ネットでお世話になっている楽天の社長まで出てきて、薬のネット販売規制に反対していた。楽天のビジネスに関わることだから、真剣にもなるだろうが、あまり熱くなると自分の商売を擁護しているだけ、と受け取られないから、ほどほどに。
それより薬のネット販売はどうなのだろうか。副作用のあるような薬がネットで堂々と売られている、というほうが驚きではあるが、私が常用している薬もネットで販売していた。むろん処方箋が必要で薬局でしか買えない薬だが、ネットで見ると値段が分かる。なるほど、この3割をこちらが払っているのだ、と納得した。
副作用の恐れのある薬は全面的に規制するか、許可するのか、という二者択一の論議になっている。
私の経験だが、薬の副作用があるかないかは、最初に飲んでみなければ分からない。飲んでみてなにもなくても、体調の悪いときには発現することもあるから、はっきりいって副作用での規制は無理がある。
規制派は、たぶん薬剤師などが多いだろう。ネット販売を認めれば、自分たちの頭越しに薬が動いて、商売にならない。それは困る、という理由である。だから副作用を持ち出して、患者の安全を主張するが、副作用というのは前述のとおり医者だってよく分からない。私の副作用も、カテーテル検査をやってみてはじめて分かったからだ。
ただ野放図に規制もなにもしないで、ネットでどんな薬でも取引できる環境というのも、どこかノーマルではない。みんな薬の扱いには慎重だからだ。
ひとつの折衷案として、医者から出された処方箋の薬なら、ネットでも買えるようにしたらどうか。
例えば、医者から出された処方箋にIDとパスワードを記入しておく。最初は薬局で処方箋に応じて薬を買い、注意事項をよく聞く。そのあとの2回目からは、IDとパスワードによってネットの薬の業者から買えるようにする。
利用する人は、薬の種類と量は処方箋の指示を守ることを条件にする。厚労省はネットの薬の業者がその規則を守っているかどうか監視する。
そうした環境を作って、条件付きでネットでも買えるようにすればいい。私は持病があって、総合病院に通っている。予約が3時とすれば、2時に行って採血。1時間以上待って診察が5分。まったく同じ薬を処方され、その足で薬局へ行く。これを6週間で繰り返しているが、症状に変化がなければ、薬を入手する儀式のようなものだ。
6種類の処方される薬で本当に必要なのは2種類。あとは血圧や高脂血症、胃薬などで大して必要はない。必要な薬をネットで保険なしで買えば、たぶん診療費と処方代を合わせたぐらいの価格になるだろう。しかも時間が節約できる。
そんなメリットもあるから、全面規制というのも大人気ない気がする。
カメラ・写真、フォトギャラリーの動向に興味のある方は「Web写真人」をご覧ください。また拙著「団塊の世代の世間話」の案内ページにもアクセスできます。「Web写真人」(http://shashingin.web.infoseek.co.jp)で検索できます。アクセスをお願い申し上げます。首都圏のフォトサロン/ギャラリー一覧を掲載。http://www.blogmura.com/ にほんブログ村
それより薬のネット販売はどうなのだろうか。副作用のあるような薬がネットで堂々と売られている、というほうが驚きではあるが、私が常用している薬もネットで販売していた。むろん処方箋が必要で薬局でしか買えない薬だが、ネットで見ると値段が分かる。なるほど、この3割をこちらが払っているのだ、と納得した。
副作用の恐れのある薬は全面的に規制するか、許可するのか、という二者択一の論議になっている。
私の経験だが、薬の副作用があるかないかは、最初に飲んでみなければ分からない。飲んでみてなにもなくても、体調の悪いときには発現することもあるから、はっきりいって副作用での規制は無理がある。
規制派は、たぶん薬剤師などが多いだろう。ネット販売を認めれば、自分たちの頭越しに薬が動いて、商売にならない。それは困る、という理由である。だから副作用を持ち出して、患者の安全を主張するが、副作用というのは前述のとおり医者だってよく分からない。私の副作用も、カテーテル検査をやってみてはじめて分かったからだ。
ただ野放図に規制もなにもしないで、ネットでどんな薬でも取引できる環境というのも、どこかノーマルではない。みんな薬の扱いには慎重だからだ。
ひとつの折衷案として、医者から出された処方箋の薬なら、ネットでも買えるようにしたらどうか。
例えば、医者から出された処方箋にIDとパスワードを記入しておく。最初は薬局で処方箋に応じて薬を買い、注意事項をよく聞く。そのあとの2回目からは、IDとパスワードによってネットの薬の業者から買えるようにする。
利用する人は、薬の種類と量は処方箋の指示を守ることを条件にする。厚労省はネットの薬の業者がその規則を守っているかどうか監視する。
そうした環境を作って、条件付きでネットでも買えるようにすればいい。私は持病があって、総合病院に通っている。予約が3時とすれば、2時に行って採血。1時間以上待って診察が5分。まったく同じ薬を処方され、その足で薬局へ行く。これを6週間で繰り返しているが、症状に変化がなければ、薬を入手する儀式のようなものだ。
6種類の処方される薬で本当に必要なのは2種類。あとは血圧や高脂血症、胃薬などで大して必要はない。必要な薬をネットで保険なしで買えば、たぶん診療費と処方代を合わせたぐらいの価格になるだろう。しかも時間が節約できる。
そんなメリットもあるから、全面規制というのも大人気ない気がする。
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