団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

結局は単純な事件だった東金幼女殺人

2008-12-07 08:49:22 | Weblog
 千葉・東金市の幼女殺人事件の犯人が捕まった。捕らえてみれば、結局はきわめて単純な事件だった。
 目撃情報、レジ袋の指紋など、たぶん早くから目星はつけていたのだろう。それにしては時間がかかりすぎているのが疑問ではある。
 まだ正確な動機は分かっていないが、たぶん目についた幼女に興味をもって部屋に連れ込み、いたずらをしようとしたが騒がれ、慌てて口を押さえたらぐったりした、という経緯だろう。
 なんの計画性もなく、ほとんど衝動的だ。部屋の窓から衣服を入れたレジ袋を投げ捨てるなど、無造作ですらある。
 犯人は、この事件のまえに仕事を辞めており、女性につきまとっている。
 仕事に行かなくなり、うちにいるようになって、独りになったことで犯人の中でなにかが芽生えたのだろう。
 たぶん、女性への異常な執着だ。社会から隔絶されたことで、社会的な相対的意識が希薄になり、なにをやっても許される、という自己肥大に陥ったか。
 この事件の問題は、やはり親の問題になる。いまさら教育云々ではなく、どうやって子供の犯罪を阻止できるかである。
 子供の犯罪によって、家庭は崩壊する。子供を信用するのはいい。しかし無関心であってはならない。
 子供の変化に目を配り、これまでの生活が一変するような動きがあれば、要チェックだ。
 多くの親は自分の子供は大丈夫、と思っていようが、なんら根拠はない。会話を多くして子供の言動から、そのシグナルを読み取ることが必要だ。
 その変化によっては、犯罪を起こす前に第三者に相談できるシステムも必要ではないか。犯罪事前防止相談室などを自治体の中に作ることもできる。
 そうやって少しでも、犯罪を防止できれば、ぎりぎりのところで家庭が守られるし、無用な被害者が出ることも少なくなる。
 犯人は母親と二人暮らしだった。母親の心痛には同情するが、事件に至るまでに家庭の中になにかが足らなかったのだ。
 自分の子供を犯罪者にしないために、なにができるのかを真剣に考えなければならない時代になった。
 ちなみに、これに関連したブログ記事に高いアクセスがあった。読者の方々も大いなる関心があったようだ。

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1 コメント

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溜息 (雅隆)
2013-09-20 04:48:58
典型的な「物事を表面からしか見られない」文章で笑ってしまいました。
結局指紋は検出されなかったことについてはどう考えてますか?
あなたに発達障害、知的障害者の孤独、苦悩がわかりますか?
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