団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

いまさらのXPパソコン

2016-05-30 10:06:52 | Weblog
 さんざんネット上を探し回って、中古のXPデスクトップパソコンを購入した。価格は5300円、送料700円の6000円だった。デルのVostro200で、OSはXPプロフェッショナル。性能はCore2Duo2.4Ghz、メモリー2GB、HDDは160GB、光学ドライブはCD-ROMだった。
 ネット上のサンプル写真を見て、傷が少なそうなのを選んだ。買ったあとで価格コムのレビューを読んだら、起動時に爆発音がするとか、拡張性がないとか、評判は散々だったが、届いたのは意外ときれいで、起動時にもびっくりするような音は出ない。値段にしてみれば、まずまずの買い物であろう。
 どうしていまさらXPパソコンなのか。これが本題であるが、現在使っているパソコンはウィンドウズ7が入っている。仕事用に1台、そのバックアップ用に1台。テレビのそばに8.1のカラオケ練習用パソコン。
 バックアップ用のパソコンに、私の好きなトータル・ウォーのゲームをインストールしていた。ある時、いきなり使えなくなった。たぶん7のアップデートに対応していなかったのだろう。ネットでその解決策を探したが、そういう現象を指摘する声はあるが、有効な手段はなかった。それで7でも使える「将軍2」で適当に遊んでいたが、もっとも好きなローマとメディーバル2では遊べない。
 どうしたものか、とあれこれと思い悩んでいたが、たどり着いたのがXPのパソコンを買うことだった。金額はたぶん最安値で売っているジャンクワールドで入手した。
 そしてパソコンが届き、インストールした。すっきりとインストールができ、ゲームをやってみたが、メディーバル2のほうがちょっとカクカクした動きになる程度だった。あとで2GB増設して動きはスムーズになった。こうしてソフトが無駄にならず、安いパソコンで遊べるようにできるのはありがたい。 私の遊び方は、キャンペーンなどはやらずに、軍隊同士が対決する対戦モードで楽しむ。面倒なことはなく、ただ勝った負けたの世界だが、こうしたゲームを楽しめるソフトがなくなった。たぶんXPでゲーム関係は完成の域に達していたのではないか。あの頃はいろいろなゲームがあったし、値段も高かった。いまはダウンロードゲームばかりでありがた味も感じられない。
 トータル・ウォーも古いケームで、それが使えなくなっても話題にもならないが、それでも勝手にアップデートをするような今の仕組みは問題だ。どんなソフトが使えなくなるか分かったものではない。Windows10もその好例だ。
 中古パソコンが入っていたダンボールと緩衝材を使って、壊れていたパソコンをパソコン回収.comで処分した。ヤマト運輸に着払い伝票を届けてもらい、目の前で記入して渡して終わり。費用はかからない。これは簡単だった。何を買うにしても、ネットをうまく使うことが上手な買い物になる時代だ。
 さあゲームを楽しむか、という気持ちになるものだが、心境的にはいつでもできる環境がほしい訳で、時間も必要。隙間の時間でちんまりと楽しむことになるのだろう。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/

わが糖尿病

2016-05-24 11:36:18 | Weblog
 また私事になるが、糖尿病の治療のためインスリン注射をしている。朝2、昼2、夕4の単位で食事前にヒューマログというインスリンを射ち、寝る前に持効性のインスリンを6単位射っている。
 これが毎日。糖尿病の医者は、病院で医療指導をするだけで、在宅診療といって1回で5000円ぐらい取る。消耗品なしである。ほとんどぶったくりバーに近い。糖尿病の患者が多くいれば、クリニックなら安泰だ。
 これは制度だから文句を言ってもはじまらない。1日に1回は血糖値を計る。多くは食事後2時間経過後である。ある時、自分なりの実験をやってみた。それはインスリンの効き目と運動の効果を測るだめだった。
 昼の食事は、ほとんどジャムを塗った8枚切りの食パン1枚、小ぶりのバナナ、ゆで卵、低脂肪牛乳約200cc。血糖値を上げるのは炭水化物だから、この程度でそんなに上がるわけがない、と高を括っていたら、250もあった。次の日、食事後30分程度経ってから30分程度のウォーキングを行った。これで血糖値は200弱に下がった。
 そしてインスリンを射ち運動をすると、150以下になった。つまり運動で50、インスリンでも50程度は血糖値が下がる結果となった。となれば、やはりインスリンを射たざるを得ず、ウォーキングは糖尿病だけでなく、足腰を鍛えることにもプラスになるから、これも止められない。
 だから、旧来に比べると、糖尿病治療をやっていると、かえって健康になってきた。むろん酒は同様に飲んでいる。ただし糖質ゼロの焼酎である。
 ひとつ分かったことは、ウォーキングにはいい靴が必要なことだ。太っていた頃に買ったヨネックスの靴が痩せて楽に履けるようになり、それを履いてウォーキングをしているのだが、たまたま雨に濡れてスニーカー的な違う靴を履いたら、脚がぶれてしまって歩きづらくなった。ソールの形状が重要なのだろう。
 なるほどなあ、靴もいいものを履くというのが大切なことを理解した。ヨネックスの靴は前に進む推進力も感じることができる。価格は高いが、たぶん1万円以上の靴がフィットしていよう。
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停電の次はネット不通

2016-05-13 14:02:38 | Weblog
 被災に遭われた熊本県の人々の辛さが、ちょっぴりでも分かった気がした。それほど大げさなことではなく、久しぶりにマンションが停電し、翌日はネットも不通になった。その顛末を報告してみよう。
 朝10時、仕事をしているといきなりパソコンがダウンした。なんだなんだ、とフレーカーを見たが、シャットダウンはない。おかしいなあ、と思い、各戸に配布された通達をみると、今日10時から停電、3時半までとあった。おまけに断水もあって、その間はまったく仕事ができない状態になった。
 配布される文書はよく読んで置かなければならない、と反省。なんでもマンション全体の蛍光灯のブレーカーを交換する作業とか。これほどパソコンとネットに寄りかかって仕事をしていたのか、とつくづく思って、1日が過ぎた。
 翌日、朝にパソコンのスイッチを入れだ。当然正常に起動したが、なんだなんだ、とまた来た。インターネットが不通になっている。いろいろと部屋に設置してあるLANの機器をチェツクしても、まったく異常はない。
 ははあん、昨日の停電が原因ではないか、と思い、このマンションの管理会社に連絡した。相手は同様の不通が他の部屋でも確認されているといい、外部的な原因であることが分かった。ところが緊急対応で訪れた担当者は、200戸あるマンションで不通は4戸という。他の部屋では異常がないところもあるというから、なにがなんだか分からない。
 その担当者に勧められて、NTTの修理センターに電話した。長い間待たされ、出てきた女性に状況を説明とすると、マンションのNTTの集合盤の電源が落ちている、という。
 じゃあダメだよ、となったが、不通になっている各戸のVDSLに古いものが使われていると、昨日の電気が回復した時に、通電の負荷で壊れた可能性もあると指摘。じゃあ、誰が負担するんだ、と納得できない話になってきた。
 結局、NTTの修理マンが来て、集合盤を検査した。かれこれ2時間ぐらいかかったが、ようやく開通した。集合盤の中にあるパレットが破損していた。どうして4戸だけかは、集合盤に契約順から接続していったから、古い契約の部屋が不通になったわけだ。
 結局、経時変化による劣化。その程度の見込みは事前にチェックできないのだろうか。もうひとつは責任の所在。工事会社、マンションの管理会社、NTTとそれぞれがなんとなく逃げ腰。各戸の機器に不具合がある、といわんばかりでもあった。
 あまりにも仕事が細分化し分担され、責任の所在が曖昧になってきている。これで停電~ネット不通で1人半の時間を無駄にした。腹立たしいことである。
 
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トランプは外圧になるのか

2016-05-07 11:22:34 | Weblog
 どうやらアメリカの大統領選は、クリントン氏とトランプ氏の一騎打ちという様相を呈してきた。日本からすればどっちもどっちで、クリントン氏は親中派、トランプ氏はアメリカ第一主義で、あまり日本が眼中にない。
 そんな中で感じたことは、やはりトランプ氏の主張だろう。これまでのアメリカの世界戦略を見直して、世界各地に展開する米軍の経費を思い切って削減したい意向だ。本気で通用するかしないかは分からないが、ひとついえることは日本にとって外圧になるということだ。
 日本が国内の諸制度を革命のように変える時のきっかけは、ほとんど外圧である。かつては大陸の中国、そして明治維新、第二次大戦によって、日本は大きく変わった。
 つまり国内の中の保守と革新が、外圧によって入れ替わるわけだ。明治維新は幕府が倒れ藩閥政府が誕生した。太平洋戦争後では、軍部が潰え左翼が台頭した。前者は帝国主義国家の外圧、後者はアメリカの締め上げによる外圧だった。
 という目で見ると、今回のトランプ氏の提起した外圧は何か。日本の自主防衛である。アメリカは適当に手を引くから、あとは自分たちでやってくれ、といっているようなものだ。やっかいなのは、ここに核武装が絡んでくることだ。
 日本は相変わらず核アレルギーで、原発でさえまともに再稼働できないでいるが、これは地震国であるのだから、慎重になって当たり前ではあるが、核武装は別物である。
 もっとも効果のある核武装は原潜。これを5台程度造ってIRBMを搭載して、日本海から南シナ海などに泳がせておけば、支那も北朝鮮も手が出せない。もっともコストの安い抑止力になるだろう。
 ただこれまでは勝手に日本は米国の核の傘にいると思い込んでいた。トランプ氏の提起で、そんなものは政治でいくらいでも変わることが分かったわけだ。つまりアメリカの顔色をもう伺う必要などなく、西ヨーロッパ諸国のように対等に付き合える機会が到来したということではないか。
 国家の自立のチャンスなのである。これが保守、革新のどちらに利するかというのは、やはり保守に有利に働こう。革新系は結局、護憲派であり、嫌米的ではあるが、実際のところ本気で世の中を変えようとは思っていない。変えるなら憲法を変えなければならないからだ。ということは革新系は、日本が自立することは自縄自縛に陥ることになる。
 保守も憲法が変えられないとしたら、やはり戦後レジームの脱却は無理筋になる。ただ憲法などは解釈次第で、ここまで自衛隊が育っているのだから、このままやっていけばいい。あとは支那と北朝鮮を意識した核武装になるのだろう。
 こうしたことを通じて、国民が本当に国を守るという意識をしっかりと持つことではないか。戦後、学界、教育界、労働界、マスコミを覆った左翼勢力とその末裔たちにおさらばできる。それから真の保守と革新が築き上げられて、はじめて一人前の国家になるのではないか。
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