納得するのではないか。
 ベルギーでまた自爆テロ。日本人も巻き込まれた。犯人はイスラム国の影響を受けたベルギー人だから、マークされていなかっただろう。日本でもテロが起きる可能性が指摘されているが、あるとすれば同じパターンであろう。イスラム過激派の考えに染まった日本人がやるかもしれないが、大義名分がない。
 ベルギーテロは十字軍の仕返し、という理由だった。日本がやられるとしたら、第二次大戦で侵略した国々の過激派だろうか。となれば日本人ではなく、コーリアかチャイニーズになろうが、仕返しよりは金が好きそうである。
 野球賭博の件は、どこの会社でもやっている賭け麻雀やトトカルチョの延長であろう。若者が年収何千万ももらっていれば、サラリーマンの掛け金とは桁が違うのが当たり前。あまり目くじらを立てることではないが、問題は八百長の素地を作る可能性があることであろう。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/

3月11日を迎えて

2016-03-14 08:21:31 | Weblog
 3月11日が過ぎた。当時も含めて、いろいろに震災の復興状況をメデイアは取り上げていた。ニュース性からいえば、それでいいだろうが、あまりに過剰な発信で辟易としている人は多いだろう。
 私が読んでいる新聞では、使用前使用後のように、震災前と震災後の写真を並べて、震災前がいかに豊かでハッピー、震災後は悲惨でチープな状況を比較していた。わざわざそういう写真を採用して、その差を際出させているわけだが、震災前にみんなそんなに幸せだったわけではない。
 人間の生活だったのだから、悲しみも不幸もあったろう。それが当たり前であり、すべてが震災で変わってしまった、という観点は、読者におもねっているとしか思えない。
 たんたんと事実を伝える客観的な報道姿勢がほしいところだが、それよりも被災地以外の人たちに、被災地のために何ができたか、というスタンスが必要だ。我々はなにができたのだろうか、という反省ではないか。
 せめてと思い福島産の農産物を買うように心掛けたのだが、実際は近所のスーパーではあまり売っていなかった。せめて福島産のコーナーを常設してもいいのではないか。きっと協力した人は多い。
 私は酒飲みではあるが、震災直後にスナックで福島産の日本酒を頼んだ。ママが近所のスーパーに走った。その程度のささやかな支援はできたのだが、それ以降は糖質の多い日本酒は飲めなくなった。
 あとはやはり福島周辺の地域に旅行に行くことであろう。これはまだ実現していないが、いずれ一泊二日ぐらいで行ってみたいと思っている。いまの福島なら、中国人の団体はいないだろう。かえって静かで落ち着いた旅行ができそうだ。
 こんなことぐらいでしか一般の人は協力ができない。それでも、そうしたことを意識しながら気にしてきたのが、この5年間であった。
 日本にとって最近では最悪の大厄災だった。神戸震災は限定的だったし、津波がなかった。今度の大震災で分かったことは、地震ではそうは死なない、最大の原因は津波であり、津波対策こそがなにより優先されるだろうし、あれだけの破壊を復興させるのはやはり5年10年単位で考えなければならない、ということがよく分かった。
 むろんまた大震災がいつ来るか分からないながら、やはり確実に時間はかかってもやることをやる、という覚悟であろう。それに協力がするのが住民に必要な意識であろう。
 以上のことは福島原発とは別物である。福島原発は天災というより、人為的な災害であろう。これはやはり司法の場で裁く必要がある。これも何年かかってもいいから、しっかりと取り組んでほしい。それが今後の原発の取り組みに利するからだ。
 最近、高浜原発の停止命令が司法から下った。そもそも40年以上は使わない、といっていたのがすぐに反故になる、この業界は腹立たしいほど利権の巣窟だ。もう原発からテイクオフしよう。それには既得権や利権から離脱しなければならない。本気で新しいエネルギー政策が求められている。
 エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2.com/